http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/891.html
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(回答先: リビア国民評議会の実権は固いか?西側の相次ぐ視察の目的 投稿者 尚林寺 日時 2011 年 9 月 16 日 10:34:22)
英仏首脳がリビア訪問―反カダフィ派国民評議会への支持表明 (ウォールストリートジャーナル日本版 2011年9月16日10:42)
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_307317
【トリポリ】サルコジ仏大統領とキャメロン英首相は15日、トリポリを訪れ、反カダフィ勢力の連合体「国民評議会」への支持を表明した。
・・・
国民評議会のアブドルジャリル代表は、両首脳との共同記者会見で、リビアの新政権は将来の石油・ガス契約で決定を下す際に、カダフィ大佐との戦いを支援してくれた諸国―特にフランスと英国―に褒賞を与えるだろう、と述べた。
同代表は「われわれの友人たちにはリビア支援の度合いによって(石油取引における)優先的役割が与えられる」とし(た)。
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リビア支援の、「度合い」を見ておこう。
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(アメリカ)
米大統領:リビア反体制派への武器供与の可能性「排除していない」 (ブルームバーグ 3月30日)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=a5ks4m3hgjTQ
オバマ大統領は29日、NBCテレビの番組「ナイトリー・ニュース」でのインタビューで「反体制派に直接的な支援を行う」と言明。反体制派への武器供与を意味するのかとの問いには、「その可能性は排除していない。だが供与するとも判断していない」と答えた。
(イギリス)
リビア反体制派への武器供与 英「除外してない」 (産経/iza 2011/03/30 22:24)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/mideast/500042/
キャメロン英首相は30日、英下院で、リビア反体制派への武器供与について・・・「リビアへの軍事介入を認めた国連安全保障理事会決議は同国への武器禁輸を定めているが、同時に市民保護のためあらゆる必要な手段を講ずることを認めている。大佐による市民への攻撃は継続しており、英国は反体制派への武器供与を除外していない」と述べた。
(イタリア)
リビア反体制派に伊が武器供給 国民評議会が見通し示す (共同47ニュース 2011/04/17 08:05)
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041701000070.html
リビアのカダフィ政権との攻防を続ける反体制派「国民評議会」のゴーガ報道官は16日、共同通信に対し、同評議会をリビアの唯一の正統な代表と認めているイタリアが反体制派への武器供給に合意、近く輸送が始まるとの見通しを示した。
イタリア外務省は通信機器などを提供する方針を示す一方、武器供給には慎重な姿勢を示していたが、実際に供給が始まれば、政府軍に比べ装備が劣る反体制派にとって大きな支援となる。
(フランス)
リビア反体制派への武器供与、フランスが認める (読売オンライン 2011年6月30日12時00分)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110630-OYT1T00401.htm
フランス国防省の報道官は29日、リビアの反体制派に武器供与を行っていることを認めた。
報道官は、リビアの首都トリポリから数十キロの地点で、「自衛のための武器と弾薬を投下した。民間人が使える軽火器だけだ」と述べた。仏紙フィガロは同日、仏政府がロケット砲や機関銃、対戦車砲などを提供したと報じていた。
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こんなふうに、強盗どもが反対派に武器を与え、一国の体制転覆を図り、利を得るさまを見ると、かつてわが国でも、イギリスがクラバー、竜馬らを介して、倒幕勢力を養いあやつった手口をどうしても思い出します。
ちなみに、冒頭の「ウォール・ストリート・ジャーナル」によれば、サルコジはトリポリで、>シリアのアサド大統領にも矛先を向け、「いつの日かシリアの若者たちが今日のリビアの若者たちのように幸せになり、『民主主義と平和的革命はわれわれのためにある』と言えるようになることを夢見ている」と語ったそうだ。
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