http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/11080.html
Tweet |
上院と下院のねじれ・選挙結果は、
トランプ大統領に試練を与えるものである !
トランプ大統領が従属しない、巨大財閥・ロックフェラーとは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/11/07より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)米国中間選挙:共和党は、上院で過半数議席を
維持するが、下院では、過半数議席を失う !
11月6日に、米国中間選挙が実施された。
現在、開票作業が進展しているが、トランプ大統領の共和党は、上院で過半数議席を維持する一方、下院では、過半数議席を失う見通しである。また、全米50州の知事選では、共和党が、約30州で、勝利を収める可能性が高い。
上院議席数は、これまでの共和51対民主49から、共和56対民主44に近い水準に、変化する見通しである。
下院議席は、これまでの共和235対民主193が、共和214対民主221に近い水準に、変化する見通しである。概ね事前の予測に、近い結果になると見込まれている。
2)上院と下院のねじれ・選挙結果は、トランプ大統領
に試練を与えるものである !
選挙結果は、トランプ大統領に試練を与えるものであるが、トランプ大統領としては、2020年大統領再選に向けて、とりあえずは、最大のハードルを、クリアしたかたちの決着になったと言える。
下院過半数を、民主党に奪回されたことで、今後の政権運営の困難は、飛躍的に高まる。
大統領提案を、議会で決定することが、極めて難しくなる。
また、下院が、トランプ大統領に対する、弾劾裁判の開始を、決定するリスクが高まる。
他方において、共和党は、上院議席数を増やす見通しである。
大統領弾劾は、上院の3分の2以上の賛成がなければ、成立しない。
3)トランプ氏への大統領弾劾が成立する可能性は、極めて低い !
したがって、大統領弾劾裁判の始動が、下院によって決議される可能性はあるが、大統領弾劾が成立する可能性は、極めて低いと言える。大統領指名人事の承認権は、上院にあるため、トランプ大統領が、とりわけ重視したのは、上院における共和党過半数維持であった。この点に関しては、期待以上の結果を得た、ということになる。
トランプ大統領は、この中間選挙を起点に、2020年11月3日の大統領選まで、現在の「米国分断路線」を貫く可能性が高い。
メディアの総攻撃を受け続けてきた、トランプ大統領であるが、政策路線に対する、賛否両論があることを脇に置けば、トランプ大統領が、極めて強靱で、したたかな戦略の持ち主であることが、改めて証明されたと言える。
4)米国は、巨大資本に従属しない、トランプ大統領の登場によって、
完全に分断された !
米国は、トランプ大統領の登場によって、完全に分断されたと言ってよい。
トランプ大統領は、全米のすべての主権者から、まんべんなく支持を得ることを、目指していない。
トランプ大統領の施策を強く支持する者の、結束を図る戦術を、明確に保持し、その戦術を確実に実行している。
トランプ大統領が、支持を獲得しようとしている中核は、米国内陸部に居住する、キリスト教福音派の信者を軸とする、白人層である。
5)トランプ大統領は、小さな政府、自己防衛権尊重
を、重視する立場を鮮明にしている !
トランプ大統領は、思想・哲学としては、明確にリバタリアンの系譜に沿う、主張を展開しており、福祉国家ではなく、自助・自立=小さな政府、自己防衛権尊重を、重視する立場を鮮明にしている。
米国を征服、占領した渡来勢力の利益を重んじる、スタンスを鮮明にしているのだ。
同時に、ワシントンを拠点とする、エスタブリッシュメント、職業政治家の手から、米国政治を取り戻すことを主張し、この主張に、多くの白人系米国人が、賛同している。
多様性の尊重、移民との融和、社会保障の拡充を主張する、民主党リベラルとは、全面的に対峙している。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
トランプ大統領が従属しない、巨大財閥・ロックフェラーとは ?
