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広島高裁:伊方原発3号機の再稼働容認 ! 昨年の決定・差し止めを取り消し !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/10855.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 9 月 27 日 21:01:57: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


広島高裁:伊方原発3号機の再稼働容認 ! 昨年の決定・差し止めを取り消し !

自公政権下の原発利権複合体・裁判官の深層・真相は ?

(www.chunichi.co.jp:2018年9月26日より抜粋・転載)

中日新聞・朝刊: 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止めた広島高裁の仮処分決定を不服とした四国電の申し立てによる異議審で、同高裁(三木昌之裁判長)は、九月二十五日、異議を認め、再稼働を容認する決定を出した。

東京電力福島第一原発事故後、高裁段階で、初めて原発の運転差し止めを命じた、昨年十二月の決定を取り消した。四国電力は、3号機を十月二十七日に、再稼働させる方針を明らかにした。

 決定で、三木裁判長は、伊方原発から約百三十キロ離れた、熊本県・阿蘇カルデラの火山リスクについて、「大規模な破局的噴火が、起きる可能性が、根拠をもって示されておらず、原発に、火砕流が到達する可能性は、小さい」と指摘した。

 四国電力の主張が、全面的に認められた形で、住民側は、二十五日、最高裁への不服申し立てを行わない方針を示した。仮処分の審理は、終結し、この日の決定が、確定する見通しである。

ただ、伊方原発3号機に対する、同様の仮処分で、大分地裁が、二十八日に決定を出す予定で、差し止めを命じれば、再稼働はできなくなる。

 三木裁判長は、昨年十二月の高裁決定が、差し止めの根拠とした、原子力規制委員会策定の、「火山影響評価ガイド」の立地評価について、「相当な正確さで、噴火の時期と規模を、予測できることを、前提にしており、不合理だ」と指摘した。

立地の適合性は、「自然災害の危険を、どの程度容認するかという、社会通念を基準とせざるを得ない」との判断枠組みを示した。

 その上で、国が、破局的噴火の具体的対策を、定めておらず、国民の多くも、問題にしていないことを踏まえ、「伊方原発の安全性は、欠けていないというのが、社会通念だ」と判断した。
四国電力が想定する、火山灰の堆積量は、合理的で、非常用電源確保の対策も、取っているとし、噴火による、対応不可能な具体的危険性は、存在しないと結論付けた。

 地震のリスクについても、原発の新規制基準に適合するとした、規制委の判断は、合理的だとした。

昨年十二月の高裁の即時抗告審決定は、阿蘇カルデラで、大規模な「破局的噴火」が起きた際、火砕流が、原発敷地内に到達する可能性を指摘した。
広島地裁で、係争中の差し止め訴訟で、仮処分と異なる結論が出る可能性を考慮し、効力を今月三十日までとしていた。

(参考資料)

T 日本原発の「根本的な問題」は、地震大国・

ズサンな設計・ウソ宣伝・インペイ・無反省・無責任だ !

日本地震学会会長で京都大学大学院教授の平原和朗氏の主張:

■日本の巨大地震発生頻度は、世界平均の293倍 !

■日本の火山密度は、世界平均の百倍 !

■日本の原発密度は、世界平均の186倍 !

 米国人でさえカリフォルニア州ᄃ程の面積の日本に原発54基が集中立地していることに

仰天 !原発ᄃ超過密国家日本。さらに狭い若狭湾には14基(面積割合の約24倍)の原発が、集中立地。福井県の面積は、地球の0.00077%(日本全面積の1.1%)。

 従って、若狭湾の原発密度は、世界平均の4384倍(日本全国平均の23.6倍)!

 ほとんど正気の沙汰ではありません。 「ただ、日本では地球ᄃ表面の0.07%しかない国土に、全世界の約13%(面積割合の約186倍)にあたる原発がひしめき合っている。

また、地震については、国内のあらゆる地域で活断層が見られ、原発立地地域として、安全と言える場所はほとんど存在しない。こんな日本に54基の原発をつくられてしまい、平原和朗氏(59歳)は「日本に安心して住める場所はない !」と主張する。

U 独裁者より怖い、自民党・自公体制下の原発利権複合体 !

