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米国・中間選挙:下院は、民主党勝利、上院は、共和党勝利で、ねじれ状態に !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/11076.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 11 月 08 日 21:20:58: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


米国・中間選挙:下院は、民主党勝利、上院は、共和党勝利で、ねじれ状態に !

  下院、過去最多の女性96人当選確実 !

(www3.nhk.or.jp:2018年11月7日 16時42分より抜粋・転載)

アメリカ議会の中間選挙について、上院は与党・共和党が多数派を維持する一方で、下院は野党・民主党が多数派を奪還することが確実になりました。今後2年間は上院と下院で多数派が異なる「ねじれ」の状態が続き、トランプ大統領にとっては痛手で、難しい政権運営を迫られそうです。

アメリカ議会の中間選挙は上院100議席のうち35議席と下院の435議席すべてが改選され、日本時間の午前8時から開票が進んでいます。

アメリカABCテレビは、このうち議会下院について、事前の情勢取材や出口調査の結果などから野党・民主党が過半数の議席を獲得することが確実となり、下院で8年ぶりに多数派を奪還する見通しだと伝えました。

AP通信は、これまでのところ、共和党は191人、民主党は210人の候補者の当選が確実になったと伝えています。

一方、議会上院では、改選されない議席も合わせて共和党が51議席、民主党が43議席を獲得することが確実となり、引き続き共和党が多数派を維持する見通しになったと伝えました。

トランプ大統領は選挙戦が本格化し始めた9月以降、全米30か所と大統領選挙並みの過密な日程で遊説しており、選挙の結果を受けてツイッターに「すばらしい成功を収めた。皆さん、ありがとう」と投稿し、強気の姿勢を崩していません。

一方、民主党の下院トップ、ペロシ院内総務は6日、記者会見で民主党が下院を奪還する見通しとなったことについて、「明るい未来が待っている。もう分断はたくさんだ。与党・共和党とも協力し、国民に納得のいく議会にしていく」と述べました。

今回の選挙で、今後2年間は議会の上院と下院で多数派が異なる「ねじれ」の状態が続くことになり、メキシコとの国境の壁の建設や、オバマ前政権が導入した医療保険制度、いわゆるオバマケアの撤廃などトランプ大統領の公約が一層厳しくなり、難しい政権運営を迫られることになりそうです。

また中間選挙の結果を受け、アメリカ第一主義を掲げる、トランプ大統領の外交や貿易政策をめぐり、今後、日本などにも影響が出るのか、注目されます。

(参考資料)

  米国中間選挙:下院、過去最多の女性96人当選確実 !

(www.asahi.com:2018年11月7日18時24分より抜粋・転載)

米国中間選挙は、現地時間、11月6日夜(日本時間7日朝)、投票が締め切られ、即日開票されました。野党・民主党が、下院で過半数を奪還する一方、上院は、与党・共和党が多数を維持した注目の選挙を、タイムラインで追います。米国政治に詳しい、記者の解説もお届けします。

(タイムライン上の表記は日本時間)

TVがつくる笑顔のファシズム、ムーア監督のトランプ論

トランプ氏は負けて、勝った !高投票率があぶり出す分断

◆下院、女性96人が当選確実 ! 過去最多

 開票作業が続く米中間選挙で、米CNNなどは、現地時間の7日午前3時半現在、下院の女性候補のうち96人が当選確実となったと伝えた。下院の女性議員は過去最多になる。多くが民主党候補で、31人が新顔だった。女性候補の当選はさらに増える見込みだという。

 改選前、下院435議席のうち女性議員は84議席で史上最も多かったが、さらに大幅に増える。

 今回の中間選挙では、性被害に声をあげる「#Metoo」運動やトランプ大統領の女性差別的な態度に対する批判などが広がったため、230人を超える女性が下院選に立候補していた。多くが初出馬だった。

