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完全に腐敗しきっているのが、日本の刑事司法である !
政官業癒着・自公政権下、検察・警察の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/11/07より抜粋・転載)
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1)〜12 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
13 )完全な無実の人間が犯罪者や
刑事被告人に仕立て上げられてきた !
政官業癒着・自公体制下、完全な犯罪が無罪放免とされて、完全な無実の人間が犯罪者や刑事被告人に仕立て上げられてきた現実を、私たち主権者がどう見るかが問われている。
無実潔白の「陸山会事件」では現職の衆議院議員であった石川知裕氏が逮捕、起訴され、有罪認定までされた。その過程で、石川氏は東京地検特捜部から任意で事情聴取された。
14 )その事情聴取の模様を石川氏が秘密録音していた !
その事情聴取の模様を石川氏が秘密録音していた。
石川氏に対する事情聴取内容が東京地検特捜部によって「捜査報告書」にまとめられた。
この「捜査報告書」こそ、小沢一郎氏が強制起訴される決定的な要因になった根拠とされたものだ。
ところが、この「捜査報告書」がでたらめだった。
石川氏が秘密録音していたために、「捜査報告書」がでたらめであることが白日の下に晒された。
15 )東京地検特捜部は、捜査報告書をねつ造した !
東京地検特捜部は、捜査報告書をねつ造したのである。
大阪地検特捜部が、元厚労相局長の村木厚子氏に対する、冤罪事案の過程で、フロッピーディスクの日付を一部改ざんした。
このことで大阪地検特捜部長と副部長が有罪認定され、担当検事は実刑を受けた。
東京地検の捜査報告書ねつ造事案は、大阪地検特捜部の犯罪と比較にならない重大で大規模なものである。検察全体が吹き飛ぶような前代未聞の巨大犯罪だった。
16 )検察が組織ぐるみで巨大犯罪をもみ消した !
ところが、検察が組織ぐるみで巨大犯罪をもみ消した。
米国ではあり得ない結末だ。
メディアが連日連夜、大報道を展開すれば、検察は巨大犯罪をもみ消すことができなかったはずだ。
つまり、この国では、メディアによるチェックが、まったく機能していない。
17 )パトカーが、4歳男児を跳ね飛ばして
殺害した凶悪事件を、マスコミは、追跡報道しない !
警視庁新宿警察署のパトカーが、横断歩道を青信号で歩行していた、4歳男児を跳ね飛ばして殺害した凶悪事件についても、追跡報道するメディアは1社も存在しない。
この現実に対して、私たちは黙認でいいのか。
当たり前のことを、当たり前に取り組む新聞記者が、クローズアップされるのは、当たり前のことを当たり前に行動しない市民が、増殖していることの反映でもある。
(参考資料)
T 「CIAの対日工作員」が幹部になる、米国・自民党従属が、検察の正体 !
1 歴代トップは、「全員CIAに留学」する東京地検特捜部
東京地検特捜部の歴代トップは、「全員CIAに留学」し、「CIAの対日工作員」としての徹底的教育を受け、日本に帰国するらしい。 この教育を受けた者でなければ、東京地検特捜部、そして日本の警察機構の中で、上層部に出世する事は出来ないそうだ。
防衛省・元事務次官守屋を東京地検特捜部が逮捕した理由は、表向きの増収賄等とは全く別の、米国諜報組織「CIAの対日工作」であった。
※CIAとは ?:中央情報局(ちゅうおうじょうほうきょく、英:Central Intelligence Agency、略称:CIA)は、外国での諜報を行う米国の情報機関である。
2 佐久間達哉・東京地検特捜部長の正体
(1) 佐久間達哉は、対米隷属・清和会系 の中曽根康弘に近い
東京地検特捜部長の佐久間達哉は1980年代に駐米日本大使館にいた。ここで「CIAの対日工作員」としての徹底的教育を受けたと思われる。 当時の駐米日本大使は大河原良雄であった。大河原良雄は、太平洋戦争当時から中曽根康弘とは戦友であり、駐米大使当時も中曽根の総理としての対米外交に二人三脚だった。
大河原良雄は、退任後に「財団法人世界平和研究所」の理事長になった。この法人は、外務省管轄ではなく防衛省の管轄であり、主な目的として、「日米関係を良好なものとし、中国の軍事戦略について研究する」というものであった。
そして、大名誉会長には「中曽根康弘」、そしてブレーンはあの「ナベツネ」だった。 ナベツネ&中曽根−大河原−佐久間は、生粋の「親米反中ライン」であり、さらには、同団体の研究主管の薬師寺泰蔵は、「竹中平蔵」とツーカーなのだ。 この団体は面白いことに、あの「柿澤弘治」も理事になっている
(2) 役所内で酒を飲みながら犯罪構想を
練る悪徳・東京地検特捜部長
役所内で酒を飲みながら「小沢一郎をぶっ殺せ」と喚く東京地検特捜部長
法務省職員の証言によれば、佐久間達哉東京地検特捜部長らのチームは、毎晩、庁内で酒を飲み、「小沢をぶっ殺せ」と喚いているらしい(週刊朝日2010年1/28号21ページを参照)。
仕事をする役所内で年末の仕事納め以外の時に酒を飲むのは、違法行為ではないのか。それとも東京地検特捜部長らのチームだけは、酒を飲んでもいいと言う法律があるのか。まず、東京地検特捜部は、人様に対してガタガタ偉そうなことを言う前に、自分たちが役所内で酒を飲むことの是非の説明責任を果たしてもらいたいものだ。
しかもその酒は税金で買っているのだろうから泥棒行為にも相当する訳で、二重、三重に違法行為だ。こいつらの仕事ぶりのいい加減さが、法務省職員の証言で見えて来る。
U 背筋も凍る「警察官僚」600人の正体 !
