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国民の敵の戦術の中に隠されている勝利の方程式は、
共産党と共闘する野党構築だ !
日本の支配者・悪徳ペンタゴンの謀略とは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/07/16より抜粋・転載)
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1)〜8)は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
9)1選挙区に反自公が多数の候補者を擁立すれば、
1人に絞る自公が当選する !
関心がなくて行かない主権者もいるが、多くは、選挙に行っても、結果が変わらないと考えていかない人々だ。当選者が、1人の選挙区に自公が候補者を1人に絞り込んでいるのに、反自公が多数の候補者を擁立すれば、結果は明白だ。だから選挙に行かない。こう考える人が多い。
選挙が接戦になれば、選挙に行く人が急増する。
選挙に行かない人々は反自公の考えの持ち主が多いと考えられる。
選挙に行っても勝てないと思うから行かなかったのだと考えられるからだ。
10)反安倍政治の勢力が大同団結し、候補者を選挙区
1人に絞って戦う事が重要である !
大事なことは、自公政治に反対する勢力をひとつにまとめることだ。
敵側はそれを阻止しようとする。
そのための方策が、「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」に反自公陣営を分断することである。
選挙の際に安倍自民党が何をもっとも大声で叫んでいたのかを思い出していただきたい。
安倍自公は「民共共闘」の攻撃に全精力を注いだのである。
11)悪徳ペンタゴンは、反自公陣営が共産党と
共闘して、候補者を選挙区1人に絞る事を壊そうとする !
これは、反自公陣営を「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」とに分断させるための戦術なのだ。
本当に安倍自公に対峙する勢力が、共産党を含めてひとつにまとまると、彼らは敗北する可能性が高い。だから、その共闘を破壊するために、「民共共闘」を攻撃する手法を採ったのである。
重要なことは、裏で自公とつながっている勢力が、反自公陣営内で「共産党との共闘反対」の活動を盛り上げていることだ。
この活動によって、反自公陣営を「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」とに分断することが、自公陣営の狙いなのであり、それを反自公陣営内で忠実に実行している勢力が存在することが、最大の問題なのだ。
12)小池百合子氏・希望の党の行動は、
自公陣営と連携するものであった !
昨年10月の衆院選直前に、希望の党が創設されて、民進党との合流が画策された。
「安倍政権打倒」の一点で、大連帯が形成されたのであれば意味はあった。
穀田恵二氏が、6.6オールジャパン総決起集会でのべた「大異を残して大同につく」という行動になる可能性はあった。
ところが、小池・希望の党は、その道を選択せずに、野党陣営の分断工作に突き進んだ。
13)安倍政治を刷新するためには、共産党を含む
共闘体制を構築する事が不可欠だ !
つまり、小池百合子氏(右翼・隠れ自民党)の行動は、自公陣営と連携するものであったことが判明したのである。来年には、参院選が行われる。勝利の方程式は、明確である。
「共産党を含む共闘体制を構築すること」この一語に尽きる。そのための体制作りが急務である。
(参考資料)
隠れ自民党の野党に訣別し、市民運動で政治を刷新すべきだ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/06/29より抜粋・転載)
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1)野党の中に隠れ自民党を潜ませる事が、
政権刷新を阻止するための中核戦術である !
安倍内閣が、働かせ方改悪関連法とTPP関連法を強行制定した。
この過程で、国民民主党は、働かせ方改悪法制定強行をアシストする行動を示した。
野党のなかに「隠れ与党」が潜んでいる。
これが敵陣営(既得権益勢力)の政権刷新を阻止するための中核戦術である。
2)隠れ自民党を見破って、反安倍政治の国民と
野党が団結する事が重要である !
日本政治刷新を目指す主権者と政治勢力は、「隠れ与党」勢力と決別するべきである。
働かせ方改悪法の核心は、「過労死容認」と「定額残業させ放題プラン」拡大である。
過労死水準の長時間残業が、法律によって容認される。
「過労死促進法案」と呼ばれる所以である。
3)自公維新が強行採決した、「定額残業させ放題プラン」は、
過労死を増大させる可能性大だ !
4)過労死を防ぐ、勤務間インタ―バル規制は、提案もされていない !
5)「高度プロフェッショナル制度」では、
残業が実質的に無制限になる !
6)本質である、労働法制の改変は、大資本の
労働コストを圧縮する事が目的だ !
7)TPPも大資本の利益を極大化するための
枠組みだが、ペテン師手法で国民を騙す !
8)悪法を制定する際に、国民民主党がその制定に力
を貸した事は、隠れ自民党の証明である !
9)国民が主導して、反安倍政治の改革勢力を構築すべきである !
10)自民党の派閥の共通点は、米国・官僚・大資本
による日本支配の基本構造を維持する事だ !
11)米官業による日本支配の構造を固定化するために、
「保保二大勢力体制」を狙っている !
その結果として、米官業による日本支配の構造そのものが破壊されてしまうリスクが拡大する。
これを回避するために、あえて、「米官業による日本支配構造」維持を望む勢力を、二つの勢力に分けて、この二大勢力による、政権交代が実現する状況を、生み出そうと考えるのだ。
米国の共和党、民主党の二大政党体制は、まさにこれである。
どちらに転んでも、巨大資本が米国を支配する基本構造は揺るがない。
日本でいま目論まれている野党勢力の再編のひとつの考え方がこれだ。
12)維新・希望・国民民主党は、日本の支配者
が狙う、「隠れ自民党」である !
自民党宏池会的な勢力をひとつにまとめて、これを、政権交代を担う一翼に発展させる。
「維新」は無論のこと、「希望の党」や「国民民主党」も明らかにこの方向を狙っているのだと思われる。要するに、日本政治を「自公」と「第二自公」による二大政党体制に移行させようとしているのだ。これに対して、もう一つの考え方がある。
それは、現在の「米官業による日本支配」構造そのものを刷新することを目指す勢力が結集して、政権奪取を目指すというものだ。よりドラスティックな変革が実現する。
13)鳩山由紀夫政権のように、「米官業による日本支配」
構造を刷新する事を目指す勢力を結集すべきだ !
2009年に誕生した、鳩山由紀夫政権は、この方向を目指す政権であった。
だからこそ、既得権勢力が死に物狂いの抵抗、攻撃を行い、この意義深い政権を破壊したのである。
米国による日本支配、官僚による日本支配、そして大資本による日本支配の構造を打破し、主権者国民が自ら日本を支配する体制を構築する。これを目指したのが鳩山由紀夫政権であった。
14)隠れ自民党を除外して、反安倍政治の改革勢力
を構築して、政権交代すべきである !
15)韓国・欧米のように、日本も、反既得権益勢力
を構築して、政治刷新するべきである !
16)隠れ自民党・政治家の正体を見破り、政治刷新
の政治家・国民が団結すべきだ !
*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。大多数の検察・裁判官も安倍政権の家来である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。
(植草一秀氏の説)
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