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2019 新春交歓会等での 野党の挨拶・主張は ?(下)
T 私鉄総連旗開きで枝野代表が激励と決意のあいさつ
U 玉木代表の年頭記者会見:
「政権交代のスタートの年にしたい」伊勢市で
V 共闘勝利と共産党躍進で“安倍政治サヨナラ”の年に党旗びらき
志位委員長のあいさつ
以上は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
◆統一地方選挙、参議院選挙をいかにたたかうか ?
「二つの構えを一体的に貫く」ことを肝に銘じて奮闘しよう
統一地方選挙と参議院選挙で、市民と野党の共闘を成功させ、日本共産党の躍進をかちとることは、今年、私たちが直面する最大の課題であります。
12年ぶりの連続選挙にどういう構えでのぞむか。
5中総決定で確認した「二つの構えを一体的に貫く」ことを、肝に銘じて奮闘したいと思います。
第一は、目前に迫った統一地方選挙という関門をまず突破する――ここで日本共産党の前進・躍進をかちとることを前面にすえて、勝利にむけてやるべきことをやりぬくことであります。
そのさい、次の二つの面を握って選挙戦に挑むようにしたいと思います。
一つは、現有議席の確保自体が、容易ならざる課題だということです。4年前の統一地方選挙は、2014年12月の総選挙で、わが党が、606万票、21議席に、大躍進した直後のたたかいでした。
躍進の流れのなかで、わが党は道府県議選で31議席を増やし、111議席を獲得し、党史上初めて空白県議会を克服するという快挙をなしとげました。今回のたたかいは、2017年10月の総選挙で獲得した、440万票をベースにして、850万票の目標にむけて、どれだけ伸ばせるかのたたかいとなります。
現有議席を絶対確保すること、新たな空白議会をつくらないこと――この二つを最優先にすえるとともに、新たな議席増に攻勢的かつ手堅く挑戦する、こういう構えでたたかいにのぞみたいと思います。
いま一つは、前進・躍進のチャンスはあるということです。私は、この間、全国各地に伺い、安倍政治に対するもっとも痛烈な対決者として、また、市民と野党の共闘の推進者として、共産党への期待の広がりを感じます。
地方政治では、自治体の多くが依然として共産党をのぞく「オール与党」というもとで、安倍政権による“地方壊し”を許さず、「住民の福祉を守る」という自治体本来の役割を果たすうえで、日本共産党地方議員団の果たしている役割は抜群のものがあるということも実感しています。
とくに前回空白を克服した7県では、住民の声が届く県議会へと空気が一変したことがどこでも共通しています。
わが党の前進・躍進の可能性を示すものとして、2017年10月の総選挙以後に行われた中間地方選挙の結果を報告したいと思います。
日本共産党は、277の選挙区に、519人が立候補し、482人が当選しました。前回比でプラス5議席、改選比でプラス35議席、議席占有率を8・26%から8・59%に0・33ポイント前進させました。
得票は、衆院選比例代表比で113%となりました。他党との比較では、日本共産党の482人という当選者数は、自民党318人、公明党428人、社民党51人、立憲民主党28人と比較して、第1党となりました。
全党の頑張りでかちとったこの結果を、みんなの確信にして、直面する選挙にのぞみたいと思います。
みなさん。きびしさとチャンスとの両面をしっかりつかみ、やるべきことをやりぬいて、必ず前進・躍進をかちとろうではありませんか。(拍手)
第二に、「参議院選挙は統一地方選挙が終わってから」という段階論に絶対に陥ることなく、「比例を軸」にすえた参院選での躍進を一貫して追求することです。
「比例を軸」にすえるとは、日本共産党そのものへの支持を広げることを、選挙戦の軸にすえるということです。統一地方選挙にむけた政治論戦でも、国政論での党の値打ちを大きく語ること、党の綱領、歴史、理念を丸ごと理解してもらい積極的支持者を増やす活動にとりくむことと一体に、地方政治での党の値打ちを語ることが重要であります。
統一地方選挙をたたかう党組織では、得票目標を「850万票、15%以上」に見合う目標に一本化し、本気で実現をめざして奮闘しましょう。統一地方選挙がない党組織では、必勝選挙区への支援と参院選躍進という二つの仕事にとりくみましょう。
「比例を軸」にすえた参議院選挙での躍進を、統一地方選挙のとりくみと同時並行で、一貫して追求してこそ、連続選挙での勝利の道が開かれる。このことを肝に銘じて奮闘しようではありませんか。
◆3月1日までに「統一地方選挙必勝作戦」をやりぬこう
統一地方選挙をめぐる党派間の激烈なたたかいは、すでに始まっています。自民党をはじめとする各党は、統一地方選挙を参議院選挙の前哨戦と位置づけ、候補者を大量に擁立するなど、激しい動きを強めています。
期日前投票が定着するなかで、一昨年の衆院選では期日前投票が3分の1を超えました。対話・支持拡大などの選挙活動が本番になってから本格化するというわが党の選挙活動の現状を抜本的に変えることが、勝利にとってどうしても必要不可欠です。
それらを考えると、統一地方選必勝のためには、この1月、2月にどれだけ頑張れるかが大きなカギとなります。
そこで、常任幹部会として、「統一地方選挙必勝作戦」として、前半戦の告示日(3月29日)のおよそ1カ月前――3月1日までに、全党がつぎの二つの課題をやりきることを訴えます。
