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菅官房長官の演説は批判浴び…沖縄知事選、安倍政権の全面支援空振り !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 10 月 02 日 21:11:57: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


菅官房長官の演説は批判浴び…沖縄知事選、 安倍政権の全面支援空振り !

    国政野党の主張・行動は ?

(headlines.yahoo.co.jp:2018年10/1(月) 9:48より抜粋・転載)

朝日新聞デジタル:菅氏演説は批判浴び…沖縄知事選、政権の全面支援空振り

■沖縄知事に玉城氏初当選 !

 佐喜真淳氏(54)は報道陣に敗因を問われ、「県民の暮らし最優先を訴えたが、浸透しなかった」と述べた。
自民党国会議員らが擁立を決めたのは、7月。宜野湾市長として、政府との良好な関係を築いてきたことが決め手で、選挙戦でも国との対話路線を強調した。

 選挙戦は安倍政権が全面支援。小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長が3度駆けつけるなど、自民、公明などの国会議員が次々と沖縄入り。
菅義偉官房長官は自ら街頭に立ち「携帯電話料金の4割削減」と掲げてみせた。
だが、携帯料金の引き下げは知事に権限はなく「県民を愚弄(ぐろう)するような宣伝」(小池晃・共産党書記局長)との批判を浴びた。

(参考資料)

T 【談話】沖縄県知事選挙結果について

(cdp-japan.jp:立憲民主党:2018年9月30日より抜粋・転載)

    立憲民主党幹事長・福山哲郎:

 本日、沖縄県知事選挙の投開票が行われ、立憲民主党及び「オール沖縄」が推薦した、玉城デニー候補が当選を果たした。玉城デニー候補に対して、県内各地で県民の皆さんから力強い応援の声を寄せていただいた。

また、設立して間もない立憲民主党沖縄県連合にも多くの激励をいただいた。沖縄県民の皆様のご支援に心から感謝を申し上げる。

 玉城デニー候補の当選の意義は、極めて重要である。それは、第一に、翁長前知事の遺志を継承する県政を沖縄県民が選択し、平和の島・沖縄を希求し、過重な基地負担に反対し、辺野古新基地建設撤回を支持する県民の意志が改めて明確となったことである。

第二は、「基地か経済振興」かの選択を強いる政府への追従ではなく、「誇りある豊かな沖縄」をめざし、沖縄県民自身の自己決定にもとづいて県政を進めていくことを選択したことである。

 政府与党は、この知事選挙における沖縄県民の選択に真摯に向き合い、自らの沖縄への対応を猛省すべきである。
県民の意志に反する安全保障政策に有効性はないこと、政府与党の都合を沖縄に押しつける手法は、もはや通用しないことをしっかりと肝に銘ずるべきである。

まして、この選挙結果を受けても、なお辺野古新基地建設の埋立て工事を再開するなどということは、到底あってはならない。

 玉城新知事の行く手には、まだまだ多くの難関が待ち構えているかもしれない。

しかし、「ウチナーンチュの心がひとつ」になれば、新時代沖縄は確実に未来を切り拓いていける。何よりも沖縄のアイデンティティを信じ、平和と豊かさを同時に追求していこうとする、「沖縄民主主義」は、必ずその原動力となる。

 立憲民主党は、結党1周年を経て、「まっとうな政治」の実現をめざす、新たなステージに向かおうとしている。設立した立憲民主党沖縄県連合を軸に、新時代沖縄をつくる玉城県政と連携して、草の根から、ボトムアップの政治の実現をめざして、さらに取り組みを強化していく決意である。

U 【談話】沖縄県知事選挙結果を受けて

(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2018年9月30日より抜粋・転載)

沖縄県知事選挙結果を受けて(談話) 国民民主党・玉木 雄一郎:

 本日、沖縄県知事選挙が実施され、わが党が支援した玉城デニー候補が当選しました。玉城デニー候補にお祝いを申し上げるとともに、絶大なるご支持、ご支援を賜りました多くの皆さまに、心より御礼申し上げます。

 玉城候補は、これまで沖縄市議から衆院議員を歴任しながらも、政治分野だけでなく幅広いフィールドで沖縄の心を持って活動してこられました。

その玉城候補の「沖縄のアイデンティティを大切にする」「豊かで誇りある、新しい時代の沖縄を創る」という決意にわが党は共鳴し、全力で支援を行い、当選を勝ち取ることができました。

