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関西電力は、関西検察と深い関係があり、「法令違反」とされない可能性大だ !
政官業癒着・自公政権下、検察・裁判官の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/10/09より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)郷原信郎弁護士は、関電幹部の疑惑に斬り込んでいる !
元検事で弁護士の郷原信郎氏は、「関電経営トップはなぜ居座り続けるのか
〜「関西検察OB」との”深い関係”」:https://nobuogohara.com/2019/10/07/
で、この問題に斬り込んでいる。
郷原氏は10月2日の関電幹部による記者会見に出席した。
そこで配布された、昨年9月の「調査委員会報告書」の委員長の名前が「小林敬弁護士」であることに驚かされる。
8)小林敬弁護士は、「隠蔽のための作戦会議」に、加わっていた可能性大だ !
郷原氏は、小林敬弁護士について、「10月5日放送のTBS「報道特集」で取り上げられた関電の内部事情に精通した人物によるとみられる「内部告発文書」によれば、「コンプライアンス委員会が隠蔽のための作戦会議と化している」とのことであり、その「隠蔽のための作戦会議」に加わっていた委員会のメンバーが小林氏ということになる。」と指摘する。
郷原氏は、小林敬弁護士について、さらに、「小林氏は、大阪地検検事正として、村木事件の証拠品のFDデータの改ざん問題について、当時の大坪特捜部長らから、「過失によるデータ改変」と報告
されたが、何の措置もとらなかったことの責任を問われ、減給の懲戒処分を受けて辞任した人物だ。」
と記述する。
9)関西電力は、関西検察と深い関係が
あり、「法令違反」とされない可能性大だ !
詳しくは後段で詳述するが、要するに関西電力は、関西検察と深い関係を有しており、自分達の行為が、「司法判断」や「第三者委員会の判断」で「犯罪」や「法令違反」とされることがないという見通しを有しているのだと洞察する。
刑事上の犯罪を、警察、検察、裁判所との癒着で握りつぶすことによって悪がはびこる、悪が栄えるのが現在の日本の実情である。これを腐った国という。
郷原氏は、小林敬弁護士について、「大坪氏・佐賀氏らが、犯人隠避で逮捕・起訴され、有罪判決を受けて法曹資格を失ったのに対して、小林氏は、懲戒処分を受けただけだった。
それは、大坪氏らから「過失によるデータ改変」と報告されたために、過失としか認識しなかった、という理由によるものだった。
10 )郷原弁護士は、小林検事正と
玉井次席検事の責任を、厳しく指摘している !
しかし、2013年9月25日に大阪高裁で言い渡された、大坪氏らの控訴審判決は、小林及び玉井は、被告人両名の報告が、前田の行為により、過誤による改変が生じた、との内容にとどまったとしても、大阪地検の最高幹部として、重大事件における最重要の証拠である、データに手を加えたという重大な不祥事との認識を持って、被告人両名に対し、真相の解明を急ぐなど、迅速な対応を指示するとともに、上級庁にも直ちに報告すべきであった、と判示し、「過失によるデータ改変」を見過ごした、小林検事正と玉井次席検事の責任を、郷原弁護士は、厳しく指摘している。
11 )小林検事正が、事実を上級庁に報告
しなかった事について、重大な責任がある !
大阪高裁判決は、大坪氏・佐賀氏からの報告で、少なくとも「過失によるデータ改変」との認識はあった小林検事正が、その事実を上級庁に報告しなかった事について、重大な責任があると指摘しているのである。
しかし、小林氏の対応は、検察組織にとっては好都合だったと言える。「過失によるデータ改変」が仮に、報告されたとしても、高検・最高検が自主的にその事実を公表したとは思えない。
12 )小林検事正は、不正行為についての認識を
大阪地検内部にとどめ、当時の高検等検幹部を救った !
結局のところ、組織として「隠蔽」は変わらなかった、と考えられるのであるから、小林検事正が、「過失によるデータ改変」を上級庁に報告せずに「隠蔽」したことは、不正行為についての認識を大阪地検内部にとどめ、大阪高検・最高検に責任を拡散させずにとどめ、当時の高検・最高検幹部を救った功績とみることもできる。」
この功績が認められ、小林検事正は、検察職を辞して弁護士に転じた後に、関西財界の弁護士としての職務を、多数配分されたのだと見られる。―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
T 「CIAの対日工作員」が幹部になる、米国・自民党従属が、検察の正体 !
