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エジプトに「民主化革命」が起きて、いままで非合法だった政党などがぞくぞくと台頭しだしている。世俗政党として力を増してきているエジプトのワフド党の副総裁が欧米のユダヤ系主流メディアに毒された我々の常識に冷や水を浴びせる発言をしている。
<9・11テロ事件>、<ホロコースト>、<アンネの日記>、などに関して、それらが皆、我々の考えている常識的理解が間違っている、と指摘している。これらは以前から既に良く研究している人々の間では理解されていた事だが、口に出して言う有名人や著名人は数えるばかりだった。主流メディアが、つまり新聞やテレビがそう言わねば信じない人々があまりに多いからだ。また言えば、社会的に葬られるような憂き目に遭って来たから皆恐れて言わない。
これからこのワフド党副総裁のような理解や認識、発言が、アラブ世界だけでなく、ロシア、中南米、中国などにも拡大し、ヨーロッパからも声が上がるようになれば、最終的にはアメリカ合衆国にも拡大し、最後は日本にもその理解が広がることになろう。既に昨日の記事にあったように、7・7ロンドン地下鉄テロ事件もイギリス国家の自作自演だと発言する勇気ある元警察官が出てきているように。
ワフド党副総裁の言っていること、特にホロコーストの否定に関しては、ヨーロッパでは禁止になっている国々が多い。そのことを語れば、牢獄に繋がれるのだから、どこに言論の自由があるというのだろうか? これだけとっても、ヨーロッパは自分達の「民主主義」などを誇れるわけはないのだ。ヨーロッパ人もいい加減にエズ・エルアラブ副総裁のように声を挙げるべきである。
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●エジプトのワフド党副総裁:9・11テロ事件はアメリカ製・ホロコーストは嘘
http://www.washingtontimes.com/news/2011/jul/5/egypt-party-leader-holocaust-is-a-lie/?page=all#pagebreak
【7月5日 Ben Bernbaum – Washington Times】
エジプトの世俗政党トップは、9・11テロ事件は「アメリカ製」であり、ホロコーストは「嘘」、アンネ・フランクの日記は、「偽物」と語っている。このコメントは革命後のエジプトという、アラブ世界で最も人口の多い国での政治論議に旋風を巻き起こすものだろう。
アハメド・エズ・エルアラブはエジプトのワフド党の副総裁である。この発言は先週ハンガリーのブタペストで開催された民主主義と人権会議に参加した際にワシントン・タイムズ紙との独占インタビュー時になされたものだ。
彼はナチスが第2次世界大戦中に600万人を殺害したということを否定した。
「ホロコーストは『嘘』だ。ドイツ占領下のユダヤ人は240万人だった。全員殺害したとしても、まだ360万人残っている。どこからやってきたのかね?」
エズ・エルアラブは、ナチスが何十万人ものユダヤ人を殺害したことは認めた。「しかし、ガス室と飢餓に追い込んだことなどはどうか? 空想上の話だ」と付け加えた。
エズ・エルアラブは更に、「アンネの日記」の信憑性について攻撃している。彼はストックフォルムで博士号取得で研究したと語った。「これが偽物だと神に誓ってもいい」と彼は語った。「アンネはそこにいたが、日記は偽物だ」と言う。
ワフド党は1919年に創立されたが、1952年に禁止になった。1983年にムバラク大統領(当時)によってなされた改革政策の際、再び設立され直した。
ムバラクが2月に辞職してから、ワフド党はムスリム同胞団の次に強力な政党として台頭してきた。
エジプトの新しい政府が生み出されるに臨み、先月、ワフド党はムスリム同胞団と他の16のグループと一緒に9月の議会選挙に統一戦線を組んで戦うと発表した。
「4年間、同盟を組み、我々は人権、市民権、非宗教を保証する原則を元に憲法を制定することができる」とエズ・エルアラブは語った。「ひとたびそれが制定されれば、皆が投票箱に行き、運をためすことができる」
イスラエルの多くの人々が、民主的エジプトがイスラエルとの1979年締結された平和条約を破棄するのでは、と心配している。しかしワフド党の外交委員会を主幹するエズ・エルアラブは、「そういうことが起きることは全くない。エジプトは攻撃されない限り戦争することはないだろう」と語った。
外交関係を復旧させたイランについては、エズ・エルアラブは同じくホロコーストを否定しているアハマディネジャド大統領を非難した。
「彼のことは好かないね。彼が言う事は何でも批判できる」と語った。「ホロコーストについて彼が言ったことは正しい。しかし彼はそれが真実だから言ったのではない。イスラエル国家に対する嫌悪から言ったのだ」と述べた。
アハマディネジャドはホロコースト否定会議を2006年に開催したことがあった。ヨーロッパの多くの国では禁止されていることに抗議する意味があった。その事については、エズ・エルアラブも批判している。
「自由主義の揺籃の地である欧米世界で歴史上の事実について議論することを犯罪とする法律が存在しているとは、恥ずべきことだ」とエズ・エルアラブは語った。「それは聖牛(神聖にして犯すべからざるもの)なのだ。600万人は聖牛なのだ」
エズ・エルアラブ自身がエジプト内あるいは党内で主要な支持基盤を持っていないのに比べ、元ワフド党青年指導者のアミル・バーギシのホロコーストに関する見解に対してはそれを持っている。
「エジプト人の大多数はホロコーストはなかったと考えている」とバーギシは語った。「党内序列における彼の存在に反対の声が上がらなかった、ということは、エジプト政治のこっけいな性格を示している」と彼は語った。
インタビューの中で、エズ・エルアラブはまた、オサマ・ビン・ラディンは9・11テロ事件の黒幕ではない、と語った。
アルカイダの指導者のビン・ラディンのことを彼は「アメリカの工作員」と呼んだのだが、そのビン・ラディンについて「彼があれを実行するノウハウや実行する実力は持ってはいなかった」と語った。
「もしも彼がその実力を持っていたとしたら、イスラエル議会のクネセトに一機の航空機を突っ込ませた方がより大きな効果があっただろう」とエズ・エルアラブは述べた。
この攻撃の真犯人は誰か、と問うと、エズ・エルアラブは、CIA、イスラエルのモサド、そして軍産複合体である、と応えた。
エズ・エルアラブは「支配している頭のいいアメリカ人エリート」について語り、ブッシュ大統領の大失敗に対する対応策として、バラク・オバマを大統領に選んだ、と述べた:「オバマはいい顔をしている。アメリカン・ハットから必要に応じて取り出された黒いウサギだ」
エズ・エルアラブは、イラクへの侵攻時、イスラエルとアメリカの両国国籍を持つユダヤ教徒のアメリカ兵は、バビロン捕囚時代のユダヤの遺物を盗んだと語った。それをエルサレムに再び埋めて、その地が歴史的にユダヤのものだという主張を補強した、という。
「それらは闇市で売るような窃盗物ではない」と彼は述べた。「バベルから盗み取ったこれらのものは、意図を持って盗んだというのが私の考えだ。アクサ・モスクの下に埋め込み、それが発見されれば、ほらここに神殿があったのだ、というわけだ」
これらの主張にもかかわらず、エズ・エルアラブはエルサレムにユダヤ教の神殿があったと考えている、と言う。そしてイスラエル人はこの地に留まる理由がある、と語った。
「ユダヤ人はここにいる。良かろうと悪かろうと、いずれにせよ彼らはここにいる。600万とか500万とかの人間を殲滅することなど、人間としてできるわけがない。それはきちがい沙汰だ」と語った。
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