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新潟市・小2女児殺害事件:初公判 ! 殺意あったかなど争点の見通し !
犯罪を、犯しやすい性格・タイプとは ?
(www3.nhk.or.jp:2019年11月8日 7時57分より抜粋・転載)
去年5月、新潟市で小学2年生の女の子を殺害し線路に遺体を遺棄したとして殺人などの罪に問われている被告の初公判が新潟地方裁判所で開かれ、被告は「殺意はありませんでした」などと述べて、起訴された内容の一部を否認しました。
◆小林遼被告:わいせつな行為をしたうえ、首を絞めて殺害した !
新潟市西区の小林遼被告(25)は、去年5月、小学2年生の女の子(当時7)を、車ではねて連れ去り、わいせつな行為をしたうえ、首を絞めて殺害し、自宅近くの線路に、遺体を遺棄したとして殺人などの罪に問われています。
11月8日、新潟地方裁判所で開かれた初公判で、小林遼被告は、「首を絞めたのは間違いないが、静かにしてもらうためで、殺意はありませんでした」などと述べ、起訴された内容の一部を否認しました。
また、小林遼被告の弁護士は、「殺人罪は成立せず、傷害致死罪にあたる。わいせつの意図は、なかった」などと主張しました。
小林遼被告は、上下黒のスーツ姿で、まっすぐ裁判長のほうを見て、はっきりとした口調で答えていました。
このあと検察側は、冒頭陳述で、「被告は、仕事を無断欠勤し、車で下校途中の小学生の女の子を、物色した。そして、女の子に車でわざと背後から衝突し、路上に転倒させ、抱きかかえて、後部座席に連れ込んだ」と述べました。
そのうえで、「女の子が『お母さんに連絡したい』と泣いたので、黙らせるために、首を絞めて気絶させた。このあと、再び泣き始めたので、首を5分以上絞めて殺害した。その後、犯行の発覚を防ぐために、遺体を列車にひかせた」と指摘しました。
これに対し弁護側は、「女の子を車に連れ込んだあと、気絶させようと右手で6、7割の力で首を絞めた。別の場所に移動し、女の子が悲鳴を上げたので、再び気絶させる目的で、左手で口を押さえ、右手だけで同じような力で首を絞めた」などと述べ、被告に殺意はなかったと主張しました。
◆検察側:「犯行は冷酷非情で悪質」
検察側は冒頭陳述で、小林被告が女の子を連れ去るまでの経緯について、「被告は、仕事を無断欠勤して、下校途中の小学生の女の子を物色した。被害にあった女の子を発見すると、時速20キロから30キロのスピードで、車で接近し、わざと背後から衝突して、路上に転倒させ車の後部座席に連れ込んだ。
女の子が『頭が痛い』『お母さんに連絡したい』と泣くと、黙らせるために、首を絞めて気絶させて、連れ去った」と述べました。
そして「車の中で、女の子が意識を取り戻し、大声で泣き始めると、首を5分以上絞めて殺害した。その後犯行の発覚を防ぐために、遺体を近くのJRの線路内に運び込み、列車にひかせた」と指摘しました。
争点となる殺意の有無については、「首を絞めることは、人を殺害する典型的な行為であることや、首を5分以上絞めつけたこと、女の子の死後に救命行為を取らなかったことなどを、今後の裁判で立証したい」と述べました。
そのうえで「犯行は、冷酷非情で悪質なものであって、人命軽視の態度が甚だしく、動機も極めて身勝手で、強い非難に値する」などと指摘しました。
◆弁護側:「殺人罪ではなく傷害致死罪」
弁護側は冒頭陳述で、女の子が死亡した経緯について「女の子を車に連れ込んだあと、気絶させようと右手で6、7割の力で首を絞めた。別の場所に移動し、一度、気絶させた女の子が車内で目を覚まして悲鳴を上げたので、再び黙らせ気絶させようと右手だけで同じような力で首を絞めたもので、殺意はなかった」と述べ、殺人罪ではなく傷害致死罪にあたると主張しました。
また、遺体の遺棄については、「インターネットで検索し、線路に遺体を遺棄することを選んだ」とし、事件のあとの行動については、「翌日から会社には出勤せず、同居している家族には、出勤しているように見せかけて、生活していた」などと述べました。
そして、最後に「被告はみずからの犯行を取り返しのつかないものと悔いて反省している」などと述べました。
(参考資料)
T 犯罪を、犯しやすい性格・タイプとは ?
