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カルロス・ゴーン容疑者:直近3 年でも報酬を過少記載か ?
逮捕容疑の5 年分とは別に !
カルロス・ゴーン氏のプロフィールとは ?
日産自動車・ルノーの概要は ?
(www.chunichi.co.jp:2018年11月22日より抜粋・転載)
中日新聞・朝刊:
金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、逮捕された、日産自動車の代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者(64歳)が、逮捕容疑の五年分とは別に、直近三年分の報酬も少なく記載していた疑いがあることが、関係者への取材で分かった。
この三年で受け取ったと、報告書に記されているのは、計約二十九億円。東京地検特捜部は、ゴーン容疑者が実際に受け取った金額は、これを数十億円上回るとみて、実態解明を進める。
東京地検特捜部が、日産の西川(さいかわ)広人社長を任意で事情聴取したことも分かった。
役員報酬の決定や、有価証券報告書の作成経緯などについて、説明を求めたとみられる。
◆子会社から毎年、億単位の報酬を得ていた !
また、日産本社以外にも、オランダにある子会社から毎年、億単位の報酬を得ていたのに、有価証券報告書に記載していなかった疑いがあることも判明。
◆ゴーン容疑者の4カ国の住宅は、子会社などが購入 !
ゴーン容疑者が無償で利用したとされるフランス、オランダ、レバノン、ブラジルの住宅は、この子会社などが購入しており、特捜部は不正の中核的な役割を担ったとみている。
虚偽記載が長期にわたることから「両罰規定」を適用し、法人としての日産の立件も視野に捜査する。
◆ゴーン容疑者の会長職を解く !
日産は、二十二日に臨時取締役会を開き、ゴーン容疑者の会長職を解く。
在日フランス大使館は二十一日、ローラン・ピック駐日大使がゴーン容疑者と二十日に東京拘置所で面会したと明らかにした。異例の対応で、フランス政府が事件を重視している表れとみられる。
ゴーン容疑者は、二〇一一年三月期~一五年三月期の五年間に計約九十九億九千八百万円の報酬を受け取ったのに、計約四十九億八千七百万円と記載した有価証券報告書を提出したとして、側近の代表取締役グレゴリー・ケリー容疑者(62)とともに逮捕された。
日産の有価証券報告書に記載されたゴーン容疑者の直近三年の報酬額は、一六年三月期が十億七千百万円、一七年三月期十億九千八百万円、一八年三月期七億三千五百万円だった。
(参考資料)
Ⅰ カルロス・ゴーン氏のプロフィール
(ウイキペディアより抜粋・転載)
◆役職:
カルロス・ゴーン(Carlos Ghosn、1954年3月9日 - )は、フランスの自動車会社ルノーの取締役会長兼CEO(PDG)にして、日産自動車の会長、三菱自動車工業の会長[2]。またルノーと日産は、2010年以降全世界自動車市場の約10%のシェアを保っているが[3][4]、ゴーンはルノー、日産自動車、三菱自動車工業の株式の相互保有を含む戦略的パートナーシップを統括する「ルノー・日産・三菱アライアンス」の社長兼最高経営責任者(CEO)をも兼務する。
◆人物
両親はレバノン人で、ブラジルで誕生。幼少期をブラジルで過ごし、中等教育は父の母国であるレバノンのベイルートで受けた。フランスの工学系グランゼコールの一つであるパリ国立高等鉱業学校を卒業した後、フランス大手タイヤメーカー、ミシュランに入社し18年間在籍。
ミシュラン社での業績を評価され、ルノーに上席副社長としてスカウトされ、同社の再建にも貢献した。
1999年3月、当時経営と財政危機に瀕していた日産がルノーと資本提携を結び[5]、同年6月、ルノーの上席副社長の職にあったゴーンが、ルノーにおけるポジションを維持しつつ、日産自動車の最高執行責任者(COO)に就任。後に日産自動車の社長兼最高経営責任者(CEO)、ルノーの取締役会長兼CEO(PDG)、ルノー・日産アライアンスの会長兼最高経営責任者(CEO)に就任。
「コストキラー」[6]「ミスター調整(FIX IT)」[7] などの異名をとるゴーンは、日産再建に向け社員とともに「日産リバイバルプラン」を作成。短期間で日産の経営立て直しを果たし、2003年にフォーチュン誌は、彼を「アメリカ国外にいる10人の最強の事業家の一人」と称している[8]2013年6月から2016年6月には、ロシアの自動車メーカのアフトヴァース会長も務めていた[9][10]。
