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危機管理の鉄則は、最悪を想定して、事前に、備えるべきである !
民主党政権下、東日本大震災の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/10/07より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)千葉県を管轄する東京電力は、停電の復旧
について誤った情報を発信し、県民を混乱させた !
千葉県を管轄する東京電力は停電の復旧について誤った情報を発信した。
このことも混乱に拍車をかける重大な要因になった。
安倍内閣は内閣改造騒ぎで台風被害に対して真摯な取り組みを示さなかった。
また、森田健作氏が知事を務める千葉県も激甚災害に対する迅速かつ適切な対応を示さなかった。
台風による被害の深刻化と拡大は、安倍内閣および千葉県、東京電力による対応の不適切さによる「人災」の側面が強かったと言わざるを得ない。
8)台風15 号の被害について、政府、
千葉県、東京電力の対応は、遅れに遅れた !
広域停電の長期化という深刻な事態に対応して、早期に、停電解消に向けての人的資源、物的資源の集中配備が必要だったが、政府、千葉県、東京電力の対応は遅れに遅れた。
臨時国会ではこの問題をも大きく取り上げる必要がある。
台風15号によって甚大な被害を受けた千葉県の広域で、いまなお、被災者が苦しんでいる。家屋の損壊の修復には長期の時間が必要であり、応急措置さえ十分に施されていないのが現状である。
9)台風19 号が日本に襲来すれば、二次的な被害が拡大する可能性が高い !
この状況下で、新たな台風が接近すれば、二次的な被害が拡大する可能性がある。
台風15号の進路が30キロ程度西にずれていれば、都心部が壊滅的な被害を受けた可能性が高い。
台風進路の東側と西側で台風の影響が大きく異なるために、千葉市以西の地域では台風15号の影響をさほど深刻には受け止めていない。
しかし、まさにギリギリのところで都心部は激甚災害を免れたことになるのだ。
2011年3月11日に発生した東日本大震災による地震と津波によって東京電力福島第一原発が人類史上最悪レベルの放射能事故を引き起こした。
10 )東日本大震災で、福島第一原発の4つの建屋は、爆発で損傷した !
福島第一原発の1号機、3号機、4号機の建屋は、爆発で損傷した。
2号機は建屋の爆発は発生しなかったものの建屋上部が1号機の爆発によって損傷したため、最も多くの放射性物質を放出したと見られている。
福島第一原発は放射能事故によりチェルノブイリ原発事故に接近する放射性物質を放出したと見られている。たまたま、福島原発が放射性物質を放出した時間帯に西寄りの風が吹いていいたため、被害は最小限に抑制された。東向きの風が吹き、大量の降雨があったなら、東日本全域により深刻な被害が広がった可能性が高い。
11 )東電は現場からの職員の撤退をして
いれば、日本は国土を喪失した可能性が高い !
飯館村や浪江村の被害が深刻になったのは、3月15日の午後に南東の風が吹き、原子炉建屋爆発以降初めての降雨があったからだ。東電は現場からの職員の撤退を検討した。
仮に撤退が行われていれば、日本は国土を喪失した可能性が高い。
半歩誤れば、取り返しのつかない事態が発生していたにもかかわらず、その後の電力会社と政府の対応を見ると、この事実を完全に無視していると言わざるを得ない。
12 )原発の多い日本では、巨大地震は、
日本の国土すべての場所で発生し得る !
巨大地震は、日本の国土すべての場所で発生し得る。
原発直下に活断層が存在する可能性を、まったく否定できない。
多くの活断層は地震が発生した後で存在が確認されている。
現時点で活断層の存在が確認されていなくても、そこに活断層が存在しないことにはならない。
しかも、日本の原発は発生し得る地震の揺れに耐え得る構造になっていない。
日本では、2008 年6月14日に発生した、宮城岩手内陸地震で、4022ガルの地震動を観測している。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
○民主党政権下、東日本大震災が人工地震であったと考えられる理由は ?
