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バーナンキFRB議長は緊縮財政と金融緩和続行という、英と同じ戦略で行くらしい
基本的には雇用なき回復&インフレ懸念ということか
新興国バブル加熱に関しても意見を聞いてみたいものだが
それは当事者が引き締めて不況にすればいいということになるのだろう
http://jp.wsj.com/US/Economy/node_167985
2011年 1月 8日 4:37 JST
記事
バーナンキ議長はその上で、昨年第3四半期(10-12月)には個人消費が2.5%から加速し、企業の設備投資は力強く拡大しつつあると指摘。「全体的には、米景気回復ペースは今年、昨年よりもやや加速する公算が大きい」との見方を示した。
同議長のこの日の証言は、朝方発表された米労働省の雇用統計の数字に直接言及するものではなかった。この日発表された昨年12月の米雇用統計では、緩やかな雇用改善と失業率の大幅低下が示された。こうした数字は全般的に、議長の見通しに沿ったものとなった。
この日の証言は、バーナンキ議長にとって今年初の景気判断表明で、全体的な基調は若干上向きを示した。議長は昨年の発言では、景気拡大のペースは失望的に遅いと主張していた。
バーナンキ議長のこの日の証言でも、長期金利の低水準維持と景気てこ入れを目指す政策の一環として昨年11月に決定した6000億ドル規模の米国債追加購入プログラムについて、見直す兆候は全く示されなかった。
議長は、今後2年間は失業率が8%を上回る水準にとどまる公算が大きく、インフレ率も引き続き抑制される見通しであることから、米国債追加購入プログラムは正当化されると表明。さらに、景気見通しの改善にもかかわらず、議長は「最大雇用と物価安定というFRB責務に向けた進展は、緩やかなペースにとどまることが予想される」との見方を示した。
米共和党議員の一部は、FRBの政策がインフレ高進につながりかねないと懸念しているが、バーナンキ議長はその懸念を退け、FRBはインフレ率を2%付近にとどめる決意で、必要が生じれば金融政策引き締めのための手段と意志があると明言した。
一方、バーナンキ議長は議会に対し厳しい警告を発した。議長は財政赤字が抑制されなければ、「この経済的そして財政的影響は深刻なものとなろう」と主張。さらにその結果として、債務「金利の大幅上昇」と「金融混乱の拡大」、民間投資の縮小、対外債務の増加、「米生産性と所得、生活水準に対する長期的な悪影響」が含まれようと警告した。
バーナンキ議長はこれまで数カ月間にわたり、議員らに長期的な財政赤字削減計画を打ち出すよう呼び かけてきたが、米経済が引き続き脆弱なことから、即座の実行は求めていない。同議長は、将来の財政赤字削減に向けた信頼できる計画があるだけでも、長期金利の引き下げと企業景況感の押し上げにより、今日、米経済の支援につながるとの見解を示した。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は7日の議会証言で、米景気については一段と明るい見通しを示した一方で、財政赤字について再度厳しく警告し、長期に及ぶ財政赤字問題に対処できなければ、米国にとって深刻な経済問題や財政混乱につながりかねないと指摘した。
バーナンキ議長は上院予算委員会での証言用の事前原稿で、「消費者ならびに企業の支出に自律的な回復が根付きつつある証拠がますます多く見られている」と指摘した。
Associated Press
バーナンキ米FRB議長、上院予算委員会で証言。(7日)
バーナンキ議長はその上で、昨年第3四半期(10-12月)には個人消費が2.5%から加速し、企業の設備投資は力強く拡大しつつあると指摘。「全体的には、米景気回復ペースは今年、昨年よりもやや加速する公算が大きい」との見方を示した。
同議長のこの日の証言は、朝方発表された米労働省の雇用統計の数字に直接言及するものではなかった。この日発表された昨年12月の米雇用統計では、緩やかな雇用改善と失業率の大幅低下が示された。こうした数字は全般的に、議長の見通しに沿ったものとなった。
この日の証言は、バーナンキ議長にとって今年初の景気判断表明で、全体的な基調は若干上向きを示した。議長は昨年の発言では、景気拡大のペースは失望的に遅いと主張していた。
バーナンキ議長のこの日の証言でも、長期金利の低水準維持と景気てこ入れを目指す政策の一環として昨年11月に決定した6000億ドル規模の米国債追加購入プログラムについて、見直す兆候は全く示されなかった。
議長は、今後2年間は失業率が8%を上回る水準にとどまる公算が大きく、インフレ率も引き続き抑制される見通しであることから、米国債追加購入プログラムは正当化されると表明。さらに、景気見通しの改善にもかかわらず、議長は「最大雇用と物価安定というFRB責務に向けた進展は、緩やかなペースにとどまることが予想される」との見方を示した。
米共和党議員の一部は、FRBの政策がインフレ高進につながりかねないと懸念しているが、バーナンキ議長はその懸念を退け、FRBはインフレ率を2%付近にとどめる決意で、必要が生じれば金融政策引き締めのための手段と意志があると明言した。
一方、バーナンキ議長は議会に対し厳しい警告を発した。議長は財政赤字が抑制されなければ、「この経済的そして財政的影響は深刻なものとなろう」と主張。さらにその結果として、債務に対する「金利の大幅上昇」と「金融混乱の拡大」、民間投資の縮小、対外債務の増加、「米生産性と所得、生活水準に対する長期的な悪影響」が含まれようと警告した。
バーナンキ議長はこれまで数カ月間にわたり、議員らに長期的な財政赤字削減計画を打ち出すよう呼びかけてきたが、米経済が引き続き脆弱なことから、即座の実行は求めていない。同議長は、将来の財政赤字削減に向けた信頼できる計画があるだけでも、長期金利の引き下げと企業景況感の押し上げにより、今日、米経済の支援につながるとの見解を示した。
記者: Jon Hilsenrath
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