     ◇

【関連記事】女性候補は「母」が強み、CMに授乳場面も 米中間選挙(10月27日)

https://www.asahi.com/articles/ASLBR2GMPLBRUHBI00F.html

解説=編集委員・佐藤武嗣

◆トランプ氏、ラストベルトで神通力に陰り

 ウィスコンシン州で、共和党の現職知事を民主党候補が破った。同州は、産業が寂れた「ラストベルト」地帯。かつては労働者階級の支持を集めていた民主党の地盤だったが、2016年の大統領選では、労働者の不満をすくい取ったトランプ大統領が勝利した。

 同州の現職は、共和党でトランプ氏の政策に支持を表明してきたスコット・ウォーカー氏。移民に対するトランプ氏の強硬策を支持するなど、同党でもトランプ氏に考えが近い右派として知られる。だが、今回の知事選では、民主党のトニー・エバーンズ同州教育長に敗北した。

 また、同じくラストベルトのアイオワ州でも、民主党候補が下院第1、第3区で共和党の現職を破って議席を奪還。トランプ氏のラストベルトでの神通力に陰りが出てきたとも言える。

     ◇

【関連記事】「ラストベルトに住んでみた」の特集はこちら

http://t.asahi.com/uh1r別ウインドウで開きます別ウインドウで開きます

【関連記事】7歳の娘に注射針が…住み込み取材で見た薬物汚染の実態(1月27日)

https://www.asahi.com/articles/ASL1S5DRXL1SUHBI019.html

元ソマリア難民でイスラム教徒女性、初の連邦議会議員に

 下院ミネソタ第5区で、民主党の新顔イルハン・オマール候補が当選確実となった。オマール氏は元ソマリア難民。下院ミシガン第13区で当選確実となったパレスチナ移民の子のラシダ・トレイブ候補とともに、初のイスラム教徒の女性連邦議会議員になる。

インタビューに答える下院選民主党候補のイルハン・オマール氏=10月、ロイター。元ソマリア難民という経歴が注目を集めた。当選確実とし、イスラム教徒の女性として初の連邦議会議員になる

14:50

◆トランプ氏、民主党が、下院トップに祝辞 !

 トランプ米大統領は、民主党が下院で過半数を奪い返す情勢になったことを受け、同党下院トップのペロシ院内総務に電話で祝辞を述べた。AP通信がペロシ氏の報道官の話として伝えたところでは、トランプ氏は民主、共和両党の枠を超えた連携に言及したという。

 これに先立ち、ペロシ氏は会見で「我々を一つにするような解決策のために働く。分断はもう十分だ」と述べていた。

解説=編集委員・佐藤武嗣

◆民主党、党内分断の立て直しが課題 !

 トランプ大統領にとって、中間選挙は手痛い結果となった。上院では与党・共和党が過半数を維持したものの、下院では民主党の過半数奪還を許した。

 米国では議会の権限が強い。今後、下院ではメキシコ国境との「壁」の建設予算案などが多数を握る民主党の反対で阻まれる見通しになるほか、大統領に対する弾劾(だんがい)裁判も手続きを始められる。
一方、2年後の大統領再選を目指すトランプ氏は議会を敵視し、他国に対する貿易戦争など、「過激路線」をさらにエスカレートさせるだろう。

 今回、下院選挙では躍進した民主党だが、2年後の大統領選への布石となるのかは見通せない。民主党内では、長年、主流を占めてきたエスタブリッシュメント派と進歩派の主導権争いに決着がついていない。
2016年の大統領選では、エスタブリッシュメントのクリントン元国務長官と、進歩派のサンダース上院議員が角を突き合わせたが、その対立構図をいまも引きずっている。

 下院のニューヨーク州第14選挙区がその象徴だ。民主党の候補を決める予備選では、10期目のベテラン議員で、次期下院議長と目されていたエスタブリッシュメント派のジョー・クローリー氏に、サンダース氏のボランティアだった進歩派のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏が挑んだ。

結果はコルテス氏が勝利。今回の中間選挙でも共和党候補に圧勝し、進歩派の躍進を後押しした。

 民主党は党内の分断を立て直し、どうトランプ氏に挑むのか。トランプ氏は中間選挙の結果を受け、分断と憎悪をあおる戦略をさらに加速させるのか――。
2年後の大統領選をにらみ、両党の動きが注目される。

解説=編集委員・佐藤武嗣

◆初の黒人知事、誕生ならず !

