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(回答先: 1ドル80円方向に突っ込むリスク小さい=渡辺元財務官 投稿者 gikou89 日時 2011 年 1 月 20 日 13:45:30)
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-19000520110113
東京 13日 ロイター] 国際協力銀行の渡辺博史経営責任者(元財務官)は13日、都内で記者団と懇談し、先進国の金融緩和による過剰流動性は、途上国や原油市場よりも、鉄や非鉄、食料など原油以外の商品価格を押し上げているとし、米金融緩和第2弾(QE2)が終わるまで続く可能性があることを懸念材料として挙げた。
渡辺氏は、国際通貨基金(IMF)が2010年2月に資本流入規制を選択肢のひとつと認めたことで、過剰流動性により「じゃぶじゃぶになったお金が東南アジアや韓国などの途上国ではなく、商品市場に行っている」と指摘。特に原油以外の商品市場に流れているとし、原油におけるサウジアラビアのようなスウィング・プロデューサー(需給調整役)が不在のため、「お金が入り込んで、見掛けの値段を上げている状態がしばらく続く。QE2が終わるまで流動性に影響される可能性がある」との見方を示した。
一方、原油価格は、ユーロ安の影響で今後さらに上昇を続ける可能性は低いとの見方を示した。2008年に原油価格が1バレル140ドル前後の高値を付けた際は、「ユーロが高く、産油国がユーロによる購買力を維持するために、ドル建て原油価格を相対的に高くして売る必要があった。今回はユーロが安くなり、ユーロでの購買力維持するためドル建ての原油価格を上げなければならないことはない」と指摘した。「サウジアラビアも(原油価格を)今回は3ケタにしたくない」と主張しているとし、現在1バレル90ドル超の水準にある原油価格が「高止まりしても、価格が跳ねることはない」との見通しを示した。
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