http://www.asyura2.com/10/music3/msg/696.html
Tweet |
-----------------
正月公演
鈴木ヱイ子氏を偲んで
●期日=2011年1月5日(水)
●藤沢市民会館大ホール
神奈川県藤沢市鵠沼東8−1 рO466(23)2415
JR・小田急・江ノ電 藤沢駅南口下車徒歩7分(江ノ島方向)
●時間=開場18:30
開演19:00
●入場無料
●本番当日、出演者は午前10時〜午前11時までに、藤沢市民会館裏にあります大ホール楽屋口から楽屋に入っていただきますよう、お願い申し上げます。舞台裏側にある楽屋NO1には25人が入れます。体をほぐす場合はロビーなどが使えます。稽古が必要な場合は2Fにあるリハーサル室が使用できます。公演終了後、シャーワー室が完備しております。朝9時からスタッフは照明仕込みなどをやっておりますので、劇場に入られましたら、舞台監督に声をかけてくださいますようお願い申し上げます。
構成=塚原勝美
構成台本は舞台裏方用として、本番直前まで更新される。
---------------------------------------------------------------
1月5日(水)本番当日夜、18時頃、すでに夜の帳が降りている。気象はわからない。確実なのは、藤沢市民会館大ホールの外は寒いことである。18時30分前から個人のお客様が、まばらに大ホール入り口の階段をとぼとぼと登ってくる。制作の若林可南子と制作補助の佐々木恵子は扉を開け、お客様をロビーに迎える。
ロビー中央、大ホール劇場壁には、鈴木ヱイ子氏の拡大写真が貼ってある。長テーブルがあり、冬の花が添えてある。
やがて18時30分、定刻どおり劇場の扉が、舞台裏方塚原勝美と日高明人によって開く。開場である。
和風模様の緞帳は閉まっている。緞帳の前、下手花道には警備員塚原由紀夫が立っている。
---------------------------------------------------------------
劇場とは、施設や建物のことではなく、劇的出会いが生成されるための「場」のイデオロギーのことである。どんな場所でも劇場になることができるし、どんな劇場でも劇が生成されない限りは、日常的な風景の一部にすぎなくなる。
寺山修司
------------------------------------------------------------------
18時55分、ほし☆さぶろう、岩田尚子、多屋民、斉藤吉彦は観客席通路下手に通じる回路扉前にスタンバイしている。この時刻、観客は中央口と上手側の扉から劇場に入ることになる。中央口扉と上手側扉は開放されているが、劇場下手扉は閉まっている。舞台裏方日高明人はこの時刻、舞台においてピアニスト永縄眞百合と歌い手大石玲のスタンバイを確認する。緞帳は閉まっている。ゆえに舞台は完全暗転ではない。日高明人が動き定点を確認できる十分な明かりがある。
19時、定刻開演。塚原勝美は観客席通路下手劇場扉を開ける。
●プロローグ舞踏・結界開き=ほし☆さぶろう
岩田尚子
多屋民
斉藤吉彦
塚原由紀夫
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
われわれ人間は構想力をもって結界する。否、そのつど結界しなければなら
ない「一つの場」は消滅する(われわれの視界から消える)ことはあっても、
死滅することはない。その結ばれた世界を虚界として結界以前へと送り返すの
も、また構想力である。そして結ばれた世界を虚界と認定して再び戻っていく
べき「一つの場」(「結界以前」)もやはり構想力によって捏造されたもので
ある。結界から虚界へ、さらにまた結界以前へと至る運動、そのなかに真界の
微かに光輝くときがある。
那須政玄
結界と虚界 生の基層へ/哲学的断片
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
存在について
あなたにみえていて
わたしにみえないわたしをどうしてつかもう
わたしにみえていて
あなたにみえないあなたをどうしてつかもう
方法はひとつもない
けれど方j法らしいものはある。
”意識は存在を知覚できる。
存在は意識を決定させる。
意識は存在を変革することができる。
経験と想像力が人間の意識をあるかせる。
福中都生子 「南大阪」より
------------------------------------------------------------
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
- butoh dance 2011年 レクイエム (2) 愚民党 2011/6/17 02:26:50
(0)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。