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共産党を含む野党共闘体制を確立して、参院選に臨むべきだ !
「日本の支配者」の大謀略とは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2013/10/22より抜粋・転載)
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1)沖縄県那覇市長選で、国政野党が指示した、
城間氏が、大差で再選を果たした !
2)那覇市長選は、沖縄県知事選と同様に、オール沖縄陣営の大勝になった !
3)国政においても、国民が賢明になり、野党共闘
を強化すれば、安倍政治を刷新できる !
4)自民党と公明党の間では、投票をバーターして当選数を拡大している !
5)安倍自公政権支持者と、安倍自公政権
不支持者の数は、ほぼ拮抗している !
6)面積では、安倍陣営と反安倍陣営は、完全な互角の勝負だった !
7)安倍政治刷新のためには、オール沖縄の戦い
を、オールジャパンに広げるべきだ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
8)自公が勝つか、反自公が勝つか、選挙の勝敗
を決するのは、1人区の戦いだ !
選挙の勝敗を決するのは、当選者が1人しか出ない選挙区だ。
この選挙区で、反安倍陣営を分断すれば、ほぼ間違いなく、自公候補が勝つ。
だから、安倍陣営は、常に、反安倍陣営を、二つに割ることを考える。
そのために、もっとも有効な方法が、「共産党と組むのか」と、挑発することだ。
反安倍陣営を、「共産党と共闘するグループ」と「共産党とは組まないグループ」に、分断することに成功すれば、この時点で決着がついてしまう。
9)反自公勢力が勝つためには、共産党との
共闘が、不可欠の要素だ !
だから、安倍首相は、いつも声を張り上げて、「共産党と共闘するんですか !」
「民共共闘に、投票するんですか !」と叫ぶのである。
この声に呼応する勢力が、存在することを見落とせない。
この声に呼応するのが、「連合」なのだ。「連合」は、「隠れ自公応援団」である。
「連合」が、声を張り上げて、「共産党と共闘するんですか!」と叫ぶ。
安倍晋三氏とハーモニーを演じるのだ。だから、どうすればいいのかは、すぐ分かる。
10 )隠れ自民党から質問されたら、「共産党と
共闘しますよー !」と答えればいい !
「共産党と共闘するんですか !」と声をかけられたら、即座に「共闘しますよー !」と答えればいい。共産党を含めて、共闘しない限り、自公勢力を打破することは、できない。
この現実を、しっかりとわきまえることが、何よりも重要だ。
そして、もうひとつ、忘れてならないことがある。
野党共闘の側に、「共産党と共闘するんですか !」と叫ぶ人、勢力がいたら、その人々、勢力は、「自公の回し者」と、即座に見抜くことだ。
11 )共産党との共闘に反対する人は、「自公の回し者」
と、即座に見抜く事が不可欠だ !
この言葉は、反安倍陣営を、二分するために叫ばれているという、ものごとの本質を、正確に見抜かなければならない。
共産党を含む、反安倍政治連合が確立されれば、政権奪還は、時間の問題だ。
政党をひとつにするとか、名簿をひとつにするとかに、こだわる必要はない。
12 )安倍政治刷新のためには、オール沖縄の戦い
を、オールジャパンに拡大する事が重要だ !
大事なことは、一つの選挙区に、ただ一人の候補者をしっかりと擁立することだ。
はっきりしていることを、愚直に実行する。これが選挙に勝つための、極意ではないか。
オール沖縄の戦いを、オールジャパンに広げて、日本政治を、日本の主権者の手で、刷新しよう。
(参考資料)
「日本の支配者」は、対米・大資本隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指している !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/04より抜粋・転載)
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1)野党再編が論議の焦点は、「保保二大勢力体制」か、
それとも「保革二大勢力体制」かである !
野党再編が論議の対象になるが、焦点は、「保保二大勢力体制」か、それとも「保革二大勢力体制」
かということになる。「保保」というのは、現在の自公政権の基本政策と類似した、基本政策を掲げる政治勢力が、自公勢力と類似した規模に、拡大する状況である。
米国の共和・民主二大政党体制と類似した政治状況である。
2)「日本の支配者」は、「保保二大勢力体制」
を目指しているが、「保革二大勢力体制」を
構築しないと、安倍政治の刷新はできない !