1 歴代トップは、「全員CIAに留学」する東京地検特捜部
東京地検特捜部の歴代トップは、「全員CIAに留学」し、「CIAの対日工作員」としての徹底的教育を受け、日本に帰国するらしい。 この教育を受けた者でなければ、東京地検特捜部、そして日本の警察機構の中で、上層部に出世する事は出来ないそうだ。
防衛省・元事務次官守屋を東京地検特捜部が逮捕した理由は、表向きの増収賄等とは全く別の、米国諜報組織「CIAの対日工作」であった。
2 佐久間達哉・東京地検特捜部長の正体
(1) 佐久間達哉は、対米隷属・清和会系 の中曽根康弘に近い
東京地検特捜部長の佐久間達哉は1980年代に駐米日本大使館にいた。ここで「CIAの対日工作員」としての徹底的教育を受けたと思われる。 当時の駐米日本大使は大河原良雄であった。大河原良雄は、太平洋戦争当時から中曽根康弘とは戦友であり、駐米大使当時も中曽根の総理としての対米外交に二人三脚だった。
大河原良雄は、退任後に「財団法人世界平和研究所」の理事長になった。この法人は、外務省管轄ではなく防衛省の管轄であり、主な目的として、「日米関係を良好なものとし、中国の軍事戦略について研究する」というものであった。
そして、大名誉会長には「中曽根康弘」、そしてブレーンはあの「ナベツネ」だった。 ナベツネ&中曽根−大河原−佐久間は、生粋の「親米反中ライン」であり、さらには、同団体の研究主管の薬師寺泰蔵は、「竹中平蔵」とツーカーなのだ。 この団体は面白いことに、あの「柿澤弘治」も理事になっている
(2) 役所内で酒を飲みながら犯罪構想を練る悪徳・東京地検特捜部長
役所内で酒を飲みながら「小沢一郎をぶっ殺せ」と喚く東京地検特捜部長
法務省職員の証言によれば、佐久間達哉東京地検特捜部長らのチームは、毎晩、庁内で酒を飲み、「小沢をぶっ殺せ」と喚いているらしい(週刊朝日2010年1/28号21ページを参照)。
仕事をする役所内で年末の仕事納め以外の時に酒を飲むのは、違法行為ではないのか。それとも東京地検特捜部長らのチームだけは、酒を飲んでもいいと言う法律があるのか。まず、東京地検特捜部は、人様に対してガタガタ偉そうなことを言う前に、自分たちが役所内で酒を飲むことの是非の説明責任を果たしてもらいたいものだ。
しかもその酒は税金で買っているのだろうから泥棒行為にも相当する訳で、二重、三重に違法行為だ。こいつらの仕事ぶりのいい加減さが、法務省職員の証言で見えて来る。
U 裁判所と裁判官の暗闇 !
(元裁判官生田暉雄弁護士が証言する)
(1) 最高裁は裁判官に憲法違反の統制をしている
裁判官というのは、みんな自分は勉強ができると思い込んでいるので、人よりも落ちると言われることに一番弱い体質なんです。比べられて落ちると言われる ことにです。 そういうことから、これを逆手にとれば、一番、裁判官を「うまく統制できる」ということになります。現在、最高裁は裁判官に「憲法違反の統制」をしています。
それは どういうことでやるかといいますと、裁判官になって20年目までは、月給はみんな平等に上がっていきます。20年目までが4号と いうところです。 「21年目」に4号から3号になるかどうかということで、「ふるい」にかけられるわけです。3号にならないと「裁判長」にもなれません。
それから、4号から3号になる 「給料差」ですが、これはだいたい2000年、平成12年の基準でいきますと、4号俸の月額が90万6000 円、3号俸になると106万9000円で、16万3000円差があります。毎月で16万3000円違って、これがボーナスや諸手当、給料の1割がつく大都市手当、それらを 合わせると、だいたい年間で、「500万円」の差になる。結構大きいんですよ。
だけど、その給料差だけじゃなしに、相手は3号になったのに、会合の座席 でいえば、自分を飛び越して「上座」に行っちゃったのに、自分は行っていないという、こういう屈辱感みたいなものも大きいんですよね。そういうことで、非常に「3号」にみんななりたくて仕方がない、21年目ぐらいからは。
(2)最高裁に嫌われないため検事の要求と違う判決は出さない !
だけど最高裁は、どういう要件があれば、3号になって、どういう要件がなければ、3号にならないかという基準を明らかにしないのです。だから、こういう行動をとっていたら、最高裁は自分を嫌わないだろうかとか、最高裁に評価されるんじゃないかということを非常に気にして生活や判決もします。
だ から、まず考えられるのは、組合関係の判決なんかで、検事と違うような判決を出せば、まず最高裁からもにらまれるであろうということ は、推測は立ちますから、検事の要求と「違うような判決」は、まず出さないと思います。裁判官としてはまず出さない。
(3)最高裁に気を使うヒラメ裁判官が多い理由は ?
そういう最高裁が何を考えているのかという、上ばかりを見るというので、「ヒラメ裁判官」といわれています。ヒラメというのは海底で砂 の中にうずくまって、目だけを上に上げて生活しているらしいのですが、そういう上ばかり見ているというので、ヒラメ裁判官という。そういうことです。
給料をそういうふうに餌にする。それで3号にならないと、2号にもならない、1号にもならない。1号にならないと所長にもなれないということです。給料で、1号と4号とでは、月にして30万円 以上の差がありますから、これが年間になって、諸手当、ボーナスから全部含めますと、「1000万」くらいの差になってくる。
それから、退職金も全部そういう ことで計算されてきますから、生涯所得では相当の差になってくるということです。みんな3号、2号、1号に早くなりたいということで、最高裁の方ばかりを向いて仕事をする。
(4)検事提出の自白調書を信用するのは「給料差別」による餌があるから !
(5)最高裁はウラ金とウラ取引で裁判官・学者等を支配 !
(6)GHQにうまくだまされた日本人 !
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