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3 選を果たした、安倍首相と野党の主張は ?
T 安倍首相、自動車関税引き上げ回避へ ! 日米首脳会談で協議
(www3.nhk.or.jp:2018年9月20日 23時34分より抜粋・転載)
自民党総裁選挙で、3選を果たした安倍総理大臣は、9月20日夜、NHKの「ニュースウオッチ9」で、アメリカのトランプ政権が検討している自動車などへの関税の引き上げ措置について、発動が回避されるよう、来週の日米首脳会談でも協議する考えを示しました。
この中で、安倍総理大臣は、アメリカのトランプ政権が検討している自動車などへの関税の引き上げ措置について、日米の閣僚級の新たな通商協議=FFRの中で交渉を行い、万が一にも発動されないような形で合意につなげたいという考えを示しました。
そのうえで、安倍総理大臣は「双方の利益になるよう日米間の貿易や投資を拡大させ、公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域の経済発展を実現していくという方向で、トランプ大統領と大きな方向性を議論したい」と述べ、来週の日米首脳会談でも協議する考えを示しました。
また、安倍総理大臣は来年10月に予定されている消費税率の引き上げについて、「世界経済のリスクは高まっているが、前回、消費税の引き上げを延期したときと比べれば、今の状況は違うと考えている」と述べ、消費の冷え込みを抑えるための対策を講じたうえで、予定どおり引き上げる考えを示しました。
さらに、安倍総理大臣は憲法改正をめぐり、「1回の国会でそう簡単にできるような問題ではない。
少なくとも友党・公明党が賛成しないと発議できないと思っているし、それ以上の方々に同意をしていただきたい」と述べました。
U この政治を、チェンジする。9条改憲と 辺野古基地建設に反対する9.19集会で
福山幹事長があいさつ
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2018年9月19日より抜粋・転載)
安保関連法案が参院本会議で強行採決されて3年目を迎える、9月19日夕、市民団体の呼びかけで「戦争法からまる3年、安倍9条改憲NO! 沖縄・辺野古基地建設阻止! 9.19日比谷野音集会」が東京都内で開催され、野党各党の代表者が4800名の参加者に「安保法制廃止と辺野古新基地建設反対し沖縄県知事選挙に勝利しよう」と訴えました。
主催者である「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の高田健・共同代表は、「2015年の9月19日未明、雨のなか国会を取り囲んだ私たちはどれだけ悔しかったか。
絶対にあきらめない、安保法制の廃止を勝ち取ると決意をした。そのあと南スーダン自衛隊の日報が隠され、いまエジプト東部のシナイ半島で活動する多国籍軍に自衛隊の派遣が検討されている。
私たちは絶対に許すことはできない。憲法違反の法律は絶対に廃止していく。そしていま、沖縄県知事選挙では翁長知事の遺志を継いだ玉城デニー候補が辺野古新基地に反対し、アジアの平和のために、沖縄の未来のために戦っている。
私たちはしっかりと連帯して勝利のため有効な支援をしていこう。朝鮮半島では南北の会話が始まり、北東アジアの平和と非核地帯化が進みつつある。
われわれは安倍9条改憲に反対する3千万署名を全国で取り組んでいく。
そして立憲野党と市民が協力して次の参院選に勝利し、憲法改悪を阻止ていこう」と呼びかけました。
立憲民主党を代表して福山哲郎幹事長は「3年前の9月19日、『立憲主義・民主主義を取り戻す戦いはここからスタートとする国会で申し上げた。
そして『国会の内と外でこれほどつながった経験はありません』と申し上げた。
あの想いはいささかも変わっていない。まだ戦いは続いている」と3年前を振り返り、「安保法制が強行採決され、日本の憲法・立憲主義がないがしろにされた。
そのあと森友・加計問題で国会で文書が改ざんされ虚偽答弁が行われ、日本の議会制民主主義が壊された。日本の政治が、どんどん崩れていく3年間だった。
それなのに、なぜ自民党では、安倍総裁が3選するのか。自民党に自浄能力がないなら、国民一人ひとりの力で、自民党に分からせようではないか。
こんな政治はおかしい、まっとうな政治に、日本を取り戻せと戦う時機が、まさにいま来た。
その正念場が、沖縄だ。生涯、命をかけて闘い続けた翁長知事の遺志を引き継ぐ、玉城デニーさんに、沖縄県政を託していただけるよう、東京にいるわれわれも、今できることを、一人ひとりがやっていこう。
沖縄県知事選に勝つ、そして、来年の参院選挙で、安倍政権を打倒する。
正直で公正な日本の政治を、われわれ野党の手で、そして、市民の皆さんで取り戻すことを今ここで、みんなで誓い合おう」とあいさつしました。
V 「速やかに国会開会を !」 自民党総裁選結果受け、玉木代表
(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2018年9月20日より抜粋・転載)
玉木雄一郎代表は、9月20日、自民党総裁選で、安倍晋三総理大臣が、自民党総裁に3選した結果を受け、国会内で記者団からの取材に応じた。
安倍総理が、553票を獲得したのに対し、石破茂候補が、254票を獲得し、善戦したとされていることについて、玉木代表は、自民党の一般党員、特に地方での、安倍1強体制への不満の表れだとした。
そのうえで、来年の参院選に向けて、こうした不満を受け止めるためにも、「野党側の体制をしっかりつくらなければいけない」と意気込んだ。
今後、野党として、どのように政権に迫っていくのかという問いには、公文書管理の問題が、総裁選の論点にもなったことに触れ、十分な対応ができていない点については、対案を出す考えを示した。
