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競泳・池江璃花子選手(18歳)が、白血病を公表 !
池江璃花子選手の経歴等は ?
(www3.nhk.or.jp:2019年2月12日 21時11分より抜粋・転載)
競泳女子で100メートルバタフライなど複数の種目で日本記録を持つ池江璃花子選手が、自身のツイッターで、「白血病」と病院で診断されたことを明らかにしました。
池江璃花子(いけえ・りかこ)選手は、2月12日午後2時すぎに、自身のツイッターを更新しました。
池江選手は「ご報告です」と題し、「この度、体調不良として、オーストラリアから緊急帰国し、検査を受けた結果、『白血病』という、診断が出ました」と報告しました。
また、「しっかり治療をすれば、完治する病気でもあります」としたうえで、ことし4月に開かれる競泳の日本選手権については、「出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった、池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」とコメントしました。
池江選手は、東京都出身の18 歳。女子100メートルバタフライなど、複数の種目で、日本記録を持ち、来年の東京オリンピックでは、メダルの獲得が期待されています。
先月から、オーストラリアで、強化合宿をしていましたが、体調の不良を訴えて、予定を早めて帰国し、現在は、病院に入院しているということです。
◆池江選手:去年のアジア大会ではMVP !
池江璃花子選手は東京都出身の18歳。水の抵抗が少ない美しい水中姿勢と、大きく伸びやかな泳ぎが持ち味で、16歳で初めて出場した2016年のリオデジャネイロオリンピックでは7種目にエントリーし、100メートルバタフライで5位に入りました。
去年4月の日本選手権では出場した4種目すべてで自身の持つ日本記録を更新するなど、現在、個人種目ではバタフライと自由形の5種目で日本記録を持ちます。
また、去年のジャカルタアジア大会では6個の金メダルを獲得してMVP=最優秀選手に選ばれました。東京オリンピックのメダル獲得を目標に、去年から元オリンピック選手の三木ニ郎氏をコーチに迎え、海外勢とのパワーの差を埋めるためのトレーニングを重ねていました。
◆白血病とは ?
白血病は、主に、血液中の「白血球」やその元になる細胞が、がん化して無制限に増殖する病気です。白血球を作る骨髄で、異常が起きて、正常な血液細胞が作られなくなると、発熱などに加え、貧血に伴う息切れやどうき、けん怠感などの症状が出るほか、特定の臓器で、白血球が増えすぎると、炎症などのさまざまな症状が起こります。
治療は、白血病の種類によって異なりますが、がん化した血球を減らすため、抗がん剤が使われるほか、正常な白血球などを作る幹細胞を、新たに移植する治療が、行われることもあります。
◆10代女性の白血病は、全国で、130人余 !
全国のがん患者のデータである「全国がん登録」によりますと、平成28年の1年間に新たに白血病と診断された人はおよそ1万4000人で、このうち5000人余りが女性でした。
年代別にみますと、60代以上が多く、10代で診断された人はおよそ250人で、そのうち女性は130人余りでした。
◆白血病の専門医:「若いと治療の成績よい」
日本医科大学多摩永山病院の尾崎勝俊血液内科部長は、白血病には、大きく分けて慢性と急性があるとしたうえで「どちらもがん化した、血液細胞が増える病気で、抗がん剤を使用するなどして治療します。
慢性の場合は副作用が弱い比較的、新しいタイプの抗がん剤があり、長期にわたって服用するが、効果が期待できる治療があります。
急性の場合は従来の抗がん剤による治療となり、その後、場合によっては骨髄移植を行うケースもあります」と説明しています。
そして、池江選手が、18歳と若いことについて、「白血病の種類や治療の方法によっては、若いと治療の成績がよくなることがわかっている。また、抗がん剤による、ダメージに対抗する力があるため、比較的、高い治療効果が、期待できるのではないかと思う」と話しました。
◆尾崎医師:治療を終えて時間をかければ、
練習を再開できるのではないか ?
さらに競技への影響について「慢性の場合は、薬を服用しながら練習を続けられるケースもあるが、急性の場合は、入院が必要になるため、練習ができない期間ができてしまうと思う。ただ、治療を終えて時間をかければ、練習を再開できるのではないかと思うので、希望をもって治療にあたってほしい」と話していました。
◆白血病を経験した女性から寄り添う声
白血病を公表した競泳女子の池江璃花子選手に対し、白血病を経験した人からは、みずからの体験も重ねながら寄り添う声があがっています。
東京渋谷区でがん患者の声を発信するNPOの共同代表を務める羽賀涼子さん(48)は、高校1年だった16歳の時に急性リンパ性白血病を発症しましたが、骨髄移植を受けて回復し、その後2人の子どもを出産しました。
羽賀さんは「病気がわかったばかりで、今後のことはとても考えられない状況だと思いますし、病気になると誰かに迷惑をかけているのではないかと自分を責めてしまうこともあると思いますが、自分に優しくして過ごしていただきたい」と池江選手の気持ちを思いやっていました。
そのうえで、池江選手が病気の公表を選択したことについて「勇気がいることですが、皆さんに知ってもらって頑張るんだという意思の表れなのではないかと思います。応援している人はたくさんいるはずですので、病気を克服して今以上に活躍してくださることを願っています」と話していました。
◆スポーツ界などで白血病から復帰した人 !