第一は、選挙戦の勝利に必要な草の根での宣伝・組織活動をやりきることです。すべての支部が得票目標を決め、その実現をめざし、要求にこたえた活動、声の宣伝やポスターなど大量宣伝、「集い」に大いにとりくみながら、支持拡大目標をやりきろうではありませんか。
すべての支部で後援会員を拡大し、単位後援会を確立し、ともにたたかう体制をつくりましょう。3月1日を「投票日」にみたてて、勝利に必要な活動をやりきり、さらに選挙本番にむかって、より広い有権者に支持を訴える活動を広げに広げる宣伝・組織活動をやりぬこうではありませんか。
第二は、党勢拡大では、参議院選挙を「前回比3割増」の党勢を築いてたたかうことを展望し、その中間目標として、すべての都道府県、地区委員会、支部が、3月1日までに、党員、「しんぶん赤旗」日刊紙読者、日曜版読者で、前回参院選時を回復・突破しましょう。
支部あたりで平均すれば、1支部あたり、1人の党員、1人の日刊紙読者、5人の日曜版読者を増やせば、この目標は達成できます。
統一地方選挙をたたかう党組織は、前回統一地方選時を回復・突破することを目標に奮闘し、全党をリードする役割を果たそうではありませんか。
以上が、「統一地方選挙必勝作戦」の呼びかけですが、いかがでしょうか(拍手)。これをやりきるのは大仕事ですが、みんなで力を合わせれば、やりきる道は必ず開かれます。
そして、これをやりきることなくして、勝利の保障がないことは明瞭であります。ならば、“先手必勝”でこの作戦を成功させようではありませんか。(拍手)
党員拡大を根幹にすえ、党に新たな活力を迎え入れながら選挙をともにたたかおう
そのさい、党勢拡大にあたっては、党員拡大をあらためて根幹にすえ、党に新たな活力を迎え入れながら選挙をともにたたかうことを、最後まで一貫して追求することを訴えたいと思います。
一つの支部の経験を最後に紹介して終わりたいと思います。
広島・東部地区府中市の中山間地、上下(じょうげ)町で2年前に生まれた上下支部は、昨年の「特別月間」から12月末までに30人の党員を増やし、現勢39人の支部へと躍進しました。この取り組みをけん引した岡田隆行・府中市議は次のように語っています。
「仲間が1人増えることはつながりが何倍に増えることです。私の住む小さな町、そして国政を変える原動力です。上下支部も、新入党員から新たなつながりが次々と出され、沖縄の知人に選挙で支持を訴える党員も生まれました。
党の仲間のかけがえのなさを、新入党員に実感してほしいと、全員の誕生日を壁に貼り出してお祝いするなど、一人ひとりを大事にする活動をしています。新入党員は『党に入ってよかった』と自信をもって語り、さらなる党勢拡大につながっています。
入党者は読者がほとんどです。読者はみな政治に怒っています。党の話をしないのは不誠実です。誠実に声をかければ誠実にこたえてくれるし、信頼も深まります。短期間でも3割増や倍加は可能です」
上下支部では、これまでは日刊紙の配達体制つくれず郵送での購読しかできなかったそうです。そのためにわずかな党員しか日刊紙の購読ができませんでした。この状況が大きく変わったとのことです。
この間の党員拡大を力に、昨日、1月3日付から待望の日刊紙配達が始まったとのうれしい報告もあったことも、お伝えしておきたいと思います。(拍手)
みなさん、1、2月のとりくみが勝利にむけた最初の大きな関門になります。全国が心一つに「統一地方選挙必勝作戦」をやりぬき、年初めから連続躍進にむけた力強い流れをつくりだすことを重ねて訴えて、新春のあいさつとします。ともに頑張りましょう。
(拍手)
W 運輸労連の2019 新春交歓会で 枝野代表があいさつ
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2019年1月8日より抜粋・転載)
日本運輸産業労働組合連合会(運輸労連)は8日昼に都内で2019新春交歓会を開催し、連合や国土交通省、全日本トラック協会、立憲民主党運輸労連政策議員懇談会の関係者が多数参加し、新年のあいさつと懇談を行いました。立憲民主党からは枝野幸男代表が来賓あいさつを行いました。
主催者あいさつで難波淳介中央執行委員長は「長時間労働の是正と賃金水準の引き上げのためには、公正取引による適正な運賃水準の確保が必要。元受・下請という多層構造システム全体の最適化が求められている。今年を組織の壁を越えた魅力ある運輸産業構築の起点の年とし、春闘を通じてドライバーの労働条件など諸課題を解決し、人の集まる運輸産業とする運動を進めたい。
また今年は12年に一度、地方選と参院選が重なる年。運輸労連は昨年の大会で参院比例区で情報労連・吉川さおり、自治労・岸まきこ、JP労組・小沢まさひと、私鉄総連・もりやたかしさんの推薦を決め、今日の執行委員会で参院神奈川選挙区の牧山ひろえさん、統一選の組織内候補3名の推薦を決定した。組織の総力を挙げて取り組みを進めていこう」と訴えました。
枝野代表は「平成の30年間は、競争を加速すればみんなが良くなるという幻想のなかで生きてきた結果が『今だけ、金だけ、自分だけ』の風潮を強めてしまい、格差と分断が広がる状況となってしまった。
そのしわ寄せが運輸の現場に多く押し付けられている。2つの選挙を迎えるこの年に、新しい時代の新しい社会の姿を野党第一党の責任として明確に示し、国民の皆さんのご理解を得ていきたい。4名の比例代表の候補予定者、地方選・参院選の全国の候補予定者に皆さんのご支援をいだだき、新しい時代を拓く一年にしていきたい」と決意を語りました。
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