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安倍政権の、耐震対応取らぬ原発稼働推進は、狂気の沙汰である !
安倍政治の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/03/11より抜粋・転載)
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1)〜10 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
11 )東電の旧経営陣への裁判は、日本の司法機関
の存在意義が問われる裁判である !
このことから、現在、裁判が行われているが、日本の司法機関の存在意義が問われる裁判でもある。
しかしながら、よく考えてみると、このような裁判を行いながら、耐震性能基準を必要十分に設定せずに、安倍内閣が原発再稼働を推進しているのは、どういうことなのか。
国会では、野党がこのことを厳しく追及するべきだ。
原発は地震で破壊されるリスクを負う。
12 )原発稼働を強行するなら、少なくとも、
必要十分な耐震性能を備えさせるべきだ !
原発は廃炉にすべきだが、それでも稼働を強行するなら、少なくとも、必要十分な耐震性能を備えさせることは当然ではないか。つい最近、4000ガルの地震が発生しているのに、1000ガルの耐震性能で、原発を稼働させることは本来の民主政治では、あり得ない。福井地方裁判所の樋口英明裁判長が、この理由を明記して原発の運転中止を命令したのに、上級裁判所がこの判断を覆した。樋口英明裁判長は、左遷人事に見舞われた。
13 )原発の運転中止を判決した、樋口裁判長
は、左遷人事に見舞われた !
このような現実を放置するべきでない。
安倍内閣の罪は、万死に値するが、問われるのはそれだけではない。
日本の主権者が、声を上げて行動するべきではないか。
沖縄で、辺野古埋め立ての是非を問う、県民投票が行われた。
52%が投票所に足を運び、72 %の人々が埋め立て反対の意思を表示した。
沖縄県・全有権者の38 %が埋め立て反対の意思を明示したのだ。
14 )辺野古反対を72 %が意志表示したのに、
安倍内閣は、沖縄の民意を踏みにじる !
それなのに、安倍内閣は、この沖縄の民意を踏みにじるのである。
岩屋防衛相に至っては、「沖縄には沖縄の民主主義があり、日本には日本の民主主義がある」と述べて、沖縄の主権者の意思を踏みつけにした。
安倍内閣など、主権者全体の25%の投票をも得ていない内閣である。
25 %の支持も得ていない安倍内閣に、主権者全体の38 %の意思表示を、軽んじる資格はない。
15 )民意を踏みにじる、暴走・違憲・ペテン師
・安倍内閣は、総辞職するべきだ !
安倍内閣が、これを否定するなら、完全な自己否定である。直ちに、安倍内閣は、総辞職するべきだ。
こんな現実が広がっているから、主権者が声を上げて行動する気持ちになれないのは、十分に理解できる。安倍政権下、日本の国そのものが腐ってしまっているなかで、どれほど正当な行動を示しても無駄だ、という諦めが広がってもおかしくはない。
16 )安倍悪政を他の国民に訴えて、
原発即時稼働ゼロを実現すべきである !
しかし、だからと言って、声を上げることをやめてしまえば、それこそ、敵の思うつぼだ。
希望を捨ててはいけない。希望を捨てることは、敵に塩を送ることだ。
国民大多数が、希望を持ち続ければ、必ず道は拓ける。
賢明な主権者で連帯して、安倍悪政を他の国民に訴えて、原発即時稼働ゼロを実現させよう。
(参考資料)
政官業癒着・安倍政権下、シロアリ官僚と
ハイエナ栄えて、国民亡ぶ国・日本になっている !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/12/13より抜粋・転載)
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◆植草氏等の予測通り、黒田日銀はインフレ誘導
に失敗して、現在に至っている !
実際に、黒田日銀はインフレ誘導に失敗して現在に至っている。
だが、日銀の資産残高はGDP以上に膨れ上がり、日銀の信用が失墜する瀬戸際にある。
「ねじれの解消」を、メディアがはやし立てて、2017年7月参院選で、安倍自公与党勢力が、衆参両院での過半数議席を確保した。ここから「災厄」が本格化したのである。
メディアは「アベノミクス」を大宣伝したが、本当に伝えなければならなかったことは「アベノリスク」だった。あれから5年半の時間が過ぎ去り、リスクが現実のものになった。
◆政官業癒着・安倍政権下、シロアリ官僚と
ハイエナ栄えて、国民亡ぶ国・日本になっている !