「日本の支配者」=悪徳ペンタゴンの巨大資本・CIAが、目指しているのが、この政治状況=「保保二大勢力体制」である。(*公明党は1998年以前は、反自民党・改革政党だったが、1999年から大変節して自民党従属・自公連立の政党になった。)
これに対して「保革」は、現在の自公政権が示す、基本政策方針と対峙する、基本政策方針を明示する政治勢力が、二大政党体制の一翼を担う体制である。
かつての英国の保守党・労働党の二大政党体制が、ひとつの類型である。
3)鳩山政権は、自公政権の基本政策路線と、
明確に対峙する政策方針を、明示した !
日本では、2009年に、鳩山由紀夫民主党が、政権を樹立した。
鳩山政権は、既存の政権の基本政策路線と、明確に対峙する政策方針を、明示した。
その基本政策方針の転換とは、対米隷属 VS 対米自立、官僚支配 VS 官僚利権廃絶、大資本支配 VS 大資本支配排除というものだった。
この基本路線転換を象徴する具体的な政策提言が、普天間基地の県外・国外移設方針、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止の三つであった。
1948年に、芦田内閣が破壊されて以来、初めて樹立された、本格的な革新政権が、この鳩山政権であった。
4)対米自立、・官僚利権廃絶・大資本支配排除を目指した、
鳩山政権を、「日本の支配者」は破壊した !
「日本の支配者」が、本格的な「革新政権」をいかに恐れているのかは、鳩山政権の命運をたどれば、鮮明に浮かび上がる。鳩山政権を誕生させた主役は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏(名前表記を首相辞任後に変更)の二人である。
この二人の盟友に対して「日本の支配者」が苛烈で卑劣な人物破壊工作を仕掛けたことは周知の事実である。小沢一郎氏に対する攻撃は、2006年4月に、小沢一郎氏が、民主党代表に就任した時点から、本格化した。
「日本の支配者」は、なぜ、これほどまでに小沢−鳩山民主党を警戒したのか。
5)小沢−鳩山両氏が主導する政治は、日本の
既得権政治を、根底から改革する可能性大だった !
その理由は単純明快である。
この小沢−鳩山・二人が主導する政治が、日本の既得権政治を、根底から破壊=改革する惧れが高かったからだ。「日本の支配者」は、小沢−鳩山民主党を破壊するための、激しい人物破壊工作等活動を展開するとともに、これと並行して、「害のない」もうひとつの政治勢力を構築するための工作活動を展開してきた。
これが、いわゆる「第三極」と称された、新政治勢力創出の試みである。結論を急ぐ。
6)「日本の支配者」は、対米隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指した !
「日本の支配者」は、自公と類似した政策方針を示す、もうひとつの政治勢力を創出しようとしているが、これは、対米隷属・日本の体制を固定化するためのものである。
日本の主権者の多数が、「安倍政治を許さない !」との判断を保持する以上、二大勢力の一翼を担う政治勢力を、「革新勢力」にする必要がある。
この「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、日本政治の刷新が実現する。
安倍政治刷新のためには、「保保二大政党体制」ではなく、「保革二大政党体制」を目指すことが不可欠である。
7)反安倍政治・「革新勢力」が、政権を奪還して
初めて、日本政治の刷新が実現する !
これが、当面の野党再編論議で、認識しておくべき、最重要事項である。
「日本の支配者」と表記してきたが、具体的に言えば、米国を支配する、巨大資本のことである。
米国政治、米国政府を支配しているのも、この巨大資本である。
この「支配者」が、米国の政治経済金融制度を構築した。
政治制度における、共和・民主両党による二大政党体制は、どちらに転んでも、巨大資本の利益が損なわれない制度であり、事実上、政治路線は、固定されている。
8)「保保二大政党体制」が構築されれば、
「二党独裁制」になってしまう !
9)「日本の支配者」の実行部隊の中核を担ってきたのが、
米国・CIAである !
10 )「人物破壊工作」・隠れ自民党つくり等、すべてが、
CIAによる工作である !
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