(kasakoblog.exblog.jp/い: 2011年 12月 20日より抜粋・転載)

★東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家

・学者が、一体となり、原発利権に群がっている !

独裁者よりはるかに恐ろしいのは、個人が見えない組織だ。

2011年は、金正日、カダフィ、ビンラディンの3人が死んだ。

(ビンラディンは“独裁者”といえるかは微妙だが)サダムフセインもアメリカに殺された。

憎い独裁者のせいで悪政が行われ、そいつさえぶっ殺せば、もしくはそいつさえ政権から引きずり降ろせば、社会がよくなるというのは幸せな国家だろう。

★最も恐ろしいのは、特定の悪玉がいない組織による悪政だ !

もっとも恐ろしいのは、特定の悪玉がいない、「組織による悪政」だ。

東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家・学者が、一体となり、原発利権の甘い汁を吸い続け、事故が起きてもなお、国民の安全をないがしろにして、自らの利益保持のためにとんでもないイカサマを行っている。

★原発利権で利益を獲得するシステムとルールに従って、

罪の意識も悪の意識もなく生きている原発マフィアのメンバー !

東電も原発メーカーも経団連もマスコミも、官僚も政治家も学者も、みんながみんな一人で“善なる”行為ができないよう、どんなに国民の安全が危険にさらされようが、自分たちの組織の利益が最大化することだけをもとに、組織に属する個人が、単なる部品として、それぞれの役目を果しているに過ぎない。だからそこに所属する人に、罪の意識も悪の意識もない。

V 自民党・自公政権下、裁判所の正体は、

   政治権力に支配される、権力機関の一翼だ !

(植草一秀の『知られざる真実』」:2016/11/29より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)名古屋高裁は、一審の無罪判決を取り消して、

検察側の主張に沿った、判決を示した !

受託収賄罪などに問われた、岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長に対する控訴審で、名古屋高裁は、11月28日、一審の無罪判決を取り消して、懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金30万円の逆転有罪判決を言い渡した。

高裁判決は、「プール浄水設備導入をはたらきかけるため現金30万円を渡した」などとする業者供述の信頼性を認め、検察側の主張に沿った、判決を示した。

これに対し、藤井市長は、公判後の記者会見で「まったく受け入れられない」と反発した。

弁護団は、速やかに最高裁へ上告する方針を示した。

この事件における証拠は、贈賄側の「プール浄水設備導入をはたらきかけるため現金30万円を渡した」だけであるが、一審では、この証言を信用できないとして、無罪判決が示されていた。

2)一審では、業者の証言を信用できないとして、無罪判決、

 高裁は、この証言を「信用できる」として、一転有罪判決を示した !

ところが、高裁では、この証言を「信用できる」として、一転有罪判決を示した。

しかし、藤井市長や弁護団が主張するように、高裁の逆転無罪判決は、一審判決を覆すだけの十分な証拠調べを行った上のものでなく、適正な手続きを欠いた不当な判断であると言える。

「逆転有罪にする」ことが最初に決められて、判決が示されたものであると評価せざるを得ない。

いかなる判決が示されようとも、「心証」という一言で、片づけられてしまう。

このことが、日本の司法を、暗黒に陥れている。普通の人々は、裁判所は、中立公正の存在という「幻想」を抱いている。しかし、これは事実と異なる。

3)自民党・自公政権下、裁判所の正体は、

     政治権力に支配される、権力機関の一翼だ !

