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TPPは日本を滅ぼすか! TPP対応、9日閣議決定 政府、5日の合意目指す
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/114.html
投稿者 虹の仙人 日時 2010 年 11 月 02 日 14:53:43: ZmDTMI6bcHXKo
 

 前原大臣が1.5%のために他を犠牲にできないとするTPP締結ですが。TPPではたして日本が救われるかという事です。 TPPで、一見輸出産業と農業のような国内産業が対立するような見方ですが、はたしてそうでしょうか?
TPPで日本の輸出産業が助かるように言っていますが、それは一時の事でしょう。
輸出ができようになれば、今度は為替がまた円高になります。
ニュースでは日本の牛乳価格100に対してオーストラリアの価格は50と紹介していました。
つまり1$=¥160になれば日本の農業も潰れずにすむわけです。TPPで輸出産業を優遇し、一次産業を虐げて上手く輸出が伸びたとしても、更なる円高になり輸出が滞るようになる。
逆に、TPPに加盟しなければ輸出産業は弱ってしまうが円安に振れる筈である。
見かけだけGMを潰したアメリカのように、政治家が賢ければJALやトヨタのような大企業を見かけだけ潰して円安に持って行く策を講じるほうが面白い。結果、1$=¥160より円安になれば日本の復活が成し遂げられる。 輸出産業ばかり優遇してバランスを欠いたのが一番いけない。
TPPに加盟しない事こそが、長い目で見て日本を救うチャンスである。

TPP対応、9日閣議決定 政府、5日の合意目指す
2010年11月2日 夕刊 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010110202000189.html
 玄葉光一郎国家戦略担当相は二日午前の記者会見で、環太平洋連携協定(TPP)を含む貿易自由化に関する政府の基本方針を九日に閣議決定することを明らかにした。
 五日のTPPの関係閣僚会議での合意を目指す。
 玄葉氏は「農業、農村が持続可能であることは大変大事だ。どういう強化策を打ち出すかが問われている」と農業再建の必要性を強調。その上で「経済連携も農業も一歩前に出ることが求められている」と述べ、TPP交渉参加に前向きな考えをあらためて示した。

 

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コメント
 
01. 2010年11月02日 18:02:44: IOzibbQO0w
TPPは本来、消費者のためであって、特定の輸出産業のためではない
(再分配がうまくできればw)全員の利益になる。
まあ計算してみれば明らかな話だ

>TPPに加盟しなければ輸出産業は弱ってしまうが円安に振れる

その通り、韓国など加盟国に比べ高い関税をかけられて
ただでさえ弱っている輸出産業も消費者も損をする
そして競争力が低下し、悪い円安になる


02. 2010年11月02日 18:05:03: IOzibbQO0w
ついでに言えば、
国内輸出産業は弱るが、CANONや日産など競争力のある企業は
海外に拠点を移していくから、別にあまり困らない

つまり

>1$=¥160より円安になれば日本の復活が成し遂げられる。

ということにはならない


03. 2010年11月02日 18:11:32: IOzibbQO0w
わかり易く言えば、韓国など加盟国の生産者や消費者に比べて、取引のたびに高い消費税を常に取られると考えるといいw

04. 2010年11月03日 00:37:39: 6BbzdJZONY
 今の日本には消費者が減ってきている。つまり生活必需品以外の物を買わなくなった。地道に働いている人は、同じだけ働いても以前と同じだけの収入を得られなくなっている。だから消費者が減っている。消費者のメリットといわれても消費者でなくなっている以上、今の日本人にはメリットは少ない。今、消費者と呼べる身分の人は、生産に携わる人は少なく、投資や金融業の人に限られると推察される。
 関税には生産者保護の重要目的が有る。地道に国内で働く、有る意味逃げ道の無い労働者にとって関税によって保護されるメリットは大きいと考えられる。また、非正規社員の労働を搾取して作られた車は価格が安いが今の円高の元凶で有る。
 関税を極端に大きくすれば、一種の鎖国状態である。今の世界情勢、鎖国に近いほうが安全ではないかとも思える。
 各国にはそれぞれの事情が有る。気候、風土、人種、人口それぞれが違った国同士の関税を撤廃するのは時期尚早と考える。

