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野党を「革新勢力」と「守旧勢力」に分離・分割しないと、
安倍政権を打倒できない !
参院選後、野党共闘への野党の見解・詳報は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/09/03より抜粋・転載)
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1)〜13 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
14 )「革新勢力」を構築して、共産党と
共闘して、安倍政権を打倒すべきである !
「共産党とは共闘を組めない」という野党分断の原因を断ち切れる。
決戦の場となる次の衆院総選挙に向けて、この作業を急がねばならない。
「革新勢力」のなかに「隠れ自公勢力=守旧勢力」を人為的に投げ込んで、反自公の革新勢力の結集を分断する。その淵源は民社党にある。
民社党は、日本政治において、革新勢力の大同団結によって、政治体制が転覆されることを防ぐために、米国・CIAが創設した「左の防波堤」であった。
15 )米国・CIAは、革新勢力を分断して、
革新勢力が政権を奪取しないようにした !
革新勢力を分断して、革新勢力が政権を奪取しないようにしたものだ。
このDNAが旧民主党のなかに埋め込まれて、いまなお効力を発揮している。
旧民主党勢力を「革新勢力」と「守旧勢力」の混合物にしておいて、「革新勢力」の大同団結を阻止しておけば、政治体制の転覆を回避できる。
選挙においては、「革新勢力」と「疑似革新勢力」が票を食い合い、自公候補が勝利できる。
この「分断」工作が展開されている。
16 )野党を「革新勢力」と「守旧勢力」に分離
・分割しないと、安倍政権を打倒できない !
これを打破するためには、旧民主党勢力を「革新勢力」と「守旧勢力」に分離・分割することがどうしても必要だ。
立憲民主党と国民民主党への分離は、このことを実現する極めて重要な第一歩だった。
主権者が立憲民主党を強く支持したのは、この政党が「革新勢力」としての性格を鮮明にして、他の革新勢力との大同団結を主導すると期待したからだ。
ところが、立憲民主党の枝野幸男代表は、この期待に応えていない。
17 )枝野幸男代表は、「革新勢力」で
ある事を鮮明にせず、曖昧にしている !
「革新勢力」であることを鮮明にせず、他の革新勢力との大同団結をも主導しなかった。
挙句の果てに、国民民主党と院内会派を創設するところに、逆戻りした。
この道を進むなら、立憲民主党に対する支持率は国民民主党の水準まで暴落することになるだろう。
主権者の意思をまったくくみ取っていない。
立憲民主党が改心して針路を是正するならば活路を見いだすことができる。
立憲、共産、れいわ新選組、社民は基本政策路線を共有できる。
18 )立憲、共産、れいわ新選組、社民
は、「革新勢力」で共闘すべきだ !
この大きな連帯を構築することが望ましい。
選挙で国民民主勢力が候補者を立てても、その候補者は「守旧勢力」の候補者であり、自公候補者と競合し、革新勢力候補者とは対立しないからだ。
立憲民主が元の木阿弥あいまい政党の方向に戻るなら、次の総選挙では、れいわ新選組を基軸にして、共産、社民の連帯構築で対応する必要がある。
いずれにしても、政策を基軸に候補者を一本化する「政策連合」構築が最重要の課題になる。
(参考資料)
参院選後、野党共闘への野党の見解・詳報は ?
T より強力な野党第一会派に向け国民、社保、社民に
「立憲民主党・無所属フォーラム」への加入を呼びかけ、枝野代表
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2019年8月5日より抜粋・転載)
枝野幸男代表は、8月5日午後、国民民主党の玉木雄一郎代表、社会保障を立て直す国民会議の野田佳彦代表と国会内で会談。衆院での会派「立憲民主党・無所属フォーラム」に加わって、ともに戦っていただきたいと呼びかけました(写真上は、国民民主党玉木代表との党首会談の様子)。
会談は、党の両院議員総会で枝野代表の提案が了承されたことを受けて開かれたものです。参院で統一会派を組む社会民主党には福山哲郎会派代表(党幹事長)から又市党首に提案したところ、「大きな趣旨については理解、賛同するが、まずは参院で一緒にやらせていただくなかで、衆院については留保させていただきたい」との回答がありました。
枝野代表は、国民民主、社会保障を立て直す国民会議との会談後に記者会見を開き、提案内容(下記PDF参照)を読み上げました。国民民主の玉木代表からは「ありがたいご提案である」としたうえで党に持ち帰って検討すること、野田代表からは「歓迎したい」旨発言があったことを報告しました。
残念ながら安倍政権は、議席数を背景とした強引かつ不条理な議会運営を行い、必要な資料を開示せず、時には資料を改竄・隠ぺいし、聞かれた問いに正面から答えないという暴挙を繰り返しています。また、参議院規則に基づいて要求された参議院予算委員会審議に応じなかったことに代表されるように、十分な実質論議の場を設けることすら逃げ回ってきました。