巨大財閥:ロックフェラー家
(ウイキペディアより抜粋・転載)
ロックフェラー家(Rockefeller family)は、ドイツ南部のプロテスタントの一派バプテスト(浸礼派)として起源を持ったアメリカ合衆国の名門一族。祖先はフランス系のユグノー出身であり、本来の家名はロクフイユ(Roquefeuille)であったが[1]、ドイツへの移住とともにロッゲンフェルダー(Roggenfelder)となり[2]、アメリカに移住してからロックフェラーと改称した。
○概要:
世界最大の石油トラストとして君臨したスタンダード・オイル創始者のジョン・D・ロックフェラーと弟でナショナル・シティー銀行ニューヨーク(現在のシティグループ)創業者の一人であるウィリアム・ロックフェラーによって発展した一族。世界的な財閥で、石油業や軍事産業、金融業など様々な企業を傘下に収める。
その中の代表的企業には、ジョンの孫のデイヴィッド・ロックフェラーが頭取を務めたチェース・マンハッタン銀行(現在のJPモルガン・チェース)がある。
これはカーギルのメインバンクであった。モルガン財閥、メロン財閥と並ぶ米国三大財閥の一角。英国の世界的な財閥であるロスチャイルド家としばしば比較され、2012年5月30日のRITキャピタルパートナーズでの歴史的な資本提携は話題を呼んだ。
更には、ジェラルド・R・フォード大統領の下、副大統領に就任したネルソン・ロックフェラーやアーカンソー州知事を務めたウィンスロップ・ロックフェラー、現職のアメリカ上院議員のジェイ・ロックフェラーの3名の政治家も輩出した。
また、ジョン・D・ロックフェラー2世が自らの資金で建設したロックフェラー・センターや初代が慈善事業の一環で始めたロックフェラー財団やロックフェラー大学など、その名を冠した建造物や組織もある。
○人物
ジョン・ロックフェラー - アメリカ合衆国の石油王。
ジョン・ロックフェラー2世 - アメリカ合衆国の慈善家。ジョン・ロックフェラーの息子。
ウィリアム・ロックフェラー - ジョン・ロックフェラーの弟。ナショナル・シティー銀行ニューヨーク(現在のシティグループ)創業者の一人。娘のゲラルディンがレミントン・アームズのハートレーと結婚。
ジェームズ・ロックフェラー - ウィリアムの孫。パリオリンピック (1924年)の ボート(エイト)で金メダルを獲得。後にナショナル・シティー銀行ニューヨーク(シティグループ)の社長となる。2004年に102歳で死去。
ネルソン・ロックフェラー - 第41代アメリカ合衆国副大統領。ジョン・ロックフェラー2世の息子。
ジョン・ロックフェラー4世 - アメリカ合衆国上院議員。ネルソン・ロックフェラーの甥。ロックフェラー家の現在の当主
デイヴィッド・ロックフェラー - アメリカ合衆国の銀行家、慈善家。ジョン・ロックフェラー2世の息子でネルソン・ロックフェラーの実弟。2017年に101歳の天寿を全うした。
マイケル・ロックフェラー - ネルソン・ロックフェラーの息子で民族学者。1961年にニューギニア西部で行方不明になり、首狩り族に殺されたと一部では信じられている。
ロックフェラー家の名を冠する事物
ロックフェラー財団 - ジョン・ロックフェラーの遺志から結成された。
ロックフェラー・センター - ニューヨークの商業ビル複合体の名称。ジョン・ロックフェラー2世に因んで命名された。
ロックフェラー医学研究センター(後のロックフェラー大学)。
○政治
ロックフェラー家は創設者ジョン・ロックフェラーの第三世代に当たる孫のネルソン・ロックフェラー以来、多くの政治家を輩出しており、特に州知事ポストではこれまで3つの州(ニューヨーク州、アーカンソー州、ウェストバージニア州)で4人の州知事経験者を輩出している。
また、デイヴィッド・ロックフェラーの息子デイヴィッド・ロックフェラー・ジュニアはニクソン大統領によって過去に2回に渡り財務長官への就任を求められたが、いずれも辞退している。
○ロックフェラー財閥系有名企業
(含・直接&間接的支配)】
(www.rui.jp:2007/03/03 PM08 より抜粋・転載)
1・エクソンモービル 、2・テキサコ 、3・IBM
4・ベクテル(世界最大のゼネコンらしい)
5・GM・フォード・クライスラー(いわゆるBIG3・GMはデュポン財閥にも含まれる。)
6・GE 、7・ウェスティングハウスエレクトロニクス(ハイテク製品メーカー)
8・ロックフェラーセンター(バブル時に三菱地所がセンタービル買収)
9・チェース・マンハッタン銀行
10・ファースト・ナショナル(モルガン財閥にも含まれる)
その他〜穀物メジャーカーギルなど数多いが実態は明らかでない。
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。