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世界の趨勢から考えれば、死刑制度は、かけがえのない命を軽視する事だ !
自公政治家・NHK等が隠蔽・誤魔化す、自民党・安倍首相の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/07/26)
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1)7月26日、オウム真理教事件の6名の
死刑囚に対する死刑が執行された !
2)13人の死刑執行を受けて、スイス等の駐日大使
が、死刑廃止を訴える共同声明を発表した !
3)死刑は、残忍で冷酷であり、犯罪抑止効果がないため、
全世界で死刑廃止を目指している !
4)日本政府に対し、死刑を廃止することを視野に入れた、
執行停止の導入を呼びかける !
5)国連人権理事会は、三点を論拠にして、
死刑制度廃止を求める声明を出した !
6)死刑執行の命令を出した、上川陽子法相は、7月5日、
安倍首相等40名の議員と祝杯を挙げている !
7)豪雨の最中、死刑執行の前夜に宴会を催し、祝杯を挙げるという、
閣僚・国会議員の感覚は異常である !
8)現代国家における刑罰は、社会復帰の達成に
資するものである事を求めている !
9)歴史事実は、最終的に再審が開始され、司法判断が覆った
事例の存在を示している !
10)世界の趨勢が、なぜ死刑制度廃止に向かっているのかを、
よく知り、考えるべきだ !
以上は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
11)早川紀代秀氏は、自公政権下、裁判に公正さが
欠けている事を指摘している !
裁判に公正さが欠けていることが指摘されている。
早川氏は、「被害者の方々や、そのご遺族の方々、また何も知らなかった家族や友人、教団の方々に対する申し訳なさは、事件発覚から23年経った今も薄れることはありません。」とも記述している。
また、同じく7月6日に死刑が執行された、新實智光氏は、「恩赦の出願書 補充書1」を執筆し、自分に万一のことがあれば、公表してほしいと言い遺していた。
新實氏は、こう書き遺している。「今は償うことだけしか頭にありません。
生きとし生けるもののために、私の残された生を捧げます。」
12)新實氏:どんな悪人であろうが、生きて償う事の方が、
慈愛に満ちた行為の選択です !
「生きとしいけるものとしての「私」と見た場合、どんな悪人であろうが、生きて償うことの方が、慈愛に満ちた行為の選択です。」
日本のメディアは、死刑執行直前に、中川智正氏が述べたという「自分のことについては、誰も恨まず、自分のした結果だと考えている」のコメントを大きく報道し、死刑執行の正当性を強調する。
しかし、早川氏や新實氏の声を大きく伝えない。
松本サリン事件で、一時容疑者にされかけた、河野義行氏は、本日、7月26日の死刑執行後にインタビューに応じて、次のように語った。
https://mainichi.jp/articles/20180727/k00/00m/040/105000c
13)河野義行氏:オウム事件の真相は、
その人に聞かないと分からない !
「事件の真相は、その人に聞かないと分からない。本当の真実はなくなった」
「本来、宗教は人を幸せにする。死刑囚自身や家族、大勢の市民を不幸にしたのは残念で、死刑は悲しい出来事」「人は間違う。それでも死刑制度を維持するのは、かけがえのない命を軽視していること」河野氏の妻澄子さんは、事件でサリン中毒となり、意識が戻らないまま、2008年に死去されている。
被害者感情を、死刑執行の根拠にするなら、河野氏も死刑賛同となるはずのところだが、河野氏は、死刑制度に異議を唱えている。
14)松本サリン事件で妻が死亡した、河野義行氏は、
死刑制度に異議を唱えている !
殺人を憎むのは、殺人がかけがえのない命を奪う行為であるからだ。
その殺人に対する刑罰として命を奪うというのは、「応報原則」を除けば、矛盾に満ちている。
作家の村上春樹氏による
『アンダーグラウンド』(村上春樹、講談社文庫):https://amzn.to/2u1CoRp
は、丹念な取材をもとに作品に著したものである。
全篇を通じて、私が感じ取ったものは、「あちら側」と「こちら側」の境界が、明確ではないこと。
15)「こちら側」が「あちら側」に入れ替わる不安定性、
危うさが、濃厚に存在する !