災害対策のために、補正予算を速やかに組んでほしい、と声があがっていることには、「速やかに予算委員会を開き、外交でもさまざまな問題が、出てきているので、ぜひ国会の場に、総理が出て説明をしてほしい」と、早期の国会開会を求めた。
W 改憲、増税許さず、安倍政権打倒を
志位委員長が会見
(www.jcp.or.jp:共産党:2018年9月21日より抜粋・転載)
日本共産党の志位和夫委員長は、9月20日、国会内で記者会見し、自民党総裁選で安倍晋三首相が選出されたことについて次のように述べました。
安倍首相は、自民党総裁としては、3年の任期を得たが、国民の中では、この間の「国政私物化」、民意を無視した、数々の「暴走政治」に対する批判と怒りが深く広がっている。
私たちは、市民と野党の共闘を「本気の共闘」に発展させ、安倍政権を倒し、日本にまともな民主政治を取り戻すために全力をあげる決意を新たにしている。
とくに、安倍首相が、総裁選中に述べた(1)憲法9条改定を何としてもやる(2)来年10月に消費税10%を強行する―という、二つの宣言は、絶対に許さないたたかいを、大いに発展させていきたい。
◆大激戦の沖縄で必ず勝利を
また、「安倍官邸対『オール沖縄』」の大激戦となっている、沖縄県知事選挙で、翁長雄志知事の遺志を引き継ぎ、玉城デニー候補の勝利を、必ず勝ち取り、基地のない、平和で豊かな沖縄を築き、安倍政権への、厳しい痛打を与える審判を下していく決意だ。
◆志位委員長:記者会見での質疑応答
――全国の党員・党友票では石破茂元幹事長が約45%を獲得したことをどう受け止めているか。
志位委員長: 安倍政権に対する国民の批判のあらわれだと思う。一般の党員・党友のみなさんは国民の気持ちとより近いところにあり、国民の中での批判がそういう形であらわれたのではないか。
――その一方で、国会議員の8割強が安倍氏に投票したことをどうとらえるか。
志位: 自民党の国会議員が国民の意識と相当離れたところにあるということを示しているのではないか。
――安倍氏の当選で改憲議論が前進すると考えるか。
志位: 国民の多くは9条の改憲を望んでおらず、まして性急な形でこれを進めることには圧倒的多数が反対している。先の通常国会でも、自民党は憲法審査会を事実上開くことができなかった。
安倍首相の改憲への執念はいささかも軽く見ていないが、これは簡単に進まないし、進めさせてはならない。(安倍9条改憲反対の)3000万人署名にいま取り組んでいるが、こういう運動がいよいよ大事になってくる。
◆総理の資質なし 露呈した自民総裁選
――自民党総裁選での議論を全体としてどうみているか。
志位: 他党の党首選挙自体にいちいちコメントしないが、総裁選で示した安倍首相の態度は実に見苦しく、総理としての資質が根本からないことが露呈した。
森友・加計問題についてのメディア側の質問にまともに答えず、興奮して同じことを長々繰り返した。はては「(昨年の)総選挙で審判を受けた」などと語った。
文書の改ざん・廃棄・隠ぺい、虚偽答弁はすべて総選挙後に出てきた問題だ。
「総選挙で審判を受けた」などというのは、時空を飛び越えたウソというほかない。
斎藤健農林水産相に“(石破氏を応援するなら)辞表を書いてからやれ”というどう喝が加えられた問題について、安倍氏が「(誰がそう言ったのか)名前を言ってもらいたい」と言い放ったのは、どう喝に輪をかけるどう喝だ。
3年の任期を自民党総裁としては得たかもしれないが、国民がそれを許したわけでは決してない。国民の力で安倍政権を倒す、とくに来年の参院選で、市民と野党の共闘の力で安倍政権に引導を渡すという決意でたたかいたい。
X 自民党総裁選の結果について(コメント)
(www5.sdp.or.jp:社民党:2018年9月20日より抜粋・転載)
社会民主党党首・又市征治:
9月7日に告示された自民党総裁選は、本日、党本部で投開票が行われ、安倍晋三首相が石破茂元幹事長を破り、3選されました。当初、国会議員票の8割を固め、安倍首相が「圧勝」すると言われていましたが、石破氏は、国会議員票で予想より20票以上上積みし、また党員投票でも254票と45%獲得し、10県で安倍首相を上回り、それなりに善戦されたと思います。
安倍陣営によるアメとムチの締め付けの中、こうした結果になったことは、まじめな自民党員の皆さんの中にも、この間のアベ政治の暴走への批判が、一定あることを示したのではないでしょうか。
また、自民党内でも、安倍首相の提起している改憲案に対する異論が根強いことが示されたと思います。安倍首相は、こうした結果を謙虚に受け止めるべきであり、一方的な改憲案の提出は断じて許されません。また、自民党内に憲法改正に慎重な声が強まることを期待したいと思います。
自民党総裁選は、実質上次の首相を決める選挙であり、この総裁選でアベノミクスの実態や行き詰まりを見せている外交政策を始め安倍総裁の6年間の検証・総括が行われるべきでした。
しかし、北海道の災害対応や外遊を理由に安倍首相が逃げ回り、十分な候補者同士の論戦ができたとは言えません。また、マスコミへの圧力や安倍支持グループからの地方議員や農水相への恫喝などもありました。そんな中でも、論戦を聞いていて、政治手法やモリカケ問題、改憲やアベノミクスの是非、外交政策、防災など、石破氏の方が現実的に説得力がありました。
今後の政局に当たって、憲法をしっかりと尊重擁護し、立憲主義に立ち戻り、民主主義を理解して対応するべきです。また、相次ぐ大災害に対し、補正予算を早期に編成するとともに、臨時国会を召集するよう求めます。
社民党は、本日を「アベ政治の終わりの始まり」にしないといけないという決意を新たにして、野党共闘を強化するなど、全力で取り組んでいきます。―以上―
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