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(回答先: 日本は”円高”から自力で脱出はできないのか!? −藤根 靖晃− 投稿者 gikou89 日時 2010 年 6 月 05 日 06:25:23)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0604&f=business_0604_248.shtml
本日の相場と個別銘柄レポート<魁>
4日、東京株式市場で日経平均株価は前日比13円(0.13%)安の9901円19銭と前日の今年最大の上げ幅から小反落に転じた。TOPIXも0.48ポイント(0.05%)安の890.16とわずかに反落した。管直人副総理兼財務相が民主党代表に選出され、第94代首相が誕生した(組閣は8日?)。海外紙にも笑いネタとされた4年で4人が退陣した日本のトップだが、7月の参議院選挙を乗り越え、日本の成長戦略をどう描くか注目したい。株式市場では、新首相就任を先取る格好で前日、円安進行と海外景気楽観視もあって310円の今年最大の上げとなったことから、きょうは、前場後半から利益確定売りに鉄鋼が値下がり率トップとなったほか内需株に利益確定売りが先行、足を引っ張った。
米市場では、4日発表の5月雇用統計は強い数字が出るだろう予想して待っているという。市場の楽観論通りとなり、警戒論が後退し、4月高値からの調整相場に終了宣言が出ることを期待したいものだが・・、注目したい。その時、間欠泉のような吹き上げリスクのある欧州の債務危機に対し、市場はどう向きあうのか?そして、日経平均が3週連続で52週移動平均線を割り込んだ東京市場で、52週線、26週線など上値に控える各種移動平均線をどこまで突破していくことが出来るかに注目したい。
3日現在の日経225種の今期予想1株利益は576.4円と今年最大値となった。予想PERは17.2倍であり、筆者などバブル経験者には、割安領域に入っていると思われるが、世界水準では割高水準か?
東証2部株指数、東証マザーズ指数、ジャスダック平均、大証ヘラクレス指数はそろって小幅ながら続伸した。
市場筋調べの「外資系証券朝寄り付き前の成行き注文状況」では、売り注文株数が前日比970万株増の2080万株、買い注文株数は510万株増の1680万株、差し引き400万株の売り越しとなった。そして、今週、5月31日〜6月4日の週間合計では、売り株数8110万株、買い株数5050万株で、差し引き3060万株の5週連続売り越しだった。
1部市場出来高は、前日比2億209万株減の17億6255万株と連日で2億株の急減。売買代金も1626億円減の1兆2809億円と連日で減少した。また、時価総額は676億円(0.02%)減の300兆4873億円と減少に転じたが、300兆円はなんとか上回った。
値下がり銘柄数は、1部市場全銘柄の43.6%にあたる730(日経225銘柄では48.9%の110)、値上がり銘柄数は46.4%にあたる778(同41.8%の94)、変わらずは164(同21)と全体では値上がり銘柄数がまさったが、日経225銘柄では値下がり銘柄が多かった。25日移動平均騰落レシオは4.9%下がり69.6%と5月27日以来6日ぶりに70%を割り込んだ。
年初来高値更新銘柄数は、前日比1減の11銘柄。2日連続で高値を更新したのはディー・エヌ・エー <2432>、古河スカイ <5741>、旭ダイヤモンド <6140>、アルプス電気 <6770>、エー・アンド・ディ <7745>、ニチハ <7943>の6銘柄にとどまった。なお、オリエンタルランド(OLC) <4661>や高速鉄道関連株として当欄注目のナブテスコ <6268>、調剤薬局最大手として注目のアインファーマシーズ <9627>も年初来高値を更新した。
一方、年初来安値を更新したのは5銘柄減の5に減少した。2日連続では、新日本科学 <2395>、広済堂 <7868>、ゼクス <8913>の3銘柄。そして、朝日工業社 <1975>、バンダイナムコホールディングス <7832>が安値を更新した。
ストップ高・安銘柄数は、ストップ高が10日ぶりにゼロとなり、ストップ安銘柄は2日ぶりにゼロとなった。