自民党・自公政権下、日本の裁判所は、政治権力に支配される、権力機関の一翼である。

したがって、日本の裁判所は、中立公正の立場から、法と正義に照らした判断を示す存在ではない。

対米隷属・政官業癒着・政治権力の意向を受けて、歪んだ判断を示す特性を有しているのが、日本の裁判所の実態なのである。

すべての個人は、このことをしっかりと銘記しておく必要がある。

そして、裁判所の判断を絶対と思わず、裁判所の判断は、「一つの判断」であると考えるべきである。

(対米隷属・政官業癒着の実態を賢明に理解して)、「絶対視しない」ということが「相対化する」ということである。裁判所の判断を「相対化」することが、何よりも重要だ。

ナチスドイツのような、独裁国があったとする。

この国で警察に捕まり、裁判を受けて有罪とされて、刑罰を科せられたとしよう。

そのときの評価は、「刑罰を受けた者が絶対に悪い」にはならない。

4)独裁政権と癒着した、裁判所の判断は、偏向・捏造・間違いの可能性大だから、

    賢明に判断しなければ、 騙される !

 

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コメント
1. 2018年9月30日 11:16:50 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8262] 報告
2018年9月30日(日)

主張

伊方原発不当決定

「安全神話」で再稼働許されぬ

 四国電力の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)をめぐって、周辺住民が運転差し止めを求めていた仮処分で、広島高裁と大分地裁が再稼働を認める決定を出しました。大きな争点となった火山噴火のリスクについては、根拠も示さずに同原発に及ぶ恐れは小さいと決めつけるなど、国民の不安に全く向き合おうとしない不当なものです。再稼働を推進する国や電力会社のいい分をそのまま追認するだけでは、司法の役割は果たせません。「安全神話」の復活は認められません。

火山噴火のリスクを軽視

 伊方原発は四国の最西端、佐田岬半島の付け根にあります。原発の北側およそ8キロには国内最大級の断層「中央構造線断層帯」が走っているほか、南海トラフ巨大地震の震源域内でもあります。

 伊方原発に重大な事故が起これば、半島の住民約4700人は陸路からの逃げ場はなく、海路を逃げるしかありません。しかし、実際に避難するのはきわめて困難です。同原発の再稼働を認めた国と原子力規制委員会の安全無視の姿勢は重大です。

 伊方原発の危険をふまえ運転差し止めを命じたのが、昨年12月の広島高裁の仮処分決定でした。同原発から約130キロ離れた熊本県・阿蘇カルデラで約9万年前に起きた巨大噴火の際に、火砕流が伊方原発敷地に到達した可能性が小さいとはいえない、として原発の「立地は不適」と結論付けたのです。火山灰などの噴出量も四国電力の想定は「過少」と指摘するなど、火山国日本のどこにでもあるリスクに目を向けた重要な判断でした。

 この決定を覆した今回の広島高裁決定(25日)は、安全性に問題がないとする四国電力や国の主張を丸ごと容認したものに他なりません。巨大噴火の予知は困難だと認めつつも、その可能性は低く国が破局的噴火を想定した対策をとっていないことなどを理由に、予測が難しい火山の巨大噴火のリスクは「社会通念」上受け入れられるという理屈を持ちだしたのです。原発の特別な危険を度外視した乱暴な議論です。

 原発はひとたび事故を起こせば、極めて広範な地域に、長期にわたって深刻な被害を及ぼす異質の危険があるものです。

 それは東京電力福島第1原発事故が7年半を過ぎても収束せず、県の発表でも約4万4千人が避難を続け、そのほかにも多くの人がふるさとに戻ることができないなどの被害実態からも明らかです。

 国が破局的噴火対策をとっていないから伊方原発の安全性に問題ないというのは、まさに「安全神話」そのものです。「社会通念」という言葉で原発再稼働を認めることは無責任です。

福島事故を忘れるな

 大分地裁決定(28日)も「社会通念」をタテに、規制委や四国電力の地震や火山への対策についての主張に「不合理はない」と全面追従です。四国電力は広島高裁の今回の決定で「お墨付き」を得たとして、10月27日から伊方原発3号機を再稼働させるとしています。

 福島原発事故を忘れたかのように、原発を次々と再稼働させる安倍晋三政権の姿勢は、国民の安全を危険にさらすものです。安倍政権を追い込むたたかいを強めることが必要です。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-30/2018093001_05_1.html

2018年9月30日(日)

原発ゼロ基本法制定へ

大阪 たつみ氏招き学習・討論会

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-30/2018093004_03_1.jpg
(写真)講演する、たつみ議員=29日、大阪市内