 大統領選でも最大のカギを握るのが、現在は共和党が知事を務めるフロリダ州だ。同党のロン・デサンティス下院議員に、民主党で黒人のアンドリュー・ギラム候補が挑む構図となり、初の黒人知事が誕生するか注目された。

 ギラム候補は、バーニー・サンダース上院議員の支持を受けた党内左派。一方、共和党のデサンティス氏は保守派でトランプ氏に近い。
民主党左派と共和党のトランプ派が激突する構図。激しい選挙戦となり、デサンティス氏が黒人のギラム氏を「モンキー」と呼び、人種差別だとメディアから問題視されたこともある。

 結果は1ポイントの僅差(きんさ)でデサンティス氏が勝利する見通し。初の黒人知事誕生はならなかった。

6日、投票所の外で支持者らにあいさつするフロリダ州知事選候補の民主党のアンドリュー・ギラム氏(中央)=ロイター。黒人初の知事を目指したが落選した !

13:55

「ファームベルト」ミズーリ州は共和党

 激戦となったミズーリ州の上院選は、共和党のホーリー氏が当選確実。民主党の現職マカスキル氏を破った。

 同州は米中西部に広がる巨大な穀倉地帯「ファームベルト」の一角。2年前の大統領選では、トランプ大統領が20ポイント近い差で圧勝していた。

 トランプ政権が「貿易戦争」として、中国からの輸入品に制裁関税を仕掛けると、中国はトランプ大統領の支持基盤の農家を狙って報復関税を発動した。
競争力が弱まって収入が減る農家には熱心なトランプ支持者が多く、貿易紛争が選挙戦にどう影響するか注目されていた。

     ◇

【関連記事】「ワシントンに飽き飽き」 トランプ氏支持農家の胸中(10月30日)

https://www.asahi.com/articles/ASLBS13CBLBRUHBI05C.html

【関連記事】トランプ熱なぜ冷めぬ?ファームベルトで見た「忠誠心」(10月16日)

https://www.asahi.com/articles/ASLBD73FVLBDUHBI04N.html

解説=編集委員・佐藤武嗣

民主が下院奪還、トランプ政権に痛手

 下院で野党民主党が過半数の奪還を確実にしたことで、ロシア疑惑などをめぐる大統領罷免(ひめん)のための弾劾(だんがい)裁判の手続きが可能となる。

 今回の選挙は、2年前に誕生したトランプ政権への信任投票と位置づけられており、トランプ氏にとっては大きな痛手となる。

 ただ、上院では共和党が過半数を維持する見通し。上院には、トランプ政権が指名した政府高官の人事の承認権限がある。これを民主党に握られれば人事が停滞する可能性が高かっただけに、トランプ氏にとって最悪の事態は回避できた。
また、共和党がトランプ氏を支持する限り、大統領が弾劾(だんがい)裁判で有罪判決を受ける可能性も低くなった。

 今回の中間選挙では民主党の善戦が目立つが、2年後の大統領選でこれが同党に有利に働くとは限らない。
専門家の間では、メキシコ国境との「万里の長城」建設の予算案などが議会に阻まれれば、トランプ氏が民主党をこれまで以上に敵視して支持者にアピールするとみられ、むしろ2年後の大統領選には同氏に有利に作用するとの分析もある。

13:25

◆トランスジェンダーの候補、落選の見通し

 米CNNによると、バーモント州知事選は共和党現職のスコット候補が当選確実となり、民主党のクリスティン・ハルクイスト候補は落選の見通しとなった。

 ハルクイスト氏は生まれた時の体と心の性別が一致しないトランスジェンダーで、2015年に男性から女性に転換した。トランスジェンダーを公表した人が主要政党の知事候補になるのは、米史上で初めてだった。

 

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