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日本の国債膨張からの破綻予測が盛んです。
ほとんどは株や為替の予想に終始しています。儲かる儲からないです。
私は日本は破綻しないと予言します。
破綻した場合株は上がり、国債は減る可能性が高いです。
国債と財政赤字の原因をストップさせざるを得ないからです。
破綻しているが、財務省は世界経済への影響を恐れて恐慌状態にはしない。
破綻という言い訳を使って、社会保障費をかなり削減するはずです。
結果、荷物を軽くするための会社更生法というやり方をするでしょう。
どういうことか長いけど書きます。
ネットのほとんどの意見と正反対ですが、財務省の言い分はある意味正しいということ
多少の無駄を削ることはできるかもしれないが、100兆200兆という
単位で出てくる無駄はほとんどないのではないか。
1000兆という借金は問題で、それを償還するために特別会計や無駄を省くのは
もちろんするべきだが
言われているほどの公務員の無駄というのは国家予算から見ればそれほど影響はない。
問題は、これから急激に膨張する用途の決まっていない社会福祉予算であり
これがすべてのガンであるという理屈です。
選挙時に日本の一般会計を見ていて不思議なことを発見しました。
多すぎるといわれる一般会計の社会保障費には特別会計は含まれていないのです。
年金も、健康保険も、特別会計のはずです。
この一般会計の年金やほか社会保障費とはいったい何なのだ?
仮に特別会計も含めたら、日本の社会保障の総計は130兆円にもなるといいます。
これで1000兆円の借金があり、なおかつ毎年一兆円増えていく社会保障費。
これでは消費税30%どころか50%でも足りないかもしれません。
あくまで将来の消費税の負担額はゆるやかな予測に過ぎないからです。
急上昇というシュミレーションはありません。
この社会保障費には障害者年金や生活保護など、われわれがそもそもその使い道として
収めていない税金があります。薬代もそうだし、年金も一部は当たるでしょう。
私がさらにおかしいと思ったのは、昨今周りで薬漬けになる40代以上の人間が
激増していることです。みな、何らかの成人病予備軍になっており、
毎月のような診療と常備薬が必要になりつつある。
毎月血液検査をしている神経質な人もいます。
この成人病予備軍はいかにして生まれたのか?
私の離婚した両親を見て、あることに気づきました。
母は離婚後、30年自然食で自給自足をやっています。
添加物やそのほか加工食品はほとんど取りません。
父は他の女性と再婚し、店屋物や惣菜、加工食品など、
夜まで仕事をして時間のない人同様、ごく普通の生活を送っています。
ちなみに健康食品マニアで、ゴルフはプロ級のスポーツマン、青汁など、
健康食に対する投資はかなりのものです。
70の母と私は、血液の異常も成人病疾患もありません。90歳の祖父も
自分で健康診断に行くほどです。病院代は月に数千円でしょうか。
健康食品もサプリも取りません。食べるものといえば自家栽培の野菜くらいです。
運動は畑仕事でしょうか。
対して父と同居女性は、癌や高血圧コレステロール、関節炎など成人病、
老人病のデパート状態です。メタボにも襲われ、病院どころか一人月最低1万円位の
おびただしい薬代、さらに将来手術代がかかることになると思います。
それでも70歳ですから結構生きています。
さて、50歳から計算し、どちらが国の医療費補助が多いでしょう?
恐ろしいことに気づきませんか?
現在の国民は、早ければ30代から同様の成人病の危険が言われています。
その原因は、安価な加工食品の添加物にあるのではないでしょうか?