出来高トップ10は、1位が日立製作所 <6501>で7678万株、2位は東芝 <6502>の4917万株、3位JUKI <6440>は4626万株でランクイン、野村証券の新投資手法が紹介されたなかに同社の名前があったことが低位材料株として人気を集めたようだ。4位は連日で三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306>、3882万株、5位に富士電機ホールディングス <6504>の3593万株、6位いすゞ自動車 <7202>、7位はここまでトップや上位が当たり前だったみずほフィナンシャルグループ <8411>で、3028万株にとどまった。8位三菱重工業 <7011>、9位に野村ホールディングス <8604>、10位は富士重工業 <7270>で2461万株だった。
出来高上位30銘柄の星取表は15勝13敗2分(前日は27勝2敗1分)と値下がり銘柄が大幅に増えた。2ケタ銘柄は新生銀行 <8303>1銘柄、4ケタ銘柄は常連の三井物産 <8031>1銘柄だった。
TOPIX業種別株価指数は、値下がり業種22に対し値上がりは11業種(前日は全33業種そろって上昇)だった。値下がり上位は、トップとなった鉄鋼でも1.1%の下げと小幅。内需関連が目立つが、いずれも1%未満であり、11位の建設でも0.3%の小幅な下げにとどまった。2位以下は、繊維が1.0%、3位不動産1.0%、4位情報・通信0.9%、5位紙パルプ0.8%、8位その他サービス0.6%、9位倉庫・運輸0.5%、10位化学0.5%、13位医薬品0.3%、15位ガス電力0.2%・・。
一方、値上がり上位では、素材・資源株や輸出関連が大半を占めた。トップは1.7%上げた石油・石炭、NY原油先物が続伸したことを追い風に買い戻しや突っ込み狙いの買いが先行した。2位には鉱業1.3%、10位卸売0.1%、11位非鉄金属は0.05%のわずかな上げだった。輸出関連では、4位に0.7%高の機械、5位0.7%高のガラス土石、6位の食料品をはさみ7位には0.4%高の電気機器、8位輸送用機器0.3%と続いた。
来週の内外タイムテーブルは
海外では、7日(月)、IAEA理事会(ウィーン〜11日)、米4月消費者信用残高、アップルが開発者向けイベント開催(iPhoneの次世代モデルを発表?)、北朝鮮が最高人民会議(国会に相当)を開催など。●8日(火)、ブラジルが中銀金融政策決定会合(〜9日)、ブラジル1−3月期GDP、米3年国債入札など。●9日(水)、英中銀金融政策決定会合(〜10日)、OPEC月報、ブラジル5月消費者物価、米地区連銀経済報告(べージュブック)、米10年国債入札など。●10日(木)、ECB理事会、NZ準備銀行金融政策決定会合、IEA月報、中国5月貿易収支、米4月貿易収支、米5月財政収支、米30年国債入札など。●11日(金)、中国5月消費者物価、小売売上高、鉱工業生産など、インド4月鉱工業生産、OECD4月景気先行指数、米5月小売売上高、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数、サッカーW杯みなm伊アフリカ大会開幕(〜7月11日)など。●12日(土)、上海万博の「ジャパンデー」、及び「ジャパン・ウィーク(〜18日)」開始●14日(月)、上海市場休場(〜16日)、オーストラリア市場休場など。●
国内では、7日(月)、5月携帯電話契約数など。●8日(火)、4月国際収支、5月マネーストック、4月景気動向指数、5月景気ウォッチャー調査など。●9日(水)、4月機械受注、5月工作機械受注など。●10日(木)、1−3月期GDP改定値、5月企業物価、5月オフィスビル空室率、5月消費者態度指数など。●11日(金)、先物オプションSQ●12日(土)、●13日(日)、●14日(月)、日銀記入政策決定会合(〜15日)、四季報10年第3集・夏号発売、サッカーW杯1次リーグ日本対カメルーン戦など(なお、予定は突然の変更や中止となる場合があります)(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
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