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目黒虐待死事件:結愛ちゃん母に 懲役8 年実刑判決 !
東京地裁、虐待の連鎖を防ぐ
犯罪を、犯しやすい性格・タイプとは ?
(www.asahi.com:2019年9月17日21時58分より抜粋・転載)
朝日新聞デジタル・阿部峻介:
東京都目黒区で、船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5)を虐待死させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の優里(ゆり)被告(27)の裁判員裁判で、東京地裁は、9月17日、懲役8年(求刑・懲役11年)の実刑判決を言い渡した。
守下実裁判長は、「夫の暴行を認識しながら、結果的に容認し、犯情は重い」と指摘する一方、「夫からの心理的DV(家庭内暴力)を、受けていたことは否定できない」と述べた。
判決は、昨年1月下旬に母子が、香川県から上京後、一足先に上京していた夫・雄大被告(34)=同罪などで起訴=の意見で結愛ちゃんへの食事制限が始まり、2月上旬から厳しくなったと認定。わずか1カ月余りで体重の約4分の1が失われており、「明らかに不相当で苛烈(かれつ)なものだった」と批判した。
さらに、児童相談所の訪問を、拒絶するなどしていたことから、結愛ちゃんの命は、「被告らに委ねられていた」とも言及。食事を受け付けなくなり、異常にやせてけがをしていたのを目にしながら、夫の暴力や自らの不適切な対応が、発覚するのを恐れて、病院に連れて行かなかったことを「強い非難に値する」と述べた。
「大好きだった母親」からも、救いの手が差し伸べられなかった、結愛ちゃんの気持ちについても、「苦しみや絶望感は、察するにあまりある」と指摘した。
一方、夫から長時間の説教や言葉の暴力を受けていたことなどから、弁護側が主張した、夫の心理的DVの影響も「否定できない」とした。
ただ、自ら離婚を切り出したり、夫の目を盗んで、食事を与えたりしていたと指摘。「最終的には、自らの意思で、夫の指示を受け入れており、心理的に強固に支配されていたとは言えない」として、責任を大幅に減らす、理由にはならないと結論づけた。
判決理由の説明を終えた後、守下裁判長は「結愛ちゃんは、戻ってこないが、裁判が終わってもしっかり考えてほしい。あなたの人生は続くから、やり直してください」と述べた。
判決によると、優里被告は、昨年1月下旬から結愛ちゃんに十分な食事を与えず、夫の暴力を結果的に容認して、衰弱させたのに、病院に連れて行かず、3月2日、敗血症で死なせた。
優里被告は、すでに雄大被告と離婚している。
雄大被告の裁判は、10月1日から始まる。(阿部峻介)
(参考資料)
T 犯罪を、犯しやすい性格・タイプとは ?
(thinking-free.comより抜粋・転載)
○犯罪者になりうる、6つの人格特徴
ドイツの精神医学者であるシュナイダーは、自分自身が悩むか、それとも社会が悩まされるような人格の異常を「精神病質」と呼びました。その中で、社会が悩まされる人格つまり犯罪者に多く見られるタイプを6つ挙げています。見た目にも犯罪を犯すような性格
◆爆発性精神病質:すぐにキレるタイプで些細な事でも気に障るとカッとなったり、いきなり暴力を振るう人です。一旦興奮すると自制が利かないので、感情のままに振る舞って、人に酷い暴力を加える事もあります。
◆情性欠如性精神病質:人間的な感情が欠如しているタイプ。良心や人に対する同情心、羞恥心、名誉感情などを持ち合わせていない事から、平然とウソをつき、人に危害を加える事に躊躇しません。冷酷な犯罪者に多く見られるタイプです。
◆狂信性精神病質:特定の考えを強く信じ、そのせいで周囲が、見えなくなってしまうような人のタイプです。宗教や政治活動にのめり込み、自分たちの行動や思想に疑問を持つ人、敵対する人などに対しては、罰せられると分かっていても、犯罪行為を犯す事があります。
一見犯罪を行うようには見えないタイプ
◆発揚性精神病質:明るく活発な反面、興奮しやすいタイプ。落ち着きが無く軽はずみなところがあります。感情の起伏が激しく、些細な事ですぐに、しかも極端に怒ったりするので、人と争う事が多い傾向があります。
◆意志欠如性精神病質:意志が弱く何事にも長続きしない事や人に依存する事が多いのが特徴です。悪い事をしないという抑制も弱く、悪い事と分かっていながら、ついつい犯罪を犯してしまう事があります。