レバノンとブラジルとフランスの多重国籍を有する。アラビア語とフランス語、英語、スペイン語、ポルトガル語の5言語を話せる。日産自動車の社員に対して自らの肉声で語りたい時は、敢えて日本語で演説するようにしている。
2004年には法政大学名誉博士になっている。2005年には、快進社、ダットサンで竹内明太郎と縁があり、早稲田大学からも授与されている。極度の経営不振と経済的危機の状態にあった日産自動車を立て直したということで、他社の社外取締役に招聘されたり、大学の委員なども務めたりもしている。
また、自らコマーシャルに出演するなど[11][12]、マスメディアにも積極的に登場。漫画誌・ビッグコミック・スペリオールに「カルロス・ゴーン物語」[13]が掲載されるなど、広く知られる存在となっている。
2016年10月より、ゴーンはルノー・日産アライアンスに加わった三菱自動車工業の代表取締役会長に就任。2017年2月23日、日産自動車は同年4月1日付で副会長兼共同CEOの西川廣人が代表取締役社長兼CEOに就任することを発表した。ゴーンは引き続き日産の代表取締役会長を務め、アライアンス全体の経営に注力する。
KBE (大英帝国勲章・ナイトコマンダー)。
Ⅱ 日産自動車の概要:
日産自動車株式会社は、1933年に神奈川県横浜市に設立され、現在、日本を含む世界20の国や地域に生産拠点を持っています。そして、160以上の国や地域で商品・サービスを提供しています。
会社名 日産自動車株式会社 (NISSAN MOTOR CO.,LTD.)
社長兼最高経営責任者(CEO) 西川 廣人
本店所在地 〒220-8623 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地
本社所在地 〒220-8686 神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号
地図 PDF (139KB)
TEL. 045-523-5523(代)
設立 1933(昭和8)年12月26日
資本金 6,058億13百万円
主な事業 自動車の製造、販売および関連事業
株式 授権株数 6,000,000,000株
発行済株式総数 4,220,715,112株
株主総数 457,910名
従業員数 22,272(単独)、138,910名(連結)
2017 年の連結売上:11兆9512億円
Ⅲ ルノーの概要は ?
(ウイキペディアより抜粋・転載)
ルノー(Renault S.A.)は、フランスのパリに本社を置く自動車製造会社。グループの日産自動車やダチア、ルノーサムスン自動車などを含めると世界最大の自動車会社である[7]。
◆ヨーロッパ最大の自動車会社
プレミアム・トラクター
1898年にフランス人技術者のルイ・ルノー(Louis Renault、1877年-1944年)とその兄弟によって「ルノー・フレール(ルノー兄弟)」社として設立された。現在は主に中小の乗用車や商用車を手掛ける。過去には商用車専門の子会社のルノーV.Iで大型トラックや軍用車両の生産、第二次世界大戦前は航空機やボートも生産していた。
1970年代以降PSA・プジョーシトロエンと並び、フランスの二大自動車企業の一角を占め、先進的なデザインと優れた安全性能、高品質が高い評価を受け、1998年以降2004年まで連続でヨーロッパ第1位の販売台数を維持した。
2011年現在、韓国のルノーサムスン自動車、ルーマニアのダチア、ロシアのアフトヴァースの株式を保有し、これらを傘下に収めている。また日本の日産自動車とお互いの株式を持ち合い名目上は対等の「ルノー・日産・三菱アライアンス」を構成しているが、日産はフランスの国内法の制限により議決権を行使できないため、ルノーが事実上傘下に収めている。
これらの傘下に収めたグループ企業を含めると、2011年度の新車販売台数の実績では、日本のトヨタグループを抜いて、アメリカのGMとドイツのフォルクスワーゲングループに次いで世界第3位の規模の会社となる。また商用車製造社の世界的再編では、商用車専門の子会社のルノーV.Iをボルボに売却する一方、ボルボの株を20%保有し影響力を保持している。
◆経営陣
取締役会長兼最高経営責任者 (PDG) - カルロス・ゴーン(2005年4月-)
最高経営責任者代行 - ティエリー・ボロレ(2018年11月-)
取締役会長代行 - フィリップ・ラガイエット(2018年11月-)
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