 国民民主党は、今後とも全国の地域の皆さまと連携し、中央からの押し付けではない、自立した地域の実現を目指して取り組んで参ります。

 選挙の争点となった辺野古の新基地建設問題については、今回示された沖縄の民意を尊重し、政府において、強引に手続きを進めることがないよう、沖縄県との丁寧な話し合いを行うことを求めます。

 あわせて、与党の推した候補も公約に掲げた日米地位協定改定に向けた具体的な作業を開始することを求めます。

 わが党としては、先般設置した沖縄協議会を中心に、辺野古の新基地のあり方についてゼロベースでレビューするとともに、日米地位協定改定の具体案について、速やかに議論をとりまとめていきます。

V 沖縄知事選:玉城デニー氏が大勝 ! 新基地反対の翁長県政を継承 !

    官邸の圧力はねのけ、安倍政権に痛打 !

(www.jcp.or.jp:共産党:2018年10月1日より抜粋・転載)

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の是非が最大争点となった県知事選が、9月30日投開票され、翁長雄志知事の遺志を継ぎ、辺野古新基地反対を掲げた、玉城デニー前衆院議員(58)が初当選を果たし、保守・革新を超えて団結した「オール沖縄」県政を継承しました。

新基地推進の安倍政権が全面支援した、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=との事実上の一騎打ちを制しました。8万票差をつけて大勝しました。

◆新基地建設を強行してきた、 安倍政権には大きな打撃 !

 玉城氏の勝利で、「辺野古新基地反対」を柱に据える県政が、8年間続くことになり、新基地反対の民意の強さを改めて示しました。
知事には、新基地建設に関する、さまざまな権限があり、新基地建設を強行してきた、安倍政権には大きな打撃です。

 知事選は、翁長知事が8月8日に急逝したことに伴い、当初の11月から前倒しされました。
 午後9時半すぎ、当確の報が伝わると指笛とデニーコールが湧き起こり、玉城氏は若者たちとカチャーシー(沖縄の手踊り)で喜びを爆発させました。

◆玉城氏:翁長知事の遺志を しっかりと継いでいく !

 玉城氏は、集まった支持者に対し「平和の最たる行動は、これ以上新しい米軍基地を造らせない、辺野古の新基地建設は絶対に認めないことです」とあいさつ。

「耐用年数200年の基地で、貴重な自然をつぶし、二度と県民には戻ってこない国有地となって使い続けられる。
私たちは、そこを渡してしまったら、あらがうことができなくなる。いま止めることが、未来の子どもたちにできる、私たち責任世代の行動です。

これを翁長知事の遺志をしっかりと継いで、玉城デニーもしっかり体を張って主張してまいります」と強調すると、大きな拍手が起きました。

◆玉城氏:埋め立て承認の撤回は、 沖縄県の公益に基づいた判断 !

 記者団との質疑応答で、沖縄県が行った埋め立て承認の撤回について、「公有水面埋立法の正当な手続きによる沖縄県の公益に基づいた判断。それを守れないなら、民主主義国家、法治国家ではないと言っていきたい」と強調した。

想定される裁判闘争については「県がさまざまな行政指導を発出したにもかかわらず、一顧だにしなかった。国の方が法律を守らなかったわけですから、堂々と主張する」と述べました。

 翁長知事について問われると「この県民の皆さんの後押しが翁長知事にとって一番ほっとしていると思う。翁長知事が築いた礎を継承し、さらなる発展を翁長知事に約束したい」と語りました。

◆佐喜真陣営は、辺野古新基地の是非に全く触れない !

