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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=asFR595rbgek
6月2日(ブルームバーグ):投資家ウォーレン・バフェット氏は、今後数年のうちに米国の地方債に「恐ろしい問題」が生じるとの見解を示した。同氏が率いる米投資・保険会社のバークシャー・ハサウェイは、地方債への投資を縮小している。
バフェット氏(79)は2日、ニューヨークで開かれた金融危機調査委員会(FCIC)の公聴会で、「恐ろしい問題が起き、連邦政府による支援に発展するだろう」と発言。「私自身、地方債をどう評価してよいのか分からない。連邦政府が今後どう行動するかにかかっている」と述べた。
バークシャーのポートフォリオでは、地方債投資は2008年末に47億ドル(約4300億円)を超えていたが、今年3月31日時点では39億ドル未満にまで減少した。昨年の年次報告書によると、同社は地方債関連のデリバティブ(金融派生商品)で最大160億ドルのリスクを抱えていた。
バフェット氏は、地方債の保証をめぐるリスクについて以前から警告していた。昨年の年次報告書で同氏は、地方当局者は必要な増税を推し進めるよりも、保険会社が支払いを保証する債券をデフォルト(債務不履行)する誘惑に駆られる恐れがあると指摘。地方債の保証は、「今日では危険なビジネスのように見える」と述べた。
建設プロジェクトやその他の事業予算を賄うため、地方政府は2兆8000億ドル規模の地方債市場に依存している。金融危機やリセッション(景気後退)の影響で税収が減り、年金基金では損失が発生して地方政府の財政を直撃。一部では職員の退職金積み立てが不足し、財政を一層苦しくさせる恐れがある。
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コメント
今の民主党の基盤を誰が作ったかというと、小沢幹事長です。前原元党首等の運営が、民主党とは政権政党の力がないと多くの国民感じている時に小沢幹事長が党首として民主党の組織を固めてきました。
国民の支持が自民党から離れている時に、小沢幹事長は、国民生活が大事ということで組織票だけではなく、地方、無党派層にも近づいていき、そしてそのためのマニュフェスト作りを始め参議院では、勝利し、そしてポッポ総理に変わってからも小沢党首時代の党の意識を変えずに戦い衆議院選で政権交代をおこしたと感じています。
しかし、所詮小沢幹事長は、民主党内では外様ということだったのかもしれません。
ポッポ総理以下政権スタッフは、心の底では小沢人気によって政権ができたのではなく、本来の民主党という青臭い性質が国民の支持を得たと勘違いし、小沢幹事長を政策からはずし、反小沢意識の下、小沢党首時代のマニュフェスト、つまり公約破りをしてきたのかもしれません。
公約を守る姿勢が重要だと多くの民主党支持者などが政権に説明したのですが、反小沢意識が強い政権組織にしたためにだれも耳をかさず、政権をとったことでうぬぼれ自らの利権一色に走りだし、結局はバラバラの政権となったのかもしれません。
小沢幹事長は、マニュフェストは難しいかもしれないが、それを成し遂げる姿勢を続けることが政権を長続きすることと考えていたようですが、政権の現状を認識し、自民党従来の組織をとりこめることに専念しはじめたのかもしれません。
自民党支持団体にしても政権与党である自民党を支持したのであって、政権から離れれば民主党政権が続く限り自民党支持離れをするはずですが、政権の閣僚が無党派層離れをしており、選挙第一という小沢幹事長の選択から無党派層の支持というものを期待できなくさせたのかもしれません。
つまりポッポ総理は、行政刷新をさせないために仙石大臣を登用し、国家戦略局を機能させないために仙石大臣を登用し、高速道路無料化をさせないために前原大臣を登用し、財務省に予算編成権を維持させるために藤井元財務大臣を登用したということから、ポッポ総理自身、衆議院選の支持は、自分が総理になったからと勘違いし、小沢党首から民主党を見てきた支持者とは、全く違う政治をし始めたのかもしれません。
郵政民営化を見直すために亀井大臣は、西川前社長を事実上更迭し、元財務官僚のデンさんを新たに就任させたのですが、この人事は、財務省にとっては一大事の事件として映りました。財務省の幹部は、この人事に対しては、かなり怒りを感じたようであり、事実デンスケ氏など今となっては財務省の中堅、若手にとり、遠い存在だったからです。
たぶん藤井元財務大臣もいい心持ちをしなかったのでしょう。
しかし、政権をめざした民主党政権に戻そうとする動きが、いわゆる政治主導、脱官僚にする動きが藤井元財務大臣を降ろす役割となってしまったのかもしれません。
たぶんその部分でもポッポ総理としては、小沢幹事長に対していい思いはしなかったのでしょう。しかし、現在の金融の現状をまったく理解していなかったこの藤井元財務大臣辞任は、当然のことではあるのですが、野田副大臣、菅財務大臣となって財務省主導を取り戻しているようです。