「こちら側」が「あちら側」に入れ替わる不安定性、危うさが、濃厚に存在するという現実である。
犯罪の処罰に際しては、このことを念頭に入れる必要がある。
日本国憲法には、次の条文が置かれている。
第36条 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。
16)世界の趨勢から考えれば、死刑は「公務員による
拷問及び残虐な刑罰」に該当する !
世界の趨勢、現代世界における人権の捉え方を踏まえれば、死刑は「公務員による拷問及び残虐な刑罰」に該当する。
そして、オウム裁判では事件の全容、全貌が、まったく明らかにされていない。
真実が明らかにされず、真実を明らかにせよとの要請が、山のように積み残されたまま、13名の死刑を執行したことは、暴挙以外の何者でもない。
(参考資料)
T 『報ステ』古舘伊知郎が最後の反撃 !
ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、
安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !
(biz-journal.jpい:2016.03.19より抜粋・転載)
◆特集は、合法的独裁を狙う、安倍自民党・改憲草案
・「緊急事態条項」だった !
2016年3月18日に放送された、『報道ステーション』(テレビ朝日)が、いま大きな話題を集めている。というのも、18日夜の特集は、安倍首相が改憲の入口として新設を目論んでいる「緊急事態条項」だった。
しかも、ヒトラーが独裁のために悪用した「国家緊急権」と重ね合わせるという、安倍首相が、激怒すること間違いなしの内容で、古舘伊知郎キャスター自らが、ドイツへ渡りレポートする力の入れようだったからだ。
まず、古舘キャスターは、ドイツからのレポートの最初に、こう話した。
☆ヒトラーは、合法的に独裁を実現している !
「ヒトラーというのは、軍やクーデターで、独裁を確立したわけじゃありません。合法的に(独裁を)実現しているんです。じつは、世界一民主的なワイマール憲法のひとつの条文が、独裁につながってしまった。そして、ヒトラーは、ついには、ワイマール憲法自体を停止させました」
「ヒトラー独裁への経緯というのを振り返っていくと、まあ、日本がそんなふうになるとは到底思わない。ただ、いま日本は憲法改正の動きがある。
立ち止まって考えなきゃいけないポイントがあるんです」 独裁の道に走らせたワイマール憲法の条文、それこそが「国家緊急権」だ。
「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」という条文をヒトラーは悪用、集会やデモの開催を禁止し、出版物を取り締まり、共産主義者を逮捕し、野党の自由を奪い、あらゆる基本的人権を停止させた。ここまでは教科書にも書いてあることだが、本題はここから。この「国家緊急権」が「緊急事態条項」とそっくりではないか、と言及するのだ。
☆ヒトラーの「国家緊急権」が、安倍自民党の
「緊急事態条項」とそっくりだ !
☆緊急事態宣言は、国会の承認が必要だが事後でもいいので、
独裁は、事後承認でやりたい放題できる !
☆改憲(実は大改悪)人類普遍の権利でさえ「最大限尊重」
(厳守ではない)程度の扱いになる !
☆衆参で3分の2以上の議席になれば、安倍首相は、
ヒトラーのように独裁にひた走る !
U 安倍総理と「傲慢症候群」=“権力中毒” !
香山リカ・精神科医の主張 !
(webronza.asahi.com:2015年07月25日より抜粋・転載)
◆組織や社会を「死に至らしめる病」、一刻も早く“権力中毒”から覚めよ !
香山(かやま)リカ: 精神科医、立教大学現代心理学部教授。
傲慢症候群|安倍政権|権力中毒
◆「安倍総理と傲慢症候群」=“権力中毒” !
今回は、さらに一歩、踏み込んで「安倍総理と傲慢症候群」について語ってみたいと思う。
安倍総理は、5月の衆院平和安全法制特別委員会での審議で、質問していた民主党の辻元清美議員に「早く質問しろよ!」とヤジを飛ばした(後に民主党が抗議したため、総理は陳謝)。
また2月の衆院予算委員会では、旧大蔵省出身の民主党議員の質問の最中、「日教組どうすんだ!日教組!」と繰り返しヤジを飛ばし、委員長からたしなめられる一幕もあった。
ヤジは国会につきものではあるが、現役総理とは思えないほど品位もなく、傲慢無礼な態度だと言える。 これは、安倍総理のもともとの性格ゆえなのだろうか。どうもそうではないようだ。
私は、安倍総理は「傲慢症候群」と名付けられた一種の“権力中毒”に陥っているのではないか、と考えている。
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