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関電は、森山元助役の恫喝に法的対応はとらず、
関電幹部は高額の金品を受領したままだ !
自民党体制・自公体制下の原発利権複合体の深層・真相 ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/10/11より抜粋・転載)
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1)森山栄治氏は、かつて部落解放
同盟福井県連書記長を、務めていた !
関電幹部が福井県高浜町元助役・森山氏から、高額の金品を受領していた問題に関して、元助役の森山栄治氏が、かつて部落解放同盟福井県連書記長を、務めていたことが取りざたされている。
森山氏は、1970年から2年間、部落解放同盟福井県連の書記長を務めていた。
この件に関して、部落解放同盟中央本部が、コメントを発表している。
解放同盟の福井県唯一の支部が、高浜支部で、1970年に県連とともに設立された。
部落解放同盟・高浜支部が、福井県連の唯一の支部であり、その所帯数も80世帯ほどの被差別部落であり、同盟員数に至っても、200名ほどの小さい県連のひとつであるとのことだ。
2)森山氏は、助役に上り詰め、高浜町全体に影響力を持つに至った !
森山氏は、1972年に書記長を退任し、解放同盟を離れ、同盟の影響力がまったくない状況時に、助役に上り詰め、高浜町全体に影響力を持つに至ったとのことだ。
解放同盟は、「一連の事件の本質が同和問題ではなく、原発3号機、4号機の誘致、建設に
あるということがここからでも理解できよう」としている。
ネット上の論調では、一部発言者が、森山元助役が、かつて部落解放同盟の役職に就いていたことがあることから、問題の図式が変わったとの論評を提示しているが、こうした発言自体が差別意識に基づくものである。
3)関電の報告書は、森山元助役が恫喝を繰り返したと記述した !
関電の報告書は、森山元助役が恫喝を繰り返し、関電側が被害者であったかのような記述であふれている。しかし、森山元助役が不当な恫喝を繰り返したのであれば、関西電力は企業として毅然とした対応を取るべきであった。
取締役会で対応を協議し、森山元助役に法に触れるような対応があったのなら、法的対応を取るべきであったはずだ。そのような対応は不可能でない。
毅然とした対応を示すことが企業の社会的責任でもある。
ところが、関電はこうした対応を示していない。
4)関電は、森山元助役の恫喝に法的対応はとらず、
関電幹部は高額の金品を受領したままだ !
関電幹部は高額の金品を受領したままだった。
1着50万円もするスーツを贈呈され、実際にスーツを着用していたのではないのか。
提供された金品を返却するために「一時的に保管していた」との弁明が通用する余地はない。
関電内部の調査報告書には次の記述がある。
森山元助役が示した「恫喝」のひとつとして紹介されている事例だが、「発電所立地当時の書類は、いまでも自宅に残っており、これを世間に明らかにしたら、大変なことになる。」との森山氏発言が紹介されている。
5)報告書:森山元助役は、関西電力と
何度も面談し、増設に関して依頼を受けた !
報告書では、森山元助役は、高浜原発3号機、4号機の増設時に関西電力と何度も面談し、増設に関して依頼を受けたと話していたとする。
このことに関して森山元助役は、当時の関電トップから手紙やハガキを受け取っており、それを保管していることを語っていたとしている。
重要なことは、これらの書類や手紙に、どのような事実が記載されているのか、を確認することだ。
森山元助役は、すでに故人になっているが、関係書類は、いまも保管されている可能性が高い。
これらの文書を確認し、内容を公表することが求められる。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
T 関西電力の原発マネー還流疑惑: 田原総一朗氏、関電幹部の“被害者顔”に
怒り心頭「冗談じゃない。これは賄賂だ !」
(headlines.yahoo.co.jp:2019年10/3(木) 23:47より抜粋・転載)
ジャーナリストの田原総一朗氏:
ジャーナリストの田原総一朗氏(85歳)が、10月3日、ツイッターに新規投稿。
原発事業を巡り、福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受け取っていた関西電力の幹部らが会見で、森山氏の恫喝を背景に断れなかったという趣旨の弁明をしたことに対し「冗談じゃない。これは賄賂(わいろ)だ」と一刀両断にした。
田原氏は、「昨日(2日)の関電首脳達の記者会見を見ると、元助役を悪者にして、関電側はまるで被害者のように振舞っている」と指摘した。
さらに「冗談じゃない。これは言ってみれば賄賂であって、当然幹部は辞任するべきなのにそんな気配はまるでない。無責任極まりない記者会見だ」と怒りをぶつけた。
関電の報告書には「無礼者!ワシを軽く見るなよ」「お前の家にダンプを突っ込ませる」
「お前にも娘があるだろう。娘がかわいくないのか?」などといった森山氏の恫喝(どうかつ)があったとされる記述があり、会見では、幹部からその内容が具体的に明かされていた。
U 関西電力の役員ら金品受領 ! 原発の「闇」徹底解明を !