菅大臣などは、経済金融知識などは薄っぺらな知識しか持っておらず、財務省から見れば赤子のように扱いできる存在です。
また、ポッポ総理としても100年に一度の経済危機の後に政権をまかせられたのだから業務に、いわゆる仕事師内閣を形成すると思いきや、反して、マスコミ受けするような行事に専念しだし、いつのまにか政治主導という言葉すら薄れていったようです。
また、反小沢意識が強い政権であるために、予算の無駄を削減するという事を忘れ、官僚の罠にはまっていったというのが昨年末の予算の結果なのかもしれません。
それを物語るのが、国土交通省の馬渕副大臣が、一生懸命に審査して他省ではできなかった予算削減をしたのですが、彼が目指していた高速道路無料化は、前原大臣、野田副大臣によって却下され、ポッポ政権では、マニュフェストを実行しようとする人材は、干されるという状況に変わりました。
つまりは、普天間問題にしてもポッポ総理が口でいっていることを実行する人材は、政権をでていけという気運がこのころからできあがっていたということです。
ポッポ総理は、当初政治家はバカだと公言していましたが、つまりは、もともと政治主導などバカな考えだという持ち主であり、従来の官僚依存を本来は目指していたのかもしれません。
つまりは、ポッポ総理から見れば政治主導というのは、選挙のための公言であり、官僚主導に戻したいという気持ちが強い政権であったということです。
その気持ちをある程度知っている藤井元財務大臣、仙石、前原大臣等は、平然とマニュフェスト違反をしてきたのでしょう。
そこで今回の辞任劇にしても、小沢幹事長は、ポッポ総理の不人気、これは自らが公約違反をするための内閣をつくったために、マニュフェストを信じて戦ってきた議員からみれば裏切り行為ともなるために、参議院の不満が抑えらないと説明したはずなのですが、ポッポ総理自身は、反小沢気質に近いために小沢幹事長が謀反をおこしていると勘違いしたのかもしれません。
小沢幹事長としては、なんとか参議院で勝利したい、或いは悪くても政権に悪影響が出ないような位議席を確保したいとい気持ちがあったのですが、政権運営というのはどういうものかを肌で実感していないポッポ総理、そしてその閣僚からみれば小沢幹事長が謀反をたくらんでいると勘繰られても仕方がないのかもしれません。
このことは、ポッポ総理辞任後の後継争いをしている二人の言動でもわかります。現状の事態が、ほとんどの衆議院の議員にのみ込めていないのです。
今の日本政治は、一党独裁という考えでは、政権運営ができません。どこかと連立をしないかぎりは、政権運営ができないということです。
今回のポッポ総理の軽はずみな行為によって、社民党のたった5議席参議院で連立から離れただけで、普天間問題などのポッポ総理の行為に批判的な民主党参議院が反旗をおこしただけで政権運営ができなくなるということすら、ポッポ総理はわからなかったようです。
そこで辞任する代わりに小沢幹事長をも道ずれにしたのは、反小沢陣営からの希望でもあるし、かつ、ポッポ総理の後釜に小沢幹事長になってほしくないというなんというあさはか、せまい考えがあったのかもしれません。
当然小沢幹事長が党首になれば、ポッポ政権自体が反マニュフェスト政権であるために大きく変わることは間違いないのですが、それでは困るという性質があったのでしょう。
そのことによって、今後の民主党政権は、混迷に入り、事態を理解できない議員の下で調整役がもういなくなり、ますます政権担当能力無しの政党と国民に焼きつかれるのかもしれません。
社民党は、辺野古明記があるかぎり連立はないと発言していますし、国民新党に至っては、郵政見直し法案が廃案となった時点で、民主党との距離をとりますし、他の政党としても今の民主党と連立をくむよりも衆議院解散を選択した方が有利にもみえます。
また、たとえ民主党が衆議院300議席を持っていたとしても、次の参議院では現勢力は維持できず、いずれ追い込まれるか、国民から衆議院を解散して信を問えという声が強くなり益々衆議院でさえ大幅な敗北となる可能性すらあります。
つまりは、ポッポ総理の後任として上がっている二人の候補にしても連立しか政権運営の道がないのですが、その言葉すら出てこない以上、なにか国民受けするような言葉を発した所で何も実現性がない新総理ということとなります。
つまりは、小沢幹事長以外の議員は、組合体質が持つ自分達のことしか考えていない労働組合体質を持つ議員からの集まりが民主党であり、政権政党という言葉さえ各議員は頭にないのかもしれません。
まずは政権を維持するためには、何が重要かよく検討してもらいたい民主党議員です。
私のような無党派層からみれば、今の民主党議員は衆議院選挙にしても参議院選挙にしても徹底的に敗北させることが一番政治世界にとっていいことであり、かつ、彼らの言うことは今後聞く耳を持たないというような姿勢こそ本当に必要な行為なのかもしれません。
ある地方で民主党女性衆議院議員の事務所にペンキを塗りたてた事件があったようですが、そこまですると犯罪となりますので犯罪行為ではない行為を今の民主党に浴びさせた方が今の政治にとっては効果があるとも感じています。強いて言えば、民主党も反小沢と小沢派で分裂した方がいいのかもしれません。
小沢幹事長にしