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全体の投票率が、5割前後に低迷し、絶対得票率、約25%の自公が、政権を維持 !
自公体制下、国政選挙の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/08/26より抜粋・転載)
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1)埼玉県知事選で、野党が推薦の大野元裕氏が勝利した !
8月25日に投票日を迎えた、埼玉県知事選で、元参議院議員の大野元裕氏が勝利した。
埼玉県知事選は、与野党の事実上の一騎討ちの構図になり、参院選後初めての与野党全面対決選挙となって注目された。
与党は、元プロ野球選手の青島健太氏を擁立し、政権幹部が総力を挙げて、支援したが、敗北した。
野党陣営では、立憲民主党と国民民主党が、院内会派を創設することに合意しており、与党対野党共闘の図式での選挙の結果がどうなるか、注目を集めていた。
2)大野氏は92万票で、青島氏より5 万7 千票多かった !
開票結果は、以下の通りである。
大野元裕: 無所属・新 923,482
青島健太: 無所属・新 866,021
浜田 聡: NHKから国民を守る党・新 64,182
武田信弘: 無所属・新 40,631
櫻井志津江: 無所属・新 34,768
大野氏は、旧民主党政権で防衛政務官を務めたのち、立憲民主党に所属する、参議院議員だったが、2期目の途中で辞職して、今回の知事選に立候補した。
3)16年、知事を務めた上田清司氏は、大野氏の支援に回った !
4期16年、知事を務めた上田清司氏は、5選出馬をせずに、大野氏の支援に回った。
元民主党参議院議員の行田邦子氏も、知事選出馬の意向を示していたが、最終的に出馬をしなかった。その上で、投票日直前に青島氏支持の意向を表明した。
行田氏の行動は、主権者の不信感を招くものだ。
極めて複雑怪奇な現象が続いたが、結局のところ、野党共闘候補が勝利を収めた。
与党では、菅義偉官房長官が、2度も応援に入った。
4)事前のメディア情勢調査では、青島氏が優位と報道されていた !
事前のメディア情勢調査では、自公推薦の青島氏が優位とされた。
投票日が迫るに連れて接戦との報道が拡大したが、与党にとってはよもやの敗北になった。
投票率は、32.31%で,極めて低かった。
それでも、4年前の前回選挙の投票率よりは、5%ポイント上昇した。
自公が国政で多数議席を確保している現実は、低投票率に支えられたものだ。
国政選挙では、主権者選対の約25%(絶対得票率)が、自公に投票している。
5)全体の投票率が、5割前後に低迷し、
絶対得票率、約25 %の自公が、政権を維持 !
4人に1人しか与党に投票していないのだが、全体の投票率が、5割前後に低迷しており、非自公の候補者への投票が分散すると、当選者1名の選挙区で、自公候補が勝利することが多い。
このメカニズムによって,自公は、わずか25%の得票で、日本政治を支配するという、歪んだ現実を形成している。詳しくは、拙著、『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)
https://amzn.to/2WUhbEK:をご高覧賜りたい。
この基本構図を踏まえると、埼玉県知事選で、投票率3割の選挙で、自公候補が敗北するのは、自公にとってはあってはならない事態だ。
しかし、埼玉県知事選で、自公候補・青島氏は、確かに負けた。
6)7 月の参院選で自民党は、 改選議席を、9つ減らした !
8月18日付本ブログ、メルマガ記事で、埼玉県知事選の重要性を指摘した。
自民党は、いまだに参院選の総括すらできていない。
7月の参院選で自民党は、改選議席を、9つ減らした。
安倍首相が至上命題としている憲法改定に必要な参院3分の2議席も割り込んだ。
衆院任期が残り2年となり、安倍政治の基本進路が、不明確になっている。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
T 自公政権下の不正選挙疑惑 !
2014年・衆院選比例代表選挙で、安倍自民党は全有権者の17.4%の投票しか得ていない。公明党は、7.2%で、自公で24.6%である。当選者は、自公で約68%だった。
2017年・衆院選の自民党の絶対投票率は、17.8%だったし、公明党は、6.7%だった。
自公の合計絶対投票率は、24.5%だった。当選者は、自公で、約67%だった。
過去の衆院選の投票率:2017年(53.68%)、2014年(52.66%)、2009年(69.28%)、2005年(67.51%)、2003年(59.86%)2000年(62.49%)、1996年(59.65%)、1993年(67.26%)、1990年(73.31%)、1986年(71.4%)
2014年〜2017年の衆院選・参院選、いずれも、54%以下、最低投票率を捏造して、改革派候補者の票を大量廃棄して、自公圧勝を演出した、悪徳ペンタゴンによる、「不正選挙」だったとの指摘は多い。
政治謀略で、改革派政治家等の罪を捏造する人物破壊工作、平然と、憲法違反・公約違反をやる、政官業・マスコミ癒着で国民を洗脳し、騙すペテン師集団、それが、対米隷属・自民党政権・自公政権・政治家の正体だ。
なお、安保法案賛成の3野党は、捏造された、隠れ自民党・ペテン師集団である。
U 安倍首相と親密・選挙屋「ムサシ」 に重大疑惑 !
