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(回答先: 遊戯施設事故-c 投稿者 asy8 日時 2011 年 2 月 05 日 00:21:35)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110206k0000m040106000c.html
の記事より
抜粋はじめ
コースター転落死:手でバー確認「客の苦情でやめた」
東京都文京区の東京ドームシティアトラクションズで2011年1月30日、手塚耕一郎撮影 東京都文京区の遊園地・東京ドームシティアトラクションズのコースター転落事故で、運営会社の社員が警視庁捜査1課の聴取に「乗客から苦情があり、安全バーを手で触って確認する作業をやめるようになった」と説明していることが分かった。下腹部をバーで押されるのを嫌がる乗客とのトラブルを避けた可能性がある。6日で事故から1週間。会社の安全管理体制が業務上過失致死容疑の捜査の焦点になっている。
捜査1課は1日、運営会社・東京ドームを家宅捜索し、事故があった「スピニングコースター舞姫」の仕様書を押収した。ドイツから輸入したインタミン・ジャパン(杉並区)が00年3月ごろに渡した文書とみられる。捜査1課などによると、仕様書には「目視した後、不確実と映る場合は手で触って確認したり、修正を行うよう係員に指導してください」と記載されていた。
東京ドームは01年2月作成の運用マニュアルに手による確認方法は含めていなかったが、当初は口頭で必要性が引き継がれていた。だが、会社関係者は「最近になってやめた」と説明したという。
バーは乗客が手前に引き、ロックがかかる仕組み。係員が押して確認する場合、下腹部に痛みを感じた乗客から苦情が出ることがあったという。
事故では羽村市の会社員、倉野内史明さん(34)が高さ約8メートルから転落死した。バーが掛かっていなかったとみられている。倉野内さんは体重130キロ以上と大柄で、女子大生のアルバイト係員は「バーをちらっと見たら締まっているように見えた」と話しているという。
捜査1課は、係員らへの指導やマニュアルに問題があり、その背景には安全管理の意識の低さがあったとの見方を強めている。【山本太一、内橋寿明】
◇「優れた技術者だった」…倉野内さんの葬儀しめやかに
倉野内さんの葬儀が5日、東京都瑞穂町の斎場で開かれ、親族や知人ら約200人が突然の別れを惜しんだ。父親が社長を務める電気工事関連会社の課長職だったが、上司の男性(52)は「父親が興した会社を兄と2人で継いでいくはずだったのに」としのんだ。
倉野内さんは半導体の配線関係部品の見積もりから組み立て、チェックまでを担当。上司は「優れた技術者で性格は穏やかで優しかった。一つ言えば十分かる感じで非常に賢い人だった」、別の参列者も「米国出張をするなど立派な仕事をしていた」と語った。
葬儀には東京ドームの久代(くしろ)信次社長も参列。遺族側は事故の原因や安全管理体制などを説明する機会を作るよう求めたという。倉野内さんの上司は「我々もものづくりをしており、安全バーが掛からないまま動く遊具なんてありえない。乗客が異常を感じれば知らせられるように警報装置を付けるなどの手段があったはずだ」と憤った。【小泉大士】
抜粋おわり
この「スピニングコースター舞姫」が
安全バーがかかっていないのに動き出すこと自体が
おかしな設計であると思う。
「スピニングコースター舞姫」の安全バーが閉まっていなければ、
自動車のドアと同じように警報を鳴らすなり、
発進できないようにするなり設計するのが当然でしょう。
それをしていなかったのならば、ドイツの製造元の会社に
設計責任があると思います。
また「スピニングコースター舞姫」を採用する時点で、
遊具がどのように動作するかを確認するのは
運営会社・東京ドームの機種選定者の責任でしょう。
お客さんに楽しんでもらうことを第一に
考えていれば、まずは安全を図るであろうから、
安全バーがかかっていないのに動き出すことがわかった時点で、
運営会社・東京ドームの機種選定者は指摘するべきであったですね。
指摘をして変更させないで遊具を使い始めてのならば、
運営会社・東京ドームに責任があると思います。
手でバー確認が「客の苦情でやめることも」
十分に考えられることです。
ドイツならば、日本よりも
大柄な人が多いから
客の苦情でやめることは予想できたでしょう。
死亡事故の責任をアルバイトの人だけに
負わせるのはおかしいと思います。
会社側の指導としては
お客様の安全をはかるために、念には念を入れて、
安全バーが締まっていることをアルバイトに
確認させるのは当然でしょう。
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