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リビア反政府勢力、首都攻勢の構え-カダフィ大佐はアルカイダの扇動と非難  ウォール・ストリート・ジャーナル 2月25日
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/490.html
投稿者 新世紀人 日時 2011 年 2 月 25 日 13:12:25: uj2zhYZWUUp16
 

(回答先: リビアとエジプトの違いは?  (オール・アバウト・フィフィ) 投稿者 新世紀人 日時 2011 年 2 月 25 日 13:09:29)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110225-00000001-wsj-int

リビア反政府勢力、首都攻勢の構え-カダフィ大佐はアルカイダの扇動と非難
ウォール・ストリート・ジャーナル 2月25日(金)9時53分配信

 リビアの反政府勢力は24日、首都トリポリへの攻勢を強める構えを示した。これに対し、最高指導者カダフィ大佐は反体制勢力が国際テロ組織アルカイダの支配下にあると非難した。

 トリポリの西方約50キロのザウィヤでは24日、銃撃戦が展開された。カダフィ大佐は国営テレビとの電話を通じて、ザウィヤの市民に23分間にわたって語りかけ、「この茶番は何事か? ザウィヤの皆さんはオサマ・ビン・ラディンに寝返ったのか? 彼が皆さんの息子たちを洗脳したのだ」などと批判した。

 トリポリでは政権側の軍隊がおおむね反政府勢力を街頭から排除している。これまで反政府運動は主として東部が中心で、軍隊も反体制派勢力に寝返っていた。だがリビア西部でもカダフィ大佐の支配を脅かしつつあり、首都トリポリ以外では同大佐の統制がきかなくなりつつある。カダフィ大佐は首都を挟んで東西双方の敵と対峙せざるを得なくなっている。

 反政府勢力はカダフィ大佐が拠点をあちこち移動していると考えており、行方を追跡すると述べた。最終的には同大佐の精鋭部隊と衝突する可能性もある。精鋭部隊は小規模だが、側近に率いられ、高度に訓練され、装備も整っている。またチャドなどアフリカ諸国から集めた雇い兵部隊もある。

 中東衛星テレビ局アルジャジーラは、ベンガジの治安長官と伝えられるアリ・フワイディ氏が辞任したと報じた。これより先、リビア東部の軍司令官であるマハムド陸軍少将、アビディ内相が政権から離反している。

 英エクセター大学のティム・ニブロック教授(中東政治)は「マハムド将軍はカダフィ大佐が政権を掌握して以降、東部リビアの司令官で、キーパーソンだ」とし、「現在彼が抱いている野心は、何らかの連立を組んで、選挙があるまで暫定政権を機能させることだろう。彼が政治権力を望んでいるか疑問だが、どんな動きになっても彼がキーパーソンになるだろう」と述べた。

 ニブロック教授は、マハムド将軍の娘が博士過程の学生だったときの指導教授だったため、同将軍を長年よく知っているという。同教授は、東部の反乱勢力指導者と西部の軍司令官との間には連絡がすでに行われているだろうと述べ、「互いに旧知の仲で、カダフィ体制を出来るだけ平和的に終わらせるつもりだろう」と指摘。「リビア軍は全体的に十分な装備を与えられず、治安部隊によって疎外されているとして不満を抱いていた」と語った。

 主要都市を担当する治安部隊は8つで、良く装備されており、カダフィ大佐、息子たち、あるいは側近によって直接指揮されている。
 

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最終更新:2月25日(金)9時53分


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コメント
 
01. taked4700 2011年2月25日 16:17:05: 9XFNe/BiX575U : 1wtqEnu1uE
http://www.asahi.com/special/meastdemo/TKY201102240691.html

リビア政権側が報復攻撃 カダフィ氏演説「デモはテロ」

2011年2月25日1時25分印刷ソーシャルブックマーク
 【カイロ=山本大輔】反体制派による首都包囲網が狭まりつつあるリビアで24日、最高指導者カダフィ大佐を支持する政権側の部隊が反撃に転じ、多数の死傷者が出ている模様だ。政権側が大規模な軍部隊を配置したとの情報もあり、巻き返しを図っているものとみられる。

 カダフィ氏は同日、国営放送を通じて電話演説し、「国民はまっとうな生活を送ってきた。不満を持つ理由は何一つない」とし、反体制デモは「(国際テロ組織)アルカイダのビンラディンによる国際テロ行為」と非難。「私は公的な権力を持たない単なる道徳的権威にすぎない」と強調した。直接国民に訴えること自体が異例のカダフィ氏が22日に続いて演説をしたのは、勢いを増す反体制デモへの危機感の表れとみられる。

 政権側の攻撃を受けたのは、首都トリポリの西40キロにあり、原油の積み出し拠点港があるザウィヤと、首都の東200キロにある同国第3の都市ミスラタ。いずれも24日朝までに反体制派によって制圧されたと報じられた都市だ。

 現地からの情報によると、ザウィヤでは24日午前、政府関係者を名乗る男が「反政府行動をやめて去るか虐殺を見るかだ」との警告を伝えに来たが反体制派側が拒否。その後にミサイルが撃ち込まれるなど攻撃が始まった。反体制派が制圧した都市では最も首都に近く、政権側は大規模な軍部隊を配置し、多数の検問を設置したという。

 ロイター通信によると、ミスラタでは郊外の空港付近で激しい衝突が起きた。目撃者によると、ミスラタを奪還するために軍が動員されている。政権側は国営放送を通じて反体制派に投降を促し、デモ指導者の情報提供には報賞金を出すと訴えた。

 だが、反体制派が一向に応じる気配はなく、AP通信によると、反体制派の一部が、リビア各地から首都に向け、25日に一斉にデモ行進するよう呼びかけている。衛星テレビ局アルアラビアは24日、首都から南東約1500キロの都市クフラが反体制派に制圧されたと伝えた。反体制派の支配は、首都から遠く離れた内陸部にも及んだ。

 一方、米国務省は24日に声明を出し、無許可でリビアに入国した外国人ジャーナリストをアルカイダの協力者と見なすとリビア政府が警告してきたことを明らかにした。

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全体の流れがはや過ぎる。チュニジアで変化があってからここまで2か月かかっていない。チュニジアでデモが始まったのが一月の初旬。そして、リビアでの内戦勃発まで2か月ないのだ。軍や警察の首脳がそう簡単に政権から離れるはずがない。

事前に準備された流れだ。決して人民革命などではない。多分、インターネットを通したサブリミナル効果でマインドコントロールされているはずだ。一般市民の多くは単に鉄砲玉として使われているだけだろう。


02. 2011年2月25日 16:29:12: ibwFfuuFfU
最高指導者カダフィ大佐は反体制勢力が国際テロ組織アルカイダの支配下にあると非難した。
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カダフィがこんな婉曲な修辞法に長けているとは驚きだ。凄いユーモアのセンスだね。「C」の字の仕業だつうわけね。

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