(thinking-free.comより抜粋・転載)
○犯罪者になりうる、6つの人格特徴
ドイツの精神医学者であるシュナイダーは、自分自身が悩むか、それとも社会が悩まされるような人格の異常を「精神病質」と呼びました。その中で、社会が悩まされる人格つまり犯罪者に多く見られるタイプを6つ挙げています。見た目にも犯罪を犯すような性格
◆爆発性精神病質:すぐにキレるタイプで些細な事でも気に障るとカッとなったり、いきなり暴力を振るう人です。一旦興奮すると自制が利かないので、感情のままに振る舞って、人に酷い暴力を加える事もあります。
◆情性欠如性精神病質:人間的な感情が欠如しているタイプ。良心や人に対する同情心、羞恥心、名誉感情などを持ち合わせていない事から、平然とウソをつき、人に危害を加える事に躊躇しません。冷酷な犯罪者に多く見られるタイプです。
◆狂信性精神病質:特定の考えを強く信じ、そのせいで周囲が、見えなくなってしまうような人のタイプです。宗教や政治活動にのめり込み、自分たちの行動や思想に疑問を持つ人、敵対する人などに対しては、罰せられると分かっていても、犯罪行為を犯す事があります。
一見犯罪を行うようには見えないタイプ
◆発揚性精神病質:明るく活発な反面、興奮しやすいタイプ。落ち着きが無く軽はずみなところがあります。感情の起伏が激しく、些細な事ですぐに、しかも極端に怒ったりするので、人と争う事が多い傾向があります。
◆意志欠如性精神病質:意志が弱く何事にも長続きしない事や人に依存する事が多いのが特徴です。悪い事をしないという抑制も弱く、悪い事と分かっていながら、ついつい犯罪を犯してしまう事があります。
◆顕示性精神病質:簡単に言うと、単なる目立ちたがり屋。出しゃばりで見栄っ張りでもあります。他人の注目をひくために自分を実際以上に見せるためなら、ウソもつくし人をだます事もあります。詐欺犯に多いタイプです。必ずしも犯罪と結びつくわけではないけれど・・・
このように犯罪を犯しやすいタイプとして挙げた6つの特徴は、実際に犯罪を犯した人間を鑑定した時に、このいずれかに当てはまる事が多く、また併せ持ったタイプもいます。
意志欠如性や顕示性タイプというのは、身の回りには結構いると思います。しかしこういう人達が必ず犯罪を犯すという事ではありません。あくまでも社会が悩まされる人格として6つの特徴が挙げられるという事です。もっとも犯罪こそないにしろ、程度の差はあれ、社会的には色々と迷惑をかけている事は、多いかもしれません。
U サイコパス(精神病質者)の特徴
(www.excite.co.jp:2015年4月18日より抜粋・転載)
1)良心欠如、2)他人に冷淡、3)平気でウソをつく、4)口が達者、
5)自分の行動に責任をとらない、6)罪悪感なし、7)自己中心的
◆特徴:
犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下のように定義している。(ウイキペディアより抜粋・転載)
良心が異常に欠如している。他者に冷淡で共感しない。慢性的に平然と嘘をつく。
行動に対する責任が全く取れない。罪悪感が皆無。自尊心が過大で自己中心的。
口が達者で表面は魅力的。
オックスフォード大学の心理学専門家ケヴィン・ダットンによると、サイコパスの主な特徴は、極端な冷酷さ・無慈悲・エゴイズム・感情の欠如・結果至上主義、である[1]。現状では、チェックリストのみが診断基準であるので医学的にサイコパスと同じ状態であっても反社会性がなければサイコパスとはならない。反社会性などの診断基準を満たす者は幼少期からの素行問題など行動面の異常を示すことが多い[2]。
日本国の精神保健及び精神障害者福祉に関する法律・第5条に、「この法律で『精神障害者』とは、統合失調症、精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害、精神病質その他の精神疾患を有する者をいう」と定義され、精神障害者に該当しつつ、保護の対象者と成る事を法的に認めているが、必ずしも全てが該当するとも言えず、時代相応の医学(科学)的な診断結果に基づいて判断される。
サイコパスの主な特徴は、極端な冷酷さ・無慈悲・エゴイズム・感情の欠如・結果至上主義、であり、サイコパスの人間の大部分は殺人を犯す凶悪犯ではなく、身近にひそむ異常人格者であるとされている。
しかし中程度以下のサイコパスであれば、社会的成功を収めることも多いとされている。サイコパスはその定義上、悪人とされる[3]。そして彼らが悪事に手を染める理由にはありとあらゆるものがあるとイェール大学の心理学専門家ポール・ブルームは断定している[3]。
V 平気でうそをつく自己愛性人格障害
(mora110.blog.fc2.comより抜粋・転載)
平気でウソをつく(都合のいい妄想)
・みえみえのうそをつきます。失敗をしてもすぐに埋め合わされ、プライドはすぐに復活します。
◆自分を正当化するために嘘をつく
・自分の身を守るため、話のつじつまを合わせるために嘘をつく
・周囲に対して思いやりに欠けた行動を正当化するために、もっともらしい理由を付けようとする。
◆注目を集めるために嘘をつく
・自尊心を保つため、虚栄感から安易に嘘をつく。
(大袈裟、話を盛る、つくり話をする、ホラをふく等)
◆ターゲットを貶めるために嘘をつく
・自分が勝る為には平気で事実を捻じ曲げ、他者を貶め、嘘もつく。
・客観的事実はどうでもよく、事実を勝手に曲げ、自分に対する錯覚を必要とあらばうそをつくこともかまわない。
●もともと、裏付けのない優越感ですので、話のつじつまを合わせるために嘘をつくこともありますが、本人には嘘をついているという意識はあまりありません。ときにはホラ話のように、話がどんどん大きくなっていって、どこまで本当なのか分からなくなります。
●仮病・心配・誇張・噂話などの演技的な言動をしてみたり、大げさに自分の感情や都合をアピールしたり、あからさまな嘘を堂々とついてみたりすることで、相手の注意・関心を自分にできるだけ引きつけようとする。相手の興味や活動が自分に向いていないことが耐えられず、常に自分への語りかけや承認を必要としている。―以下省略―
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