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(回答先: 日本人は転勤というのは当たり前だと思っているだろうが、外資ではトップクラスの幹部を派遣するような戦略的な人事にしか見られ 投稿者 TORA 日時 2011 年 1 月 22 日 13:47:14)
若者は海外転勤をしないだとか、終身雇用を願って大企業に就職したがるとか、寝ぼけた解説やら論説が世の中に溢れているが、現実を知らずバブルのぬるま湯で腐ったボンクラどもは黙っとれといいたくなるね。
若者は海外「勤務」もするし、終身雇用も期待していない。そんなバカはいないよ、最近の学生には。20年前とは違う。多感な時期にバブルが崩壊し、小泉フィーバーを冷めた目で見つめ、その後のまやかしのいざなぎ景気にも騙されていない。だから、世の中を冷めた目でみている。祖父の世代の食いぶちはもうすぐ費えて、自分の命は自分で支えなければならないことも理解している。だから、会社にも国にも何も期待していない。それゆえに、自分の生き方や生活を重んじる傾向が出ている。
望まない転勤が出たときに離職するのは、若者にやる気が無いのではなく、会社にそこまで従う理由がないからだ。企業が見放されているのである。だが、それは最初に、無理矢理転勤させてくれるような大企業に就職したからこそできることだ。最初に名もしられていないような中小企業に勤めていたら、自己研鑽も転職もままならない。朝から晩までこき使われて、業績が悪化したら放りだされ、行く先もない。ホームレスになるか餓死するか。そういう事例をいくつも見ている。だから絶対に、新卒で中小企業なんざ希望しない。何がなんでも大企業を希望する。それでもダメなら、日本を捨てて海外で働く。何度も繰り返して書くが、海外勤務がいやだから海外転勤を拒否するのではなく、自分の意志でもないのに、何のメリットもない海外転勤だから拒否されるのである。どうしても自分のやりたい仕事が国内になければ、自分で進んで海外の企業に転職する、それが新興国でもね。
なにかの宗教みたいに「夢」やら「明日」を連呼するバカとは違うんだよ。それが最近の若者ってもんだ。
日本国内に残ってくれていることをむしろ喜ぶべきでしょ。
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