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(回答先: 〔大佐の落日〕朝日<「対仏戦争」の流れが見えてくる/イスラム原理主義勢力も関与>小松圭一郎 投稿者 仁王像 日時 2011 年 3 月 02 日 20:15:56)
【大佐の落日】朝日 H11.3.1から抜粋
<民主化ドミノ、止まらない>/飯塚正人・東京外国語大教授
・カダフィ氏が「私はこの国で殉教する」「血の最後の一滴まで戦う」というのは誇張ではないと思う。…どこの国も彼を受け入れないだろう。
・ドミノ倒しのように、チェニジア、エジプトに続いて、リビアでも反政府勢力が独裁政権を追い込んだ。それはやはり地域大国エジプトの民衆が、5千年の歴史で初めて体制を倒したことが大きい。
リビアには50以上の部族が存在する。「エジプトの連中が体制を打倒できたのなら、我々にできないわけがない」との思いが、リビアの誇り高い遊牧部族を駆り立てているのだと思う。
リビアの人々は本来、国家よりも部族に忠誠を誓う人々だ。部族の長老がカダフィ打倒を決断すれば、軍人であろうとその決断に従う。軍からの離反者相次いでいるのにはそうした背景がある。
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