 4野党(立憲民主党、日本共産党、自由党、社会民主党)が共同提案した「原発ゼロ基本法案」を学び、成立へ運動を進めようと29日、大阪市中央区で学習・討論会が開かれ62人が参加しました。主催は、原発をなくし・自然エネルギーを推進する大阪連絡会(原発ゼロの会・大阪)。

 日本共産党の、たつみコータロー参院議員が「原発ゼロ基本法の制定必ず」と題して講演し、野党4党で法案がまとまった経過や、法案のポイントを説明。「4野党で『稼働原発は止める』『再稼働は一切認めない』ことを確認し、国会史上初めて原発ゼロを掲げた法案で、政治の意思として即時原発ゼロを決断するということが立法趣旨で明確にされた非常に画期的なものだ」と強調。「法案は通常国会で継続審議となったが、10月に召集される臨時国会での趣旨説明と実質審議入りへ、国民世論を広げよう」と呼びかけました。

 参加者による討論では、「エネルギーが余ると原発など既設の電源が最優先で、最初に止めるのが自然エネルギーだ」「原発再稼働反対の多数の国民世論に依拠して運動を続けていく」などの意見や質問が出ました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-30/2018093004_03_1.html

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

2. 2018年10月28日 10:56:05 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8792] 報告
2018年10月27日

四国電力伊方原発3号機の再稼働に強く抗議する(談話)

社会民主党幹事長 吉川はじめ

1.本日未明、四国電力伊方原発3号機が1年ぶりに再稼働した。伊方原発は、使用済み核燃料を再処理したウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使い、プルサーマル発電を行うものであり、世界に類を見ないほど危険性が高い。しかも伊方原発は南海トラフの震源域の真上に位置し、5キロ沖合には中央構造線の活断層があり、安全対策もきわめて不十分である。特に地震や噴火などの複合災害時には、住民が安全に避難できる保証はまったくない。また、伊方原発から50キロ圏内に入り、重大事故が起きた場合は、深刻な放射能汚染に見舞われる危険性がある大分や瀬戸内海の小島・離島などの住民に対する安全配慮や避難の実効性確保も顧みられていない。住民が安心・安全にふるさとで生きる権利を奪うことは許されない。多くの住民の不安を全く無視し、いのちを危険にさらす再稼働は断じて容認できない。社民党は、強く抗議する。

2.伊方原発3号機については、昨年12月13日、「阿蘇の過去の噴火で火砕流が到達した可能性は十分小さいと言えず、原発の立地は認められない」として、広島高等裁判所が2018年9月末まで運転の差し止めを命じる仮処分決定を下していたが、9月25日の異議審では仮処分決定を取り消した。その後、広島地裁も10月26日、稼働禁止を求めた広島市民らの仮処分申請を却下した。また、対岸の大分県の住民の運転差し止めの申し立てに対し、大分地裁も9月28日、広島高等裁判所異議審決定でさえ「不合理」と指摘している原子力規制委員会の「火山影響評価ガイド」についても問題としないまま、「原発の新規制基準には合理性が認められる」として運転を容認する仮処分決定を出した。四国電力の主張を鵜呑みにし、新規制基準と適合判断の合理性をほとんど無批判に認め、結論ありきの形だけの審理しか行わないこうした一連の対応は、司法としての本来の責務を放棄したものといわざるをえない。

3.伊方原発3号機を巡っては、高松高裁や山口地裁岩国支部でも仮処分申し立てが係争中であり、大分地裁では原告514人が差し止めを求めた本訴訟が係争中である。社民党は、「伊方原発停止・廃炉」愛媛・大分・山口共闘会議や、「さようなら原発1000万人アクション」をはじめ、再稼働に反対する多くの市民の皆さんとともに、あらためて、伊方原発の問題点の徹底追及や再稼働差し止めを始め、原発再稼働阻止・脱原発社会の実現に向けた取り組みを一層強化していく。

以上

http://www5.sdp.or.jp/comment/2018/10/27/4441/

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

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