05. 2010年11月03日 01:06:24: 6BbzdJZONY
トヨタにしろキャノンにしろ日本からでていってしまえばもはや日本の企業ではない。散々日本の世話になっておきながら出て行くというのであれば戻ってこなくともいいよということである。それよりも、たとえ車が高嶺の花になっても、国内の生産業が復活しシャッター商店街のシャッターが開き始め、皆がほんとに必要なものを買い求め始めれば復活といえよう。
古舘のニュースで攻めの農家はTPP賛成と紹介していたが、その農家は外国の作物の品質を知っているのか疑問である。日本のスーパーで売られている野菜とヨーロッパの市場で売られている野菜の味がどれほど違うか。有名な映画で言えば ヘップバーン主演のマイフェアレディーのなかで、イライザが市場でエンドウ豆を生で食べているシーンが有る。日本のエンドウ豆を生で食せるだろうか?この農家、思い上がりも甚だしいと感じる。食品は地産地消が1番である。輸出作物には多量の農薬が塗られている。もちろん輸出作物にもである。農薬を否定はしないが、多量の農薬は御免被りたい。

06. 2010年11月03日 01:30:38: KnAJ48bhn6
たとえば織田信長が、楽市楽座にして関税は取っ払う

と言ったとき、既得賢者は猛反対しただろう。

しかし、市が活発になって賑わったなら、結局は

どの産業も活発になっただろう。

それを世界規模でやろうというのだから、日本の農業も、

負けると思っていずに、さらに売り場が増えるぞ〜と

いう意気込みで望もうではないか。


07. 2010年11月03日 06:10:48: IOzibbQO0w
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加を巡る論点〜中国参加・日本不参加は最悪シナリオ...

亜細亜大学 教授
(財)国際貿易投資研究所 客員研究員
石川 幸一

TPPへの参加を巡り、激しい議論が起きている。TPPについては、季報81号に論考を掲載したが、その後の動きも踏まえて論点を検討してみたい。

「即時全面自由化ではない」
TPPは発効と同時に関税を撤廃すると規定されているが、この通り実行しているのはシンガポールだけであり、他の3カ国は段階的に関税を撤廃している。シンガポールは、関税が残っているのはビールなど6品目のみという自由貿易国であり、他のFTAでも発効と同時に関税を撤廃するのが普通だ。ブルネイとニュージーランドは9年、チリは11年かけて関税を撤廃する。輸入が急増した場合は、WTOのセーフガード協定に基づくセーフガードの発動が可能である(第6条)。チリは乳製品に関する農業特別セーフガードが条件付で認められている(第3条)。

「実現性高いアジア太平洋の広域FTA」
東アジアの広域FTAには、ASEAN+3(日中韓)で構成する東アジアFTA(EAFTA)、ASEAN+6(日中韓とインド、豪州、ニュージーランド)で構成する東アジア包括的経済連携協定(CEPEA)、APEC・FTA(FTAAP)の3つの構想があるが、いずれも研究段階である。EAFTA とCEPEAは、ASEANと他のメンバー間にはFTAが締結されているが、日中韓でFTAが締結されていない。日中韓の間で2国間あるいは3国間の FTAの合意がなければ進展の可能性はない。APEC21カ国のFTAも長期的な目標である。一方、TPPはアジア、オセアニア、中南米の小国4カ国でスタートしたが、現在は9カ国で交渉中であり、アジア太平洋の広域FTAとして最も実現性が高いFTAである。

「内包されている拡大メカニズム」
アジア太平洋のFTAとして実現する可能性が高い理由は拡大メカニズムを内包していることである。2002年にシンガポール、ニュージーランド、チリの3カ国首脳が交渉に合意したP3SEP(太平洋3カ国戦略的経済連携協定)は初めからアジア太平洋のFTAの実現を意図していた。TPPは、参加国の合意により他の地域に拡大できると規定されており、加盟国の拡大を織り込んでいる。さらに、米国がASEANとのFTA交渉では2国間でなくTPPを優先する方針を採用しており、ASEANのメンバーがTPPに参加する可能性が高く、すでにフィリピンが関心を表明している。交渉参加国が増加すればするほど FTAのドミノ効果で参加国は増えてくる。

「現TPPと新TPP」
現在のTPPは、貿易自由化が進んだ小国でFTAに積極的な国々で構成されている。いわば、FTA先進国のFTAである。ジェトロによると、チリは合計49カ国とFTAを締結し、シンガポールは18件、ニュージーランドは12件のFTAを締結している。一方、TPP交渉に新たに参加している国々は、国内に課題を抱えている国が多い。たとえば、米国の酪農業界はニュージーランドからの乳製品輸入増に懸念を示しTPPから米国とニュージーランドの酪農製品を除外することを要求している。マレーシアは国民車とマレー人優遇政策問題があり、ベトナムは高い関税率が残っている。身軽で小回りの利く国だけのTPP から調整に時間とコストのかかる国の加わった新TPPに変わってきており、交渉次第であるが従来よりも柔軟な対応が必要になる可能性も出てくるのではないか。