◆顕示性精神病質:簡単に言うと、単なる目立ちたがり屋。出しゃばりで見栄っ張りでもあります。他人の注目をひくために自分を実際以上に見せるためなら、ウソもつくし人をだます事もあります。詐欺犯に多いタイプです。必ずしも犯罪と結びつくわけではないけれど・・・
このように犯罪を犯しやすいタイプとして挙げた6つの特徴は、実際に犯罪を犯した人間を鑑定した時に、このいずれかに当てはまる事が多く、また併せ持ったタイプもいます。
意志欠如性や顕示性タイプというのは、身の回りには結構いると思います。しかしこういう人達が必ず犯罪を犯すという事ではありません。あくまでも社会が悩まされる人格として6つの特徴が挙げられるという事です。もっとも犯罪こそないにしろ、程度の差はあれ、社会的には色々と迷惑をかけている事は、多いかもしれません。
U サイコパス(精神病質者)の特徴
(www.excite.co.jp:2015年4月18日より抜粋・転載)
1)良心欠如、2)他人に冷淡、3)平気でウソをつく、4)口が達者、
5)自分の行動に責任をとらない、6)罪悪感なし、7)自己中心的
◆特徴:
犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下のように定義している。(ウイキペディアより抜粋・転載)
良心が異常に欠如している。他者に冷淡で共感しない。慢性的に平然と嘘をつく。
行動に対する責任が全く取れない。罪悪感が皆無。自尊心が過大で自己中心的。
口が達者で表面は魅力的。
オックスフォード大学の心理学専門家ケヴィン・ダットンによると、サイコパスの主な特徴は、極端な冷酷さ・無慈悲・エゴイズム・感情の欠如・結果至上主義、である[1]。現状では、チェックリストのみが診断基準であるので医学的にサイコパスと同じ状態であっても反社会性がなければサイコパスとはならない。反社会性などの診断基準を満たす者は幼少期からの素行問題など行動面の異常を示すことが多い[2]。
日本国の精神保健及び精神障害者福祉に関する法律・第5条に、「この法律で『精神障害者』とは、統合失調症、精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害、精神病質その他の精神疾患を有する者をいう」と定義され、精神障害者に該当しつつ、保護の対象者と成る事を法的に認めているが、必ずしも全てが該当するとも言えず、時代相応の医学(科学)的な診断結果に基づいて判断される。
サイコパスの主な特徴は、極端な冷酷さ・無慈悲・エゴイズム・感情の欠如・結果至上主義、であり、サイコパスの人間の大部分は殺人を犯す凶悪犯ではなく、身近にひそむ異常人格者であるとされている。
しかし中程度以下のサイコパスであれば、社会的成功を収めることも多いとされている。サイコパスはその定義上、悪人とされる[3]。そして彼らが悪事に手を染める理由にはありとあらゆるものがあるとイェール大学の心理学専門家ポール・ブルームは断定している[3]。
V 平気でうそをつく自己愛性人格障害
(mora110.blog.fc2.comより抜粋・転載)
平気でウソをつく(都合のいい妄想)
・みえみえのうそをつきます。失敗をしてもすぐに埋め合わされ、プライドはすぐに復活します。
◆自分を正当化するために嘘をつく
・自分の身を守るため、話のつじつまを合わせるために嘘をつく
・周囲に対して思いやりに欠けた行動を正当化するために、もっともらしい理由を付けようとする。
◆注目を集めるために嘘をつく
・自尊心を保つため、虚栄感から安易に嘘をつく。
(大袈裟、話を盛る、つくり話をする、ホラをふく等)
◆ターゲットを貶めるために嘘をつく
・自分が勝る為には平気で事実を捻じ曲げ、他者を貶め、嘘もつく。
・客観的事実はどうでもよく、事実を勝手に曲げ、自分に対する錯覚を必要とあらばうそをつくこともかまわない。
●もともと、裏付けのない優越感ですので、話のつじつまを合わせるために嘘をつくこともありますが、本人には嘘をついているという意識はあまりありません。ときにはホラ話のように、話がどんどん大きくなっていって、どこまで本当なのか分からなくなります。
●仮病・心配・誇張・噂話などの演技的な言動をしてみたり、大げさに自分の感情や都合をアピールしたり、あからさまな嘘を堂々とついてみたりすることで、相手の注意・関心を自分にできるだけ引きつけようとする。相手の興味や活動が自分に向いていないことが耐えられず、常に自分への語りかけや承認を必要としている。―以下省略―
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