(d.hatena.ne.jp:2014-05-17より抜粋・転載)
◆「ムサシ」が、選挙システムを 独占的に請け負っている
@ 整理すると、疑惑の第1は、この民間会社が投開票事業の全てを独占(全国自治体の80%がムサシのシステムを使用。)していることである。
何故、民間任せなのか。 そこには政府との深いつながり・天下り関係が存在するはずだ。
A 第2に、従って、この「ムサシ」は自動読み取り機、投票箱、投票用紙計数機、投票用紙、投票用紙自動交付機など一切合財を請け負っている。 これでは、不正をやろうと思えばいくらでも出来るだろう。 しかも、それを民間の1企業に?不可解である。
◆安倍首相と親密・選挙屋「ムサシ」に重大疑惑 !
この不可解な会社は「安倍の父親のスポンサーだった」、清和会・旧福田派との関係が深い会社・・・らしい。
社長が自民党の福田氏に献金していたのは事実なので、清和会と関係あるのは間違いないでしょう。
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52016237.html
事情通から連絡が入った。 「武蔵に重大疑惑。 関係筋がメスを入れている」というのである。
武蔵というと、2刀流の宮本武蔵や、日本海軍の戦艦武蔵を思い出してしまうが、目下、注目を集めているのは、これまで聞いたこともない株式会社「ムサシ」である。 ネットで調べて見ると、確かに不可解な会社である。 選挙の投開票すべてを牛耳っている独占企業である。 そういえば、12・16総選挙について、各方面から不正選挙の指摘が噴出している。 「まさか日本で」と軽く受け流してきたのだが、この民間独占の選挙屋の存在を知ると、理屈では不正選挙が成立するのである。
◆ムサシの監査役は原発マフィアの要人 !
B 第3に、ある調査によると、この会社・ムサシには、原子力ムラの要人が、社外監査役に就任している。12・16総選挙は、原発ゼロか維持なのか、を問いかける重大な日本進路を決定づけるものだった、というのにだ。 おかしい。
◆衆院選・都知事選、反原発候補 大部分落選の不可解 !
◆不正選挙、総力を挙げて、追及する必要がある !
<追及へ本格化>
だが、不正選挙が事実だとしたら?
これは総力を挙げて、追及する必要があろう。 反原発派の落選者は多い。 手分けして自己の票数を点検する、はたまた「ムサシ」の正体を暴く努力をすればいいのである。
幸いなことに、それが始まっている、というのである。
野党は、手分けをして「ムサシ」問題追及チームを立ち上げて、ありとあらゆる角度・方法でもって、真実を明らかにすればいいのである。 議席のある者は、「国政調査権」を行使するのである。
◆安倍首相・旧自治省と深い関係の(株)ムサシ
筆者に情報を持ち込んだ人物は、この不可解な会社は「安倍の父親のスポンサーだった」と指摘している。 清和会・旧福田派との関係が深い会社なのだろうか。 旧自治省・現総務省との深い井戸を、とことん掘り当てればいいのだ。 必ず不正のしっぽが見つかるだろう。
◆大がかりな不正選挙 !
指摘されるまで、筆者は全く気付かなかったのだが、「民主党の議席は、自公に流れ、未来の議席は、維新とみんなに流れている」と解説されると、確かに数字は合う。
日本人の多くが依然として原発推進派という結論になる。 日本人の多くが原発維持派という世論調査は、推進派の読売も出していないだろう。 投票用紙は操作されている? もっとも、表の票では、
前回選挙で民主を支持した無党派票は、自公に流れていない。 自民は前回の得票に達していないのだから。 無党派は多くが棄権し、マスコミの世論操作に引っかかった者だけが、維新に流れているという分析だ。
反原発派の未来は、泡沫扱いだった。 確かにおかしい。
ともあれ、臭いニオイがしてならない。
◆(株)ムサシの全貌を野党は調査すべきだ !
◆フランスの新聞:「本当のことを伝えない日本の新聞」
◆戦前同様、現在もマスコミは、国家権力の家来
◆日本マスコミは、自民党体制の宣伝機関だ !
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