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沖縄・那覇市長選について、 識者・野党の見解は ?
T 沖縄・那覇市長選、城間幹子氏が再選 ! 玉城知事らが推す
(www.asahi.com:2018年10月21日22時24分より抜粋・転載)
朝日新聞:山下龍一: 那覇市長選が、10月21日投開票され、玉城デニー知事ら「オール沖縄」勢力が推す無所属現職の城間幹子氏(67)が、安倍政権の支援を受けた無所属新顔の前県議翁長政俊氏(69)を破り、再選を決めた。投票率は48・19%。
9月30日の沖縄県知事選と同様に、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対するオール沖縄勢力と、移設を進める安倍政権が支援する自民系候補による対決構図で、自民系候補は、知事選と14日の豊見城(とみぐすく)市長選に続き3連敗。来春の統一地方選や4月にもある衆院沖縄3区補選に向け、安倍政権に痛手となった。
防衛省が17日、県による辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回に対し、石井啓一国土交通相に効力停止を申し立てたことが、結果に影響を与えた可能性もある。
故・翁長雄志氏の後継として2014年に初当選した城間氏は、玉城新県政との連携を強調。給付型奨学金の創設や子どもの貧困対策など1期目の実績を訴え、支持を広げた。
元自民党県連会長で、菅義偉官房長官と太いパイプを持つ翁長氏は子育て支援や経済振興などを訴えたが、及ばなかった。(山下龍一)
U 那覇市長選は、沖縄県知事選と同様に、
オ ール沖縄陣営の大勝になった !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2013/10/22より抜粋・転載)
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1)沖縄県那覇市長選で、国政野党が指示した、
城間氏が、大差で再選を果たした !
10月21日、沖縄県那覇市長選が、投票日を迎えた。
結果は、城間幹子: 79677、翁長政俊: 42446、となり、現職の城間氏が、大差で再選を果たした。
選挙戦は、9月30日に実施された、沖縄県知事選と、まったく同じ構図で行われた。
安倍内閣与党の自公と維新、そして、少数政党の希望が、翁長氏を支援した。
現職の城間氏を支援したのが、立憲、国民、共産、自由、社民、会派おきなわ、社会大衆党プラス基地反対の保守勢力が結集する、「オール沖縄」である。
2)那覇市長選は、沖縄県知事選と同様に、
オール沖縄陣営の大勝になった !
結果は、沖縄県知事選と同様に、オール沖縄陣営の大勝になった。
安倍内閣与党勢力の劣勢が一段と強まっている。
沖縄では、10月14日に実施された、豊見城市長選挙でも、社民、共産、社大、自由、国民、立民推薦の無所属新人山川仁氏が、無所属新人の宜保安孝氏と、無所属現職の宜保晴毅氏の、2名を破って初当選した。玉城デニー沖縄県知事の、新しい門出を祝福する、選挙結果が続いている。
これらの現実は、「安倍一強」が、フィクションであることを立証している。
3)国政においても、国民が賢明になり、野党共闘
を強化すれば、安倍政治を刷新できる !
国政においても、取り組みを一つ変えれば状況は一変する。
安倍内閣の基盤は、実は驚くほど脆弱である。
安倍内閣の基盤の弱さを測る上で、もっとも参考になるのは、国政選挙での、比例代表選挙結果である。選挙区選挙では各政党が候補者を擁立するわけではないから、得票数と政党支持数とが乖離する。主権者の政党別支持状況を正確に反映すると考えられるのが比例代表の得票数である。
4)自民党と公明党の間では、投票をバーターして
当選数を拡大している !
ただし、自民党と公明党の間では、自民党の選挙区候補者に、公明党支持者が投票する代わりに、自民党支持者に、比例代表選挙での公明党への投票が、呼びかけられる場合があるから、自公両者については、合計数値が、より重要な意味を有しているとも、考えられる。
2017年10月総選挙の比例代表選挙結果を見ると、政党別得票率は、以下のとおりである(得票率は全有権者に占める比率、%)。
自民 17.9、公明 6.7、維新 3.3、立憲 10.7
希望 9.3、共産 4.4、社民 0.9
自公の合計は、24.6%、立憲、希望、共産、社民の合計は、25.2%である。
自公に維新を加えると、27.9%になる。
自由党は、比例代表選挙に、候補者を擁立しなかった。
自由支持者の票は、立憲、希望、共産、社民の得票に含まれていると考えられる。
5)安倍自公政権支持者と、安倍自公政権
不支持者の数は、ほぼ拮抗している !
つまり、安倍自公政権支持者と、安倍自公政権不支持者の数は、ほぼ拮抗していると考えられる。
地域によって、両者のバランスが異なる。
2016年参院選では、選挙区において、北海道、秋田を除く、東北、新潟、長野、山梨、三重、大分、沖縄で、反安倍自公勢力が、勝利した。
茨城、東京、静岡、愛知、京都、広島で、議席は、折半となった。
面積で計算すると、安倍陣営勝利地域が、46%、反安倍陣営勝利地域が45%だった。
6)面積では、安倍陣営と反安倍陣営は、
完全な互角の勝負だった !