(blog.goo.ne.jp:2011-04-02 06:08:04 より抜粋・転載)
1.発生の日付
政権交代した、民主党政権の時、地震が発生した、3月11日というのは、現在の憂鬱な世界情勢のきっかけとなた「米国同時多発テロ」や日本を地獄に引きずり込んだ「郵政選挙」があった、9月11日のちょうど半年後の日付である。いかにもユダヤのやりそうな芝居がかった日取である(民主党政権を破壊し、対米従属・自民党政権を復活させたかった )
2.地震の特徴からみた理由
(1)3回の巨大地震が重なっていたこと
気象庁の分析によれば、この地震は単一ではなく、3つの地震が連動したものと解析されており、東大地震研究所の分析によれば、最初の大きな断層破壊は宮城県沖で起き、その数十秒後に同じく宮城県沖の1回目よりさらに沖合いで再び起き、さらに間髪をいれずに、三つ目の断層破壊が茨城県北部の、陸に近い沖合で起きている。
気象庁地震予知情報課の課長が「5分前後かけて連続して発生するという、複雑な起こり方をしている。極めてまれで、気象庁の観測で初めての経験」と述べていることからも判るように、偶然に3つの地震が異なる場所でほぼ同時に発生するというのは、出来過ぎであり、人工的に引起されたと考える方がむしろ自然である。
日本のテレビ・新聞は、人工地震を隠蔽するため、地震波を報道しなかった。
(2)1994年スマトラ沖地震との類似性
1994年スマトラ沖地震も、人工地震ではなかったかと疑われているが、以下の点で両者は類似している。両者が同様の手法で発生させられたものとすれば、こうした類似点が出てきてもおかしくない。
@ 数百キロ〜千キロという長大な領域で発生したこと(≒数百キロ〜千キロという壁のように長大な津波が発生したこと)
A 岩盤の破壊が3段階で進行したこと(≒3つの大地震が偶然重なったこと)
B 断層のずれは逆断層型であること
C 断層面が平行に近い衝上断層(断層面と水平面のなす角度が45度以下の逆断層で震源が浅い)であること
3.米軍の動きからみた理由
(1)空母ロナルド・レーガンの到着が早すぎ
(戦後自民党体制の覇権国家は、米国である。自民党政権・自公政権は、対米隷属が実態である。)
空母ロナルド・レーガンを含む約20隻の艦船が3月13日には、宮城県沖に到着している。空母ロナルド・レーガンが偶然日本の近海にいたということは無きにしもあらずだが、所属の異なる残りの艦船まで偶然近くにいたというのは不自然。
また、空母ロナルド・レーガンが帯同する艦船には、予め強襲揚陸艦エセックス, ドック型揚陸艦トーテュガ、ハーパーズ・フェリー、ジャーマンタウンといった救援活動に如何にもうってつけの艦船が含まれており、そのうちエセックス、トーテュガに至っては空母ロナルド・レーガンとは別の第7艦隊所属である(第7艦隊旗艦のブルーリッジの名まである)。
どうも準備がよすぎる。予め地震の発生を知っていたとしか思えない。
(2)作戦名「Operation Tomodachi」の命名の異様さ
地震発生の翌日には「Operation Tomodachi」が発動されているが、漫画家浦沢直樹のヒット作「20世紀少年」の中では、自ら大掛かりなテロを仕掛けながらマッチポンプで救世主として日本の最高権力者に君臨する宗教団体の教祖の名が「トモダチ」という設定となっている。
ここで描かれている宗教団体は、リチャード・コシミズ氏風でいうテジャク大先生のところと、オウム真理教を重ね合わせたようなイメージで描かれており、ユダヤ陰謀論者からは近々起る終末テロの「仕込」ではないかと噂されていた。
4.米国に都合がよすぎる地理的偶然性
(1)小沢一郎の中選挙区制時代の地盤が大被害
甚大な被害を蒙った大船渡市・陸前高田市は、中選挙区時代の岩手二区で、米国が目の敵にする小沢一郎氏の地盤である。「陸山会」の土地購入をめぐるでっちあげ事件で刑事被告人とされている大久保隆規氏の自宅も津波の被害にあい、避難所生活をしているとか。大変お気の毒なことである。
(2)福島第一原発が壊滅
巨大地震を発生させるだけのキャパシティを持つのは、東日本の太平洋沿岸(太平洋プレート・ユーラシアプレート・フィリピンプレートの境界)であるが、そこに隣接する原発は福島第一・第二、女川、東海第二、東通、浜岡である。
福島第一は、その中で最も設計が旧い、米国GE社製の原子炉を使用しており壊れやすく、米国が脆弱性を知り尽くしている点でも都合がよい。
また想定被害の程度が米国として手ごろであった。つまり、浜岡原発だと被害が大きすぎて日本全体の利用価値が無くなってしまうし、東通原発では首都から遠すぎてインパクトが弱すぎる。
5.米国に都合がよすぎるタイミング
プラザ合意以降の大局的な動きから言えば、いよいよ植民地日本からの収奪の最終段階に入ったことになろう。以下具体的に目に見える点についてコメントしてしてみる。
(1) TPP加盟を渋る日本に脅しをかけるにちょうどよいタイミングである
これまでTPP加盟により、関税自主権を放棄し、米国の属国としてのポジションを確定的にすることを強要されてきたが、日本国のドメスティックな権力者達(官僚・大企業)も、さすがに自らの権力基盤が失われることを恐れて首を縦には振れなかった。
そこでこの度、脅しを実行に移した訳である。で、これで終わりかと言うと、そうではない。さらに拒否すれば、次は浜岡がやられる。
(2) 従米亡国政権の延命が待ったなしの状況であった。
23年度予算の見通しも立たず、菅直人政権は風前の灯火であったが、見事延命に成功した。米国の手下に成り下がった共産党まで協力してくれるんだからありがたい話やねエ。
(3) 普天間飛行場の辺野古移転が暗礁に乗り上げていた。
今回米国に助けていただくという外観ができることで、米国の希望は受け入れざるを得ない空気ができつつある。
(4) 前原の後釜を作らなければならない情況であった。
見事、枝野の売り出しに成功した。しかし話の中身は何にも無くてもテレビに出てるだけで、その人の存在感が増してくるという人間の心理は悲しくも面白い。この私ですら(私ですらですよ)大震災前より枝野がどこか偉く見えてしまうのである。
ちなみに、前原はまた復活します(もうええっちゅうに・・・)。―以下省略―
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