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日中関係の悪化を、人為的に誘導しようとする勢力が、
存在した可能性が、極めて高い !
安倍首相・自民党議員の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/10/31より抜粋・転載)
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1)10月30日、『日中友好継承発展会』
設立記念講演会が開催された !
2)鳩山友紀夫元内閣総理大臣が、主催者を
代表されて、挨拶をされた !
3)駐日公使の祝辞後、丹羽宇一郎氏・植草一秀氏が講演をした !
4)最近の経済・金融情勢、・日中関係が著しく
悪化した原因、・今後の日本外交の指針を講演した !
5)世界の株式市場に変調が生じている事が目下の警戒要因である !
6)世界株価下落の背景は、米国の利上げ、
日本の増税方針、米中貿易戦争の拡大だ !
7)日中関係の悪化について、その主たる責任は、日本側にある !
8)記念講演ならびに懇親会には、
多数の元国会議員も駆け付けた !
9)日本国民が、「中国が悪い」との印象を持ってきた事が、
日中関係の悪化をもたらした重要な原因である !
10 )日中両国は、何回も、尖閣諸島の領有権問題について、対話をしている !
以上は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
11 )張香山の回想録に、周首相と田中首相の
重要な発言が記載されている !
1072 年の日中国交正常化交渉に、中国の顧問として深く関わった、張香山元中国国際交流協会副会長・中日友好協会副会長の回想録に、周首相と田中首相の重要な発言が記載されている。
周首相は尖閣問題について「尖閣諸島問題については今回は話したくない。いまこれを話すのは良くない」と発言した後、田中首相が、「それはそうだ。これ以上話す必要はない。また別の機会に話そう」と発言した。
こう記載されている。
日中首脳会談に同席した、日本の橋本恕(はしもとひろし)中国課長は、次のように発言している。
「周首相が『いよいよこれですべて終わりましたね』と言った。ところが『いや、まだ残っている』と田中首相が持ち出したのが、尖閣列島問題だった。
12 )1972 年では、「尖閣列島問題は、別の機会に」
ということで、交渉はすべて終わった !
周首相が『これを言いだしたら、双方とも言うことがいっぱいあって、首脳会談は、とてもじゃないが終わりませんよ。だから今回は、触れないでおきましょう』と言ったので、田中首相のほうも、『それはそうだ。じゃこれは、別の機会に』ということで、交渉はすべて終わったのです」。
1978年の日中平和友好条約締結時の対話に関しては、当時の外務省条約課長の栗山尚一氏(のちの外務事務次官、駐米大使)が、日中平和友好条約締結時のケ小平副首相の発言について次のように述べている。
「このような問題については、後で落ち着いて討論し、双方とも受け入れられる方向を探し出せば良い。いまの世代が方法を探し出せなければ、次の世代が探し出すだろう」
つまり、日本と中国は尖閣諸島の領有権問題について、「棚上げ」することで合意し、その上で、国交回復、平和友好条約締結に踏み出したのである。
13 )日本と中国は、尖閣諸島の領有権問題を
「棚上げ」する事で合意し、国交回復・平和友好条約を締結 !
棚上げ合意とは、@尖閣諸島の現状を容認すること、Aその現状を武力によって変更しないこと、
B領有権問題の決着を先送りすること、を内容とする合意である。
「現状を容認する」とは、日本の施政権を認めることであり、「棚上げ」は日本にとって極めて有利な取り扱いであったと言える。
棚上げ合意があったことは、1979年5月31日付の読売新聞が、社説に明記している。
「日中双方とも領土主権を主張し、現実に論争が、存在することを認めながら、この問題を留保し、将来の解決に待つことで、日中政府間の了解がついた。それは、共同声明や条約上の文書にはなっていないが、政府対政府のれっきとした、「約束ごと」であることは、間違いない。約束した以上は、これを遵守するのが筋道である。」
この「棚上げ」で、日中両国が合意し、日中関係の改善を進めてきたのである。
日本がこの立場を維持していれば、日中関係の悪化は、回避できたはずである。
14 )日中関係の悪化を、人為的に誘導しようとする
勢力が、存在した可能性が、極めて高い !
2010年9月に発生した、中国漁船の海上保安庁巡視船への、衝突事故が発生し、中国漁船船員が逮捕された事案は、実は、日本側が一方的に、「棚上げ合意」から離脱する行動を、とり始めたことに原因がある。
客観的に見て表現するならば、日本側の行動に問題があったと言えるのであり、この事実について、日本の世論が「悪いのは中国だ」の方向で沸騰すれば、日中関係が悪化するのは、当然の結果だった。
重要な点は、このような日中関係の悪化を望み、場合によっては、それを、人為的に誘導しようとする勢力が、存在した可能性が、極めて高いことである。
この点については、紙幅が足りないので、稿を改めて記述することにしたい。
(参考資料)
T 『報ステ』古舘伊知郎が最後の反撃 !
ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、
安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !
(biz-journal.jpい:2016.03.19より抜粋・転載)
◆特集は、合法的独裁を狙う、安倍自民党・改憲草案
・「緊急事態条項」だった !
☆ヒトラーは、合法的に独裁を実現している !
☆ヒトラーの「国家緊急権」が、安倍自民党の
「緊急事態条項」と そっくりだ !
☆緊急事態宣言は、国会の承認が必要だが事後でもいいので、
独裁は、事後承認でやりたい放題できる !
☆改憲(実は大改悪)人類普遍の権利でさえ「最大限尊重」
(厳守ではない)程度の扱いになる !
☆衆参で3 分の2 以上の議席になれば、安倍首相は、
ヒトラーのように独裁にひた走る !
U 安倍総理と「傲慢症候群」=“権力中毒” !
香山リカ・精神科医・教授の主張 !
(webronza.asahi.com:2015 年07月25日より抜粋・転載)
◆組織や社会を「死に至らしめる病」、
一刻も早く“権力中毒”から覚めよ !
香山(かやま)リカ: 精神科医、立教大学現代心理学部教授。
傲慢症候群|安倍政権|権力中毒
◆「安倍総理と傲慢症候群」=“権力中毒” !
今回は、さらに一歩、踏み込んで「安倍総理と傲慢症候群」について語ってみたいと思う。
安倍総理は、5 月の衆院平和安全法制特別委員会での審議で、質問していた民主党の辻元清美議員に「早く質問しろよ!」とヤジを飛ばした(後に民主党が抗議したため、総理は陳謝)。
また2月の衆院予算委員会では、旧大蔵省出身の民主党議員の質問の最中、「日教組どうすんだ!日教組!」と繰り返しヤジを飛ばし、委員長からたしなめられる一幕もあった。
ヤジは国会につきものではあるが、現役総理とは思えないほど品位もなく、傲慢無礼な態度だと言える。
これは、安倍総理のもともとの性格ゆえなのだろうか。どうもそうではないようだ。
私は、安倍総理は「傲慢症候群」と名付けられた一種の“権力中毒”に陥っているのではないか、と考えている。
*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。大多数の検察・裁判官も安倍政権の家来である。
2016 ・17 年、報道の自由度は、日本は、世界72 位に転落した。
独裁志向・安倍政権下、隠蔽・権力迎合の捏造・画一偏向報道の
NHK等日本マスコミの腐敗堕落は、ひどい。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。
(植草一秀氏の説)
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