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検察・マスコミ等の悪質な言動で、重大犯罪が
存在したかのような「洗脳」が行われてきた !
自公政治家・NHK等が隠蔽・誤魔化す、
自民党・自公体制の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/05/21より抜粋・転載)
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1)〜8)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
9)学者は、陸山会が、2005年の収支報告書に記載
して報告した行為が、適正であると述べた !
この事件の公判で、商法専門学者が、土地取引の経緯を踏まえると、2005年の収支報告書に記載して報告した行為が、適正であるとの専門家意見を述べた。
およそ、犯罪として立件できるような事案ではなかったのである。
しかし、日本のメディアが、連日連夜、小沢一郎氏が、まるで重大犯罪に手を染めたかのような報道を展開し続けた。日本の市民で、「西松事件」と「陸山会事件」の実態を知る者は、ほとんどいない。
10)検察・マスコミ等の悪質な言動で、重大犯罪が
存在したかのような「洗脳」が行われてきた !
重大犯罪が存在したかのような「洗脳」が行われてきたのである。
鳩山由紀夫首相(当時)の政治資金管理団体に対する献金問題の取り扱いも同様であった。
献金をしたとされる人物の一部が「故人」であったことが判明し、「故人献金問題」として大報道が展開されたが、鳩山家が政治活動に私財を投じていた事実が判明した事案である。
違法な献金を受け取っていた、あるいは、裏金を受け取っていたというような事案ではまったくない。
11)改革・鳩山政権の中枢に対して、米国・検察・
マスコミ等によって、不正な総攻撃が加えられた !
警察、検察、国税、そしてメディアが一体となって、日本の支配勢力にとっての「脅威」であった鳩山政権の中枢に対して、不当で不正な総攻撃が加えられた事案だったのだ。
小沢一郎氏は検察の捜査報告書ねつ造によって強制起訴までされた。
日本の総理大臣に就任するはずの人物を、人為的に犯罪者に仕立て上げる策謀が展開され、民主党代表選が歪められたのである。
不動産取得の政治資金収支報告書への記載を、2004年報告としたのか、2005年報告としたのかということが「陸山会事件」の核心である。
12)土地の移転登記完了、土地の取得が実現したのは、2005年1月であり、
陸山会が、2005年報告とした事は、 適切であった !
土地の移転登記が完了し、土地の取得が実現したのは、2005年1月であるから、収支報告著への記載を、2005年としたのは、正当な行為であったと考えられる。
仮に、代金決済が、2004年10月であったから、2004年の収支報告書に記載するべきであったとの見解が成り立つにしても、それを根拠に、刑事事件として立件することには、まったく正当性がない。
13)日本の検察は、不適切な事案を刑事事件として立件
し、マスコミを誘導して「巨大刑事事件」に仕立て上げた !
しかし、日本の検察は、このような事案を刑事事件として立件し、メディアを誘導して「巨大刑事事件」に仕立て上げた実績を有している。
私が巻き込まれた事案もまったく同種のものである。
防犯カメラ映像に無実の証明が厳然として存在したにもかかわらず、警察と検察が、この決定的な物的証拠を隠滅して犯罪を仕立て上げた。
14)植草一秀氏についても、裁判所が、その
決定的証拠を無視した、捏造事案がある !
現場に居合わせた一般市民が、名乗り出てくれて、私の無実を法廷証言によって、完全に立証したにもかかわらず、裁判所が、その決定的証拠を無視した事案なのである。
現在も再審開始請求を行っている。必ず無実の真相を白日の下に晒す決意である。
これに対して、犯罪が厳然と存在するのに、犯罪者を無罪放免にする事案が後を絶たない。
決裁された公文書の内容を破棄して、新たに公文書を作成したのなら、これは明らかに虚偽公文書作成罪に該当するだろう。
15)安倍政権の家来・検察等は、明らかに
虚偽公文書作成罪に該当する事案を放置している !
虚偽公文書作成罪は、1年以上10年以下の懲役を科せられる重大犯罪である。
それを、公文書の一部を削除したが、全体の文意が変わらなかったから罪に問えないとするのは、無理な解釈である。
つまり、日本の警察、検察には、冒頭に記した「巨大すぎる裁量権」が付与されており、これが政治権力によって政治的に利用されているのだ。―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆 の大罪と自民党体制の真相 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)
1) 既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !
民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。
2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背 !
そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。
3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !
そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。
民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。
4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !
そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。
そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて、2009年総選挙に臨んだ。
5)公約違反・シロアリを退治なき、消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !
その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
6)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。
7)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。
自分の権力欲、出世欲だけで政治家稼業を営んでいるのだ。野田佳彦氏は、なおひどい。
2009年8月15日の大阪街頭での「シロアリ演説」がネット上に流布されて、それでも総理の椅子にしがみついて、消費税増税に突き進んだ。それほどまでに厚顔無恥なのである。
8)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋
9)自公・第二自公勢力は、米国・官僚・大資本に従属 !
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