面積では、完全な互角の勝負だった。
32の1人区では、野党連合は、11勝21敗になった。
これでは、政権奪取には、手が届かないが、少なくとも「安倍一強」という現実は、存在しない。
参院選で、野党勢力が、力強さを欠いたのは、野党の中心に位置した、民進党が主権者の支持を完全に失っていたからだ。かねてより、指摘しているように、政策路線が、あいまいなのだ。
「隠れ与党勢力」が、多数潜んでいる状況では、主権者は、この民進党を信頼して、投票できなかった。野党勢力は、旗幟を鮮明にしなければならない。
7)安倍政治刷新のためには、オール沖縄の戦い
を、オールジャパンに広げるべきだ !
その戦いの好事例が、沖縄での戦いである。オール沖縄の戦いを、オールジャパンに広げること。
これが、日本政治刷新の条件である。
沖縄の選挙の最大の特徴は、反安倍陣営に、「共産党」がしっかりと、組み込まれたことである。
安倍陣営の勝利の方程式(謀略)は、反安倍陣営の分断にある。
反安倍陣営を分断すれば、必ず、安倍陣営が勝つ。当たり前のことだ。
自公が勝つか、反自公が勝つか、選挙の勝敗を決するのは、衆院の小選
8)反自公勢力が勝つためには、共産党との共闘が、不可欠の要素だ !
だから、安倍首相は、いつも声を張り上げて、「共産党と共闘するんですか !」
「民共共闘に、投票するんですか !」と叫ぶのである。
この声に呼応する勢力が、存在することを見落とせない。
この声に呼応するのが、「連合」なのだ。「連合」は、「隠れ自公応援団」である。
「連合」が、声を張り上げて、「共産党と共闘するんですか!」と叫ぶ。
安倍晋三氏とハーモニーを演じるのだ。だから、どうすればいいのかは、すぐ分かる。
―以下省略―
V 【談話】那覇市長選挙結果を受けて
(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2018年10月21日より抜粋・転載)
国民民主党選挙対策委員長・岸本 周平:
本日、那覇市長選挙が実施され、わが党が支援いたしました城間幹子候補が、自民党などが推薦する候補を破り、当選を果たしました。那覇市民の多くの皆さまから絶大なるご支持、ご支援を賜りましたことに、心より御礼申し上げます。
城間候補は、先に当選を果たした玉城デニー県知事と連携しながら、市長一期目に取り組んだ「地域づくり」「子育て支援」「経済発展」をさらに推し進めていくことを訴え当選を勝ち取りました。
県知事選挙に続き、県都の那覇市長選挙でオール沖縄勢力が推す候補が勝利したことは、中央からの押し付けではない自立した地方政治を望む強い民意が示されたものと受けとめます。政府は、今回示された民意を重く受け止め、沖縄の声に耳を傾けるべきです。
国民民主党は、先に党内に設置した「沖縄協議会」で、日米地位協定の見直しを含む沖縄県内の諸課題を調査検討すべく、取り組みを開始しています。今後、同協議会を中心に関係自治体や県民のかたがたと議論を積み重ね、実効性のある提案を行っていく所存です。
W オール沖縄3連続勝利 ! 那覇市長に城間氏再選 !
“新基地ノー”の民意固く
(www.jcp.or.jp:共産党:2018年10月22日より抜粋・転載)
沖縄県の県都・那覇の市長選が、10月21日投開票され、同県名護市辺野古米軍新基地建設反対の「オール沖縄」で翁長雄志前知事の遺志を継ぐ、現職の城間幹子氏(67歳)の再選が確実となりました。
同新基地反対を掲げて、玉城デニー氏が圧勝した、9月30日の知事選、その後のオール沖縄候補が、初当選した、豊見城(とみぐすく)市長選に続いて、新基地ノーの沖縄の強固な民意を示す歴史的勝利です。
新基地反対を貫いた、翁長前知事の遺志を継ぐ、玉城デニー新県政が、誕生した知事選からの、オール沖縄の3連続勝利になった。これらの勝利は、辺野古新基地を強行しようとする、安倍政権にとって、厳しい痛撃であり、政権の土台を、さらに大きく揺さぶるものとなります。
選挙中に、城間氏は、辺野古新基地反対を強調し、玉城デニー県政を支え、連携することを表明した。
子育て、子どもの貧困対策、教育、文化、中小企業振興の施策の拡充などを示し、翁長前知事が掲げた、「平和で誇りある、豊かな沖縄」を、那覇市からも築くと、訴えました。
玉城デニー新知事が、安倍晋三首相らと面会し、知事選で示された民意を、伝えて、対話による解決を求めましたが、安倍政権は、10月17日、沖縄県が、新基地建設を止めるために行った、埋め立て承認撤回の、効力停止を求める、暴挙に出ました。
安倍政権の暴挙に、オール沖縄勢力だけでなく、他の保守や無党派層まで、怒りが広がり、城間氏の勝利で、改めて、安倍政権に審判を下そうと、結集を呼びかけて、猛奮闘しました。
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