(www.chugoku-np.co.jp:2019/9/29より抜粋・転載)
これが闇に隠れがちな「原発マネー」なのか。関西電力の役員らが、高浜原発の立地する福井県高浜町の元助役から巨額の金品を受け取っていた事実が明るみに出た。2011年から約7年間、20人が計3億2千万円相当の金品を受けた。
原発の立地は都市部を避け、過疎地に建設されてきた。関連の工事が地元業者を潤し、自治体は交付金などの見返りを受ける―。元助役から関電側に流れた金品は、そうした原発マネーである疑いが出てきた。原発事業の信頼性を損なう、重大な問題である。
誰がいつ、どんな金品を受け取ったのか。3月に亡くなった、森山元助役の目的は何で、原発事業にどう影響したのか。関電は、社外有識者による第三者検証機関を設け、事実関係を徹底的に解明するべきである。
元助役は在職時に関電との関係を深め、1987年の退任後も強い影響力を持っていたとされる。今回、地元の建設会社から原発関連工事の受注に絡む手数料として約3億円を受け取ったことが判明している。その建設会社は、2015〜2018年に、少なくとも計25億円に上る、関電の工事を受注していた。
金沢国税局の調べに対し、元助役は、関電の八木誠会長や岩根茂樹社長らに「お世話になっているから贈った」と答えていたという。岩根社長は「見返りになるような行為はなかった」と言うものの、誰が額面通りに受け取るだろう。会社法違反など、問うべき刑事責任がないかどうか、ただす必要がある。
関電は八木会長と岩根社長以外、受け取った人間と金品の額を明らかにしていない。公益事業者として透明性を欠くと批判されても仕方あるまい。
贈られた金品は、単純計算で、1人当たり1600万円に及ぶ。関電側が説明した、役職の祝いや中元などの名目としては常識を超す巨額である。「元助役が厳しい態度で返却を拒むので、関係悪化を恐れた」と岩根社長は弁解した。むしろ両者の癒着を示すものだろう。
会長と社長の2人は報酬減の処分を受けたが、辞任は否定している。これで決着としてはなるまい。
原発の関連工事費は、利用者である市民が支払う電気料金から出ている。その一部が関電役員らに還流した疑惑であり、黒白をはっきりさせない限り、利用者は納得できまい。
東京電力福島第1原発事故以降、関電は電力業界で存在感を示している。今年6月には岩根社長が、大手電力会社でつくる電気事業連合会会長に就き、原発再稼働を主導してきた。
それだけに、原発事業へのダメージは大きい。今回の問題で地元自治体や住民は反発を強めており、再稼働を目指していた高浜1、2号機への悪影響は計り知れない。他の電力会社にとっても逆風となろう。
元助役による付け届けは「何十年も前からやっていた」との証言もある。今回、税務調査の対象となった期間以前も繰り返されていたのではないか。
原発マネーの「闇」を解明し、うみを出し切ることを関電はできるだろうか。経済産業省も積極的に、調査に関与するべきである。その上で厳正な処分をしなければ、国民の理解は得られない。
V 独裁者より怖い、自民党体制・自公体制下の原発利権複合体 !
(kasakoblog.exblog.jp/い: 2011年 12月 20日より抜粋・転載)
★東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家・学者が、
一体となり、原発利権に群がっている !
独裁者よりはるかに恐ろしいのは、個人が見えない組織だ。
2011年は、金正日、カダフィ、ビンラディンの3人が死んだ。
(ビンラディンは“独裁者”といえるかは微妙だが)サダムフセインもアメリカに殺された。
憎い独裁者のせいで悪政が行われ、そいつさえぶっ殺せば、もしくはそいつさえ政権から引きずり降ろせば、社会がよくなるというのは幸せな国家だろう。
★最も恐ろしいのは、特定の悪玉がいない組織による悪政だ !
もっとも恐ろしいのは、特定の悪玉がいない、「組織による悪政」だ。
東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家・学者が、一体となり、原発利権の甘い汁を吸い続け、事故が起きてもなお、国民の安全をないがしろにして、自らの利益保持のためにとんでもないイカサマを行っている。
★原発利権で利益を獲得するシステムとルールに従って、罪の意識
も悪の意識もなく生きている原発マフィアのメンバー !
東電も原発メーカーも経団連もマスコミも、官僚も政治家も学者も、みんながみんな一人で“善なる”行為ができないよう、どんなに国民の安全が危険にさらされようが、自分たちの組織の利益が最大化することだけをもとに、組織に属する個人が、単なる部品として、それぞれの役目を果しているに過ぎない。だからそこに所属する人に、罪の意識も悪の意識もない。
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