添加物を複合摂取し続けると、長期間かけて血流に影響が出る
何よりの証かもしれないと思い、調べてみました。
そうしたら赤ん坊のポカリから妊婦のファーストフードまで、
世の中のジャンク汚染があまりにも進んでいました。
妊婦が貧しくなり、お菓子ばかり食べていると母乳がくさくなり、
赤ん坊が乳を飲まないそうです。
なぜ飲まないかわからない無知で幼稚な母親は、泣き叫ぶ子供にノイローゼとなり
育児虐待頻発の原因になります。
ましてや、環境ホルモンなど染色体異常の原因が長期摂取で疑われる添加物があり
それが切迫流産や未熟児につながります。
そうすると障害児が激増することになり、その補助のための母子加算、障害者補助、
年金や生活保護で1家庭あたり20万円近い補助が必要です。
これは社会保障ですが税金上名目がありません。
つまりこういった名目のない社会保障費に消費税が当てられる可能性が
高くなります。
厚生省はこれを放置しています。メタボ検診などやっていますが、根本的な
要因は現代人を便利な環境におきすぎて、保存食や便利食のみの
世の中にしたことにあります。核家族が限界に進んだ今、いきなり味噌を自分で
仕込めといわれて出来る人がいるでしょうか?みんな化学調味だし入りの
味噌を使っているはずです。これは医療費補助など業界とズブズブだから、
医療だけで対応しようとするのです。
食育法を作りましたが、全国で過保護の親と学校の衝突になっています。
そうです、すでに親の教育から間違っているから、親が言うことを聞かない。
学校で食育しても、家ではスナックゲーム漬けにリセットされる。
まったく意味がない。
若い妊婦が悪いのではなく、その親からすでにジャンクフード漬けで、
それに対して何の不安も疑問も抱かず、日々取っているのです。
1975年、親に子供はTVを見るな!と消されました。
今祖父になった親は子供とTVを一日つけっぱなし。
子供のわれわれが逆にTVなんか見るな、というようになった。
食料はどうでしょうか?
かつてコーラ飲んだら歯が解けるといわれました。
しかしメーカーは危険性は逆にないといわれます。
成人病は増える一方にもかかわらず。
魚は一本じゃ売れない。切り身で高く売る。切り身を焼けるお母さんがいない
焼いてパックにしてうる。たれ付けて焼いたら味はわからない。
いつからあるかわからない冷凍魚の切り身に保存料と添加物を大量投入する。
安い油で揚げる。弁当にする。食べやすく、原価を低く押さえ、便利にする。
これが現在マーケットの利潤獲得原理です。
ジャスコセブンがこの儲かるモデルを捨てるでしょうか?
そのほうが客が喜び、売れるのです。やめる理由があるわけはない。
生協で起こった惣菜の使いまわしなんてほんの一部です。
洗脳された消費者が悪いのでは?誰が洗脳した?もうわからない。
農水省も農薬米を奨励しています。これは農協の
ビジネスモデル維持のためです。
無農薬米をつくろうものなら、農協から圧力をかけられませんか?
農協ビジネスに協賛しろという業界構図になっていませんか?
万事がこの調子だから、今すぐこれを改善することは縦割り行政の既得権益では
不可能でしょう。
したがって、今後医療費は今までの想像を超えたペースで進む可能性があります。
それに対して10%程度の消費税は、おそらく無意味です。
焼け石に水です。
ではなぜ消費税にこだわるのか。不況要因も逆進性もある。無駄もいいとこです。
長い間なぞでした。しかし上記の事情を知って得心が行きました。
加速度的に上昇する社会保障費だが、政府が教育から崩壊させ
手遅れ状態の食糧事情で、いまさら成人病検診及び年金、
生活保護、障害者保護を切るというわけには行かない。
今まで小泉政権だけがそれをやりました。
国保の住民税計算移管、後期高齢者医療制度、障害者補助の削減。
産婦人科の激減。病院補助の削減でたらいまわし事件。
悲劇は貧しい人を襲っています。
でも消費税を上げないで対応するには、これを減らすしかない。
こうはっきりと政府はわかっているのです。
ところが恐ろしくなった小泉首相は、やることやって全部安部に託して
おいしいところを持っていきました。
一番の貧乏くじは福田でしょう。
安部が逃げたくなった気持ちはわかる。
小泉の後には、人殺し呼ばわりされかねない大幅な社会保障費削減が待っていた。
消費税を上げないという小泉の遺産を引き継げば、必ず
貧しい庶民やハンディキャップ民から人殺し呼ばわりされる。
厚生省、農水省、社会保険庁
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