「米国とのFTA交渉」
TPP交渉参加国のうち、日本は5カ国(シンガポール、ブルネイ、マレーシア、ベトナム、チリ)とFTAを締結し、2カ国(ペルー、豪州)と交渉中である。FTA交渉が行われていないのは米国とニュージーランドの2カ国である。ニュージーランドはCEPEAで研究が行われており、実態的には米国との FTA交渉とも言える。(既存のFTAとの調整は交渉の対象となると思われるが。)
中国も同じである。中国は、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、チリ、ペルー、ニュージーランドの7カ国とFTAを締結しており、豪州とは交渉中であり、FTAがないのは米国のみである。TPPに加わらないとTPP加盟国に比べ米国への輸出で確実に不利になる。

「中国参加・日本不参加は最悪シナリオ」
中国が事務レベル協議に参加するという報道がある。中国が参加する誘因は、競合国のASEANと比べての対米輸出での不利化の回避だろう。一方で、 TPP参加には自動車の関税、知的財産権の保護、政府調達の開放、労働などの多くのハードルがある。仮に中国が参加し、日本が不参加となると、米中という 2大輸出市場へのアクセスでTPP加盟国に比べ極めて不利になる。TPP加盟国が増加するのは確実だから不利な状況は時間が経つにつれ深刻になるだろう。また、米国、中国を含むTPP参加国でアジア太平洋地域の包括的なFTAのルールが決められることになり、日本にマイナスである。

「韓国に学ぶ」
日本から見ると、米国とニュージーランドとのFTA交渉となり、農業への影響が大きな懸念材料である。韓国は米国とのFTA締結を契機に、競争力強化、所得対策、農村対策など合計119兆ウォンの支出を10年間で行う計画を決めた。加えて、韓米FTAに関連して品目別競争力強化、体質改善、短期的被害補償のために合計20兆ウォンの補完対策が決められた(奥田聡「韓国のFTA」アジア経済研究所)。日本がTPP交渉に参加するためには直接支払いに加えて将来構想に基づく競争力強化のための計画と支援が必要である。牛肉、オレンジ、サクランボの輸入自由化の際に日本の農業への大打撃が懸念されたが、日本人は和牛、ミカン、日本産サクランボを賞味している。政府は、こうした経験や韓国の事例を踏まえ、輸出を視野に入れた農業の競争力強化策を用意すべきであろう。

参考資料:日本機械輸出組合「アジア・太平洋におけるFTAの在り方」、奥田聡「韓国のFTA」アジア経済研究所


08. 2010年11月03日 12:37:42: 6BbzdJZONY
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日米のAMAZON価格です。この製品で為替レートを決定すると1$=¥166になります。
電機大手5社が黒字転換 新興国好調、円高はね返す [共同通信]
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/117.html
にもSONYの製品の価格でコメントしておきました。52型液晶テレビでは1$=\192換算です。 TPPで苦しくなるのはなにも農業だけではない。
逆に為替が1$=¥200にでもなれば電気業界もやっとまともに海外でも勝負できるようになる。自動車の価格だけで為替レートが決まる今のシステムでは期待薄です。
 楽市楽座のコメントもありましたが、当時は店が売りたい商品を売っていただけです。今は売りたくない商売道具まで、株式買収のような形で無理やり売らされる時代です。ドイツでは会社経営者、株主、労働組合が一体となって経営していくシステムです。村上ファンドやホリエモンが株式買収しても会社は簡単には自由にならないようなシステムです。
 いま、E.O.ウイルソンがとなえた「生物多様化」が注目を浴びていますが、ガラパゴス島にグローバリズムがはびこり、へんてこな生き物がいなくなれば二度と復活できません。日本にもガラパゴス携帯がはびこりましたが、それはそれで日本の特徴であって日本の風土に合ったものだと考えればすむ事です。また、日本の商売、会社経営の特徴として、競争はするが相手の会社は潰さないという競争をしました。今は生きるか死ぬかまでの競争を行います。日本方式を護送船団、なれ合い方式というようですが、これも悪い事だと思いません。弱肉強食の生死をかけた競争はすべきでないという事です。 TPPにより弱肉強食の競争が当たり前になれば、勝っても地獄、負けても地獄の世界でしょう。


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