 一方、佐喜真陣営は、辺野古新基地の是非に全く触れない争点そらしを徹底した。4年前の前回知事選では自主投票だった公明党が佐喜真氏の推薦に転じ、日本維新の会を加えた“自公維”の選挙態勢の枠組みで臨みましたが惨敗しました。
佐喜真氏は「私の力不足をおわび申し上げたい」と語りました。


W 沖縄県知事選挙の結果を受けて

(www.seikatsu1.jp:自由党:2018年9月30日より抜粋・転載)

自由党・代表・小沢一郎:

このたびの玉城デニー候補の勝利は沖縄の未来、そして、日本の民主主義にとって本当に大きな勝利です。応援いただいた方々に心から厚く御礼を申し上げます。

玉城候補は、翁長前知事の心をしっかりと受け継ぎ、沖縄のあるべき姿、あるべき未来
について、具体的に、情熱的に、沖縄のすべての人々の心に訴えかけて参りました。こうした姿勢が多くの県民に理解された結果であると理解しております。

特に辺野古移設問題も含めた基地問題については、今回の選挙で、はっきりとした民意が示されました。国はこのことを重く受け止め反省し、これ以上沖縄に重荷を押し付けることのないよう、今度こそしっかりと沖縄県と向き合って解決のため力を尽くすべきであります。

自由党といたしましても同志であります玉城デニー新知事の県政を引き続き全力で支援して参ります。

X 沖縄県知事選挙の結果について

(談話)

(www5.sdp.or.jp:社民党:2018年9月30日より抜粋・転載)

社会民主党・幹事長・吉川はじめ:

1.本日、翁長知事の死去にともなう沖縄県知事選挙の投開票が行なわれた。
結果は、翁長知事の遺志をつぎ、オール沖縄勢力が支援した前衆院議員の玉城デニー候補が、米軍辺野古新基地建設を強行する安倍政権が全面的に支援した前宜野湾市長の佐喜真淳候補との短期間の総力戦を制し初当選した。

社民党は、県政与党第一党としてオール沖縄に結集し、玉城候補の勝利と辺野古移設阻止をめざし全力で闘った。
 玉城候補を勝利に導いた沖縄県民の決断とともに選挙活動を支えた関係各位のご奮闘に心から敬意を表する。

2.今回の選挙は、辺野古新基地建設の是非や普天間飛行場の返還問題を中心に、沖縄のビジョンや経済振興、子育てや教育、子どもの貧困、雇用改善や若者政策、さらに県による辺野古埋め立て承認撤回への対応なども含め沖縄の針路を決める闘いとなった。

 玉城候補は、沖縄のアイデンティティをもって政府の圧力に屈せず、新基地建設阻止と普天間飛行場の閉鎖・撤去にむけて全力を尽くした翁長知事の遺志を貫いていくとし、「誇りある豊かな沖縄」、「新時代沖縄」を訴えた。玉城陣営は、県民とともにある選挙と位置づけ、支援する各政党、企業や労働組合の支持を基盤に、高い知名度をいかし、特に期日前投票に注力、翁長氏の地元の那覇市での支持拡大、ネット動画も発信し、都市部、無党派層や女性、若者の支持を広げ、移設反対の保守・中道層の支持もつなぎとめ勝利した。

 自民・公明・維新推薦の佐喜真候補は、政府との連携を強調、普天間飛行場の早期返還を掲げる一方で、辺野古移設の是非や埋め立て承認撤回の評価については明言を避け、争点隠しに終始した。

自公は、自民党総裁選の最中から国会議員や秘書を投入、業界回りなど組織戦を展開するとともに、菅官房長官、二階幹事長、小泉副幹事長らが何回も現地入りし、街頭で経済振興策を訴えた。

またネットでの卑劣な攻撃や投票用紙を写メさせるなどしめつけを展開した。さらに小池都知事まで投入するなど安倍総裁3選後の初の大型選挙で権力むきだしの異常なテコ入れを行った。

しかし、翁長県政の継承と沖縄の平和・自立を求め、辺野古移設を許さず政府の抑圧に抗する県民の民意の前に敗北した。安倍政権は、辺野古移設を断念し、県民が平和に生きる権利の具体化に努めるべきである。

3.社民党は、玉城新知事とともに誇りある豊かな、アジアとの懸け橋になる沖縄の実現をめざすとともに、国土の0.6%に米軍基地の70%以上が集中させられている沖縄県の過剰な負担を全国で受けとめ、辺野古新基地建設阻止、普天間基地の即時運用停止と閉鎖・撤去、日米地位協定の抜本改定、オスプレイ配備撤回、海兵隊の撤退、対米従属外交からの転換を強く求めていく。

そして、安倍首相がねらう改憲の策動を阻止し、戦争をさせない運動を強めるとともに、次期参院選での野党共闘の推進に取り組んでいく。

 

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