──安倍政権を護る「権力と情報の盾」
(news.kodansha.co.jp:2018年6月19日 より抜粋・転載)
朝香裕:『特権キャリア警察官 日本を支配する600人の野望』
(著:時任 兼作)
◆警察官僚は、安倍政権の「最重要官庁」となっている !
次々にスキャンダルが噴出しながら、安倍政権の支持率は、なぜか急落しない。倒れそうで倒れない。それを支えているのは誰か──。本書『特権キャリア警察官』は、警察庁のわずか600名のキャリア官僚=警察官僚が、その情報力と実行部隊によって、安倍政権の「最重要官庁」となっている実態を明かす。
著者の時任氏は、あるとき、旧知の警視庁捜査二課刑事からNHK会長M氏についての情報提供を求められた。時任氏は警察取材歴が長く、この刑事と定期的に情報交換する関係を築いていたが、二課の刑事がなぜそんな情報収集をしているのか、不審に思ったという。
時任氏が尋ねると、刑事は、さる警察庁大幹部の名前を挙げた。
「偉い筋からの特命ですから。これはやりますよ」
警察庁幹部からの「特命」だと明かしたのだ。
その後、M氏についての情報を求めていたのは、実は官邸中枢だったと判明した。当時、M氏は問題発言を繰り返し、安倍政権の足を引っ張っていた。その首をすげ替えるため、警視庁を動かしてM氏に関するネガティブ情報を集めていたのだ、と時任氏は書く。
◆警察の情報が、権力に直結している !
警察の情報が、権力に直結しているのである。
警察が集めている情報はそれだけではない。時任氏によると、政権批判で有名な女性新聞記者のプライベートや、週刊文春、週刊新潮記者の情報源まで収集しているという。こうした情報がいったいどのように「利用」されているのか定かではないが、文部科学省の前次官のインタビューが週刊文春に掲載される直前、前次官が新宿の出会い系バーに通っていたと暴露されたことは記憶に新しい。
◆30万人に及ぶ警察組織を握る警察官僚・600人 !
集められた膨大な情報のうち、明るみに出るのはごく一部だが、監視された当人にとっては、恐怖以外の何物でもないだろう。こんなことができるのは、全国47都道府県、30万人に及ぶ警察組織を握る警察官僚だけだ。
その総数は、わずか600人。毎年国家公務員総合職の難関を突破した東大、京大などのトップエリートが採用され、いまや財務省、経産省などをしのぐ人気官庁という。
◆入庁すると、ほぼ全員が、いずれかの
都道府県警のトップに就任 !
入庁すると、ほぼ全員がいずれかの都道府県警のトップ=本部長に就任し、数千人、ときには4万6000人(警視庁)に号令する立場となる。映画「踊る大捜査線」で柳葉敏郎が演じた室井慎次もそのひとりだが、特権を握るキャリア警察官は捜査一課や二課で刑事として働く実務はほとんど経験しない。ただ「指示・命令」する存在として採用され、組織のなかで出世を重ねていく。その過程で、政治との結びつきを強め、情報力を背景に影響力を強めていく。
◆杉田内閣官房副長官・北村内閣情報官は、警察官僚 !
現在、霞が関の高級官僚の頂点と言われる、「内閣官房副長官」の座にある、杉田和博氏も警察官僚。安倍総理にもっとも数多く会っている男と言われる、北村滋内閣情報官も然りだ。いまや警察官僚の動向は、官界のみならず有力政治家の注目の的でもある。
しかしこれまで、その実態は謎につつまれてきた。
時任氏は、警察取材を中心に25年以上の取材歴を持つベテランジャーナリストで、警察組織の内部に知人も多い。その時任氏が、あまりに肥大化し、強大な権力を握った「特権警察官」=警察官僚の実情をまとめたのが本書だ。
「日本を支配する600人」は、こんな面々だった。読むと背筋が寒くなる。
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