シロアリ退治は行われず、日本はシロアリ、ハイエナ、コバンザメに食い尽くされようとしている。
民営化や国家戦略特区に、醜悪なコバンザメが群がり、国民資産を食いものにしている。
これらを放逐するべきときが来ている。
本日、12月13日、内閣府は、景気動向指数研究会を開催し、景気回復が、2012年12月から2017年9月時点まで続き、高度成長期に、57カ月続いた「いざなぎ景気」を超え、戦後2番目の長さとなったと判断した。しかし、これは、ペテン師・安倍政権下、政府の勝手な判断で、事実に反している。
◆今回の実質GDP増加は、7%であり、
「いざなぎ景気」の10分の1である !
「いざなぎ景気」は、実質GDPが、70%拡大した本格的好景気だが、今回の実質GDP増加は、わずか7%であり、、「いざなぎ景気」の10分の1である。
しかも、2014年1月ころから2016年5月ころまで、日本経済は、景気後退局面を経過している。
ペテン師・安倍政権下、真っ赤な嘘が政府から発表されているだけだ。
今回の景気を命名するなら「いかさま景気」ということになる。
詳しくは、植草一秀著、『国家はいつも嘘をつく--日本国民を欺く9のペテン』(祥伝社新書)https://amzn.to/2KtGR6k:をご高覧賜りたい。国家はいつも嘘をつく。
◆異常人格・安倍首相は、「息をはくように
嘘をつく」と言われている !
とりわけ、安倍内閣はひどい。安倍首相は「息をはくように嘘をつく」と言われている。
私が言っているのではない。多くの識者がそう言っているのだ。
安倍首相は、2014年11月18日の総理大臣記者会見で、消費税増税延期を発表した。
「来年(2015年)10月の引き上げを、18カ月延期し、そして、18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。ふたたび延期することはない。
ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします」さらにこう付け加えた。
◆安倍首相は、2014年、消費税増税を
決意発言後、増税の延期発言をした !
「平成29年(2017年)4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく、確実に実施いたします。3年間、(アベノミクスの)三本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています」
ところが、2016年6月1日、安倍首相は、2017年4月の消費税増税について次のように述べた。
「そうした中で、内需を腰折れさせかねない、消費税率の引上げは、延期すべきである。そう判断いたしました」
「今回、『再延期する』という私の判断は、これまでのお約束とは異なる『新しい判断』であります」
こう述べた上で安倍首相は、こう言い放った。
◆安倍首相ほど、厚顔無恥になれる人は、
広い日本といえども、少数であろう !
「信なくば立たず。国民の信頼と協力なくして、政治は成り立ちません。」立派と言うほかない。
ここまで厚顔無恥になれる人は、広い日本といえども数えるほどしかいないだろう。
もっとも、「信なくば立たず」の意味を知らないで発言したのだとは思われる。
2017年2月17日の衆院予算委員会で、安倍首相は、森友学園への国有地不正払い下げ疑惑について、こう述べた。
「私や妻が関係していたということになれば、それはもう、まさに私は、それはもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げておきたい」
その1年半後の本年9月14日の自民党総裁選公開討論会で、安倍首相はこう述べた。
◆森友学園問題について、私の妻や私の友人が
関わってきた事と首相答弁したが、辞職はしない !
「私の妻や私の友人が関わってきたことでございますから、国民の皆様が、疑念を持つ、疑惑の気持ちを持たれるというのは当然のことなんだろうと、このように思っております。」
完全にアウトだ。
安倍首相は、「それはもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞め」なければならなかった。
しかし、安倍首相は、10月24日の国会所信表明演説で、「私もまた、次の3年、国民の皆様とともに新しい国創りに挑戦する」と言い放った。
◆総理大臣を辞めるのではなく、あと3年やる
と宣言した事は、人格異常の証明である !
◆消費税増税を押し通すために、財務省が
暗躍して景気後退局面を隠蔽している !
◆2019 年の消費税増税を強行するなら、
日本経済は間違いなく奈落に転落する !
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