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(回答先: 「ミセス・ワタナベ」、円の買い手に転換か−8月から証拠金取引規制 投稿者 gikou89 日時 2010 年 7 月 27 日 01:27:48)
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=219413&ct=5
7月11日の参議院選挙」で、民主党が大敗したが、このことは、「国民が、日本の現状に、ようやく気付いた結果だった」ともいえるようである。つまり、「一国の首相」が、「日本の財政問題はギリシャと同じであり、破たんしたら、年金生活者が大変なことになる」などと大騒ぎをしたために、「ほとんどの国民が、国家の財政破たんを懸念し始めたのではないか?」ということである。しかも、昨年の総選挙の時には、「官僚の無駄使いを減らせば、20兆円程度の資金が出てくる」とも公言し、人びとは、この言葉を信じたようだが、結局は、「現在の民主党は、かつての自民党よりも、より一層、官僚支配が進んでいるのではないか?」というような「失望感」へと、大きく変化したようである。
このように、現在では、最後の大問題である「日本の国家財政が、破たんするか、否か?」という点に、人びとの関心が集まってきたのだが、この点については、「過去の歴史」が教えるとおりに、「赤字の垂れ流し」が収まらない限り、「将来的に、必ず、破たんが起きる」ともいえるようである。そして、「破たん」と「破産」との違いについても、今後は、よく理解されることになるようだが、具体的には、「国家は、破たんはしても、決して破産はしない」ということである。
つまり、「ケインズ」が言うように、「紙幣の増刷により、どのような国家でも、必ず、生き延びることが可能だ」ということだが、このことは、「国家の借金を、紙幣で返還する」ということである。具体的には、「1000兆円の借金が存在しようとも、今後、1000兆円分の紙幣を発行すれば、借金が棒引きになる」ということだが、問題は、「このときに、どのようなことが起きるのか?」ということである。そのために、今まで、「貴金属への投資」を勧めてきたのだが、現在では、いよいよ、「金融大混乱の最終局面」を迎えつつあるようだ。
具体的には、「ねじれ国会」などにより、「予算の実態が、今まで以上に明らかになるのではないか?」ということであり、また、「日々刻々と増え続ける国家の借金について、国民の不満が、より一層、高まるのではないか?」ということである。そして、結果としては、「国債価格の暴落」が起きることにより、「金融システム」や「通貨制度」などに、大問題が起きる可能性があるのだが、重要な点は、「これらのことは、多くの専門家が、10年以上も前から指摘してきたこと」であり、今後は、「節から芽が出る」という言葉の通りに、「50年から60年に一度、このような経験をした後に、新たな時代が始まる」ということである。
いまだに、国債の買い、円買い、そして、株式の売りが続いているが、いろいろな観点から、大転換が近いものと考えている。
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