こうした実態に対抗し充実した国会論戦を実現して、行政監視という野党としての役割を果たすとともに、安倍政権に代わる政策を的確に示すことで、政権の選択肢としての期待と信頼を高めるには、「数の力」を背景とした与党に対抗しうる強力な構えが必要であることを認識するに至りました。
こうした認識に基づき、本年5月29日の「立憲野党4党1会派の政策に対する市民連合の要望書」に記された13項目にわたる政策要望を踏まえるとともに、立憲民主党の政策、すなわち、立憲主義の回復など憲法に関する考え方、いわゆる原発ゼロ法案等のエネルギー関連政策、および、選択的夫婦別氏制度や同性当事者間による婚姻を可能とする一連の民法一部改正法案等の多様性関連政策などにご理解ご協力いただき、院内会派「立憲民主党・無所属フォーラム」に加わって、衆議院でともに戦っていただきたく、ここにお呼びかけさていただきます。
これに賛同いただくことで、数の上でも、論戦力の上でも、より強力な野党第一会派を作り、充実した国会論戦を実現して、政権交代へと向かっていきたいと決意しています。
次の臨時国会には、体制を整えた上で十分な準備をして臨む必要があることから、8月中旬を目処にご意向を伺いたいと思います。 よろしくご検討いただきますよう、お願いいたします。令和元年8月5日
U 臨時国会開会、総選挙勝ち抜く新たな闘いへ国会議員団総会
志位委員長あいさつ新参院議員7氏 初登院
(www.jcp.or.jp:共産党:2019年8月2日より抜粋・転載)
7月の参院選を受けた第199臨時国会が1日に召集され、当選した参院議員が初登院しました。初当選した日本共産党の伊藤岳氏と議席を引き続き確保した吉良よし子、倉林明子、小池晃、山下芳生、井上哲士、紙智子の各氏の7議員が全員そろって登院。
中央玄関前では、野党統一候補として当選した参院議員らとエールを交換しました。日本共産党国会議員団総会では、志位和夫委員長があいさつし、伊藤氏が国会にのぞむ決意を表明しました。会期は5日までの5日間です。
あいさつで志位氏は、参院選で自民、公明、維新などの改憲勢力が改憲発議に必要な3分の2を割ったとして「『期限ありきの性急な改憲の動きには賛成できない』。これが参院選で下された民意だ」と指摘。さらに、自民党が参議院で単独過半数を大きく割り込んだことをあげ、「安倍・自民党への厳しい審判が下されたのが参議院選挙だった」と強調しました。
そのうえで、志位氏は、改憲をめぐって「とんでもない動きが政権・与党から起こっている」と指摘。安倍首相側近の萩生田光一自民党幹事長代行の“衆院議長の交代発言”にふれ、「この政権の救いようのない『おごり』と、追い詰められた者の『あせり』がにじむ発言だ」と厳しく批判しました。
さらに、志位氏は、参院選の結果に決定的な役割を果たした市民と野党の共闘について、政策的合意、選挙協力の両面で大きく前進し、「共闘効果」もアップしたことを報告。「日本共産党が全国どこでも共闘の成功のために誠実に努力し、その発展に貢献できたことを確信にして、総選挙に向けて、市民と野党の共闘をさらに大きく発展させよう」と呼びかけました。
また、日本共産党の結果については、現有3議席を確保した選挙区での「重要な成果」を強調しつつ、比例の得票数・得票率を2017年総選挙と比較する大切さを二つの点から解明。「2017年総選挙を起点とした比例得票数・得票率の増加は、次期総選挙で躍進をかちとるうえで、『重要な足がかり』となる」と述べました。
志位氏は、日本共産党が市民と野党の共闘の勝利、党躍進という二つの目標を掲げて選挙をたたかったと述べ、「この二つの目標に照らして全体として、大健闘といえる結果をつくったことに確信を持って、次のたたかいにのぞもう」と訴えました。
志位氏が、最後に「憲法9条改定を許さないたたかい、消費税増税を阻止するたたかいをはじめ、あらゆる分野で公約実践のたたかいに取り組みながら、この夏に党の自力をつけて総選挙を勝ち抜く党をつくる新たな一歩を踏み出そう」と訴えると、大きな拍手が湧き起こりました。
V 立憲民主党と国民民主党、衆参の会派合流 !
枝野、玉木両代表が合意 !
(headlines.yahoo.co.jp:2019年8/20(火) 13:06より抜粋・転載)
共同通信:立憲と国民、衆参の会派合流 枝野、玉木両代表が合意
会談に臨む国民民主党の玉木代表(左)と立憲民主党の枝野代表=20日午後、国会
立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表、8月20日昼、国会内で会談し、衆参両院の会派を合流することで合意した。両氏は、速やかに党内手続きを行うことも確認した。
会談後、両氏が並んで発表した。秋の臨時国会に向け、野党共闘を強め、巨大与党に対抗する狙い。
枝野氏は、記者団に「(国民民主には)大変な英断をいただいた。敬意を表したい」と述べた。
玉木氏は「自民党に対抗できる、もう一つの選択肢を、国民に示す一歩になる」と強調した。
玉木氏は、立憲民主党が賛同を求める、原発ゼロ法案について「理解する」と語った。
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