スポーツ界や芸能界で白血病から復帰したケースです。
サッカーJ2のアルビレックス新潟に所属する25歳の早川史哉選手は、3年前の平成28年に白血病と診断され選手契約を一時、凍結されましたが、闘病生活を続けた結果、回復して去年8月、トップチームの練習に参加したあと、その年の11月に本格的に復帰しました。
また、芸能界では、俳優の渡辺謙さんが平成元年と平成6年に白血病のため入院しましたが、その後、ハリウッドにも進出するなど世界的に活躍を続けています。
歌舞伎俳優の十二代目・市川團十郎さんも平成16年に白血病と診断されましたが、2年後の平成18年に復活を果たしその後、平成23年からは、「全国骨髄バンク推進連絡協議会」の会長として力を尽くしました。
白血病から復帰 サッカーJ2 早川選手「強い気持ち持って」
競泳女子の池江璃花子選手が白血病を公表したことについて、白血病の闘病生活をへて復帰を果たしたサッカーJ2アルビレックス新潟の早川史哉選手は「強い気持ちで病と戦ってほしい」とするコメントを出しました。
25 歳の早川史哉選手は、平成28 年に急性白血病と診断され、選手契約を一時、凍結されましたが、闘病生活をへて回復し、去年11月に本格的に復帰しました。
早川選手は12日夜、キャンプ地の高知市でコメントを発表し「ひと事ではなく、自分のことのように感じています。決して一人で背負いこまず、じっくりと強い気持ちをもって病と戦ってほしいです。お互いアスリートであり共に頑張っていきたいとも思います」としています。
そのうえで「今、SNSでは『早川選手が2年、3年で復帰したから大丈夫』という話を目にしますが、それぞれの段階があると思います。誰かと比較せずに池江選手のペースでしっかりと病気と向き合って進んでほしいのがいちばんの願いです」としています。
さらに、周囲の人たちに向けて「池江選手に温かい優しさをたくさん与えてほしいと思います。そういう思いが必ず池江選手の力になると思っています。それは僕自身も感じてきたことでもあり、温かい思いをみんなで届けていけたらと思います」としています。
◆女優の吉井怜さん:“病気を乗り越えてほしい”
競泳女子の池江璃花子選手が白血病を公表したことについて、池江さんと同じく18歳の時に白血病を患い、その後、芸能界に復帰した女優の吉井怜さんは「日々のやりたいこと、目標を心の支えにして治療を乗り越えてほしい」と激励しています。
吉井さんは、人気タレントとして活動していた平成12年、18歳の時に急性骨髄性白血病と診断され、母親から提供を受けた骨髄を移植して、1年半の入院生活を経て芸能活動を再開しました。
吉井さんは「当時はまさにこれから仕事を頑張ろうという時で、自分は何をやっているのだろうと頭が真っ白になりましたが、家族や会社の人たちの支えがあって、1日も早く復帰しようという強い意志を持つことができ、つらい治療も乗り越えられました」とみずからの体験を語りました。
そして、「周りから注目されることが分かりながら、自身の白血病を告白した池江選手の勇気と強い心を尊敬します。私の場合、治療中、仕事に早く復帰するという目標のほか、次はこれが食べられるとか、好きなお笑い番組を見るとか、日々の小さな目標と喜びが強い支えになりました。池江選手には、先生や家族、チームの仲間など自分の大切な人に甘えて、自分で抱え込まず、日々の目標を支えに、病気を乗り越えてほしいです」と池江選手を激励していました。
(参考資料)
池江璃花子選手の経歴等は ?
(ウイキペディアより抜粋・転載)
◆史上初日本選手権5 冠達成
2017 年4月、第93回日本選手権に出場。50m、100m、200m自由形、50m、100mバタフライの5種目にエントリーし、4日間で10レースを泳いだ池江は、ドーピング検査が長引いたことによる睡眠不足や[60]、食事を満足に取れずに体重を3kg落とすほどの過密スケジュールを物ともせず[61]、エントリーした種目すべてで優勝を果たした。自身が持つ日本記録の更新こそならなかったが、100m自由形および50m、100mバタフライの3種目では、2位に1秒以上の大差をつける圧倒的な強さを見せた。これによりそれまで最多だった2002 年の萩原智子と2015 年の渡部香生子の4 冠を上回り、初めて日本選手権で5 冠を達成した女子選手となった[62]。
◆五輪での活躍:リオ五輪:代表選考:
リオ五輪代表選考会を兼ねた2016 年第92 回日本選手権において、池江は50m自由形、100m自由形、200m自由形、100mバタフライの計4 種目にエントリーし、リレーを含めた7 種目での代表入りを狙った。
日本水泳連盟が設定したこれらの種目の五輪派遣標準記録は、日本記録の更新が大前提となるようなきわめて厳しいものであったが、池江はいきなり大会初日の100mバタフライ準決勝で自身の持つ日本記録を0秒01更新すると、翌日の決勝でも派遣標準記録を切る57秒71で優勝して、この種目のリオ五輪代表権を獲得した[※ 7]。優勝後のインタビューでは喜びのあまり両手で顔を覆い号泣した[4]。
続く200m自由形では日本記録に0秒02と迫る1分57秒39の高校新記録で優勝。100m自由形では高校新記録となる54秒06で2位になった。これらの種目では個人の派遣標準記録には及ばなかったものの、池江を含む上位4選手のタイムの合計がリレーの派遣標準記録を超えたため、400mフリーリレー、800mフリーリレーでのオリンピック代表に選ばれた[69][70]。
大会最終日の50m自由形決勝では世界ジュニア新記録及び高校新記録となる24秒76で優勝したが、派遣標準に0秒17足りず、この種目での派遣は見送られた[71]。同大会の結果により、個人種目の100mバタフライの他に、400mフリー及び800mフリーリレー、400mメドレーリレーの計4種目でオリンピック代表に選出されることとなった[72][73]。
日本選手権から約2ヶ月半後の6月27日、池江のその後の大会での活躍や将来性を高く評価した日本水泳連盟は、日本選手権では五輪派遣を見送った自由形3 種目においても池江をエントリーすることを発表した。これにより池江は日本人選手としては初めて五輪で7 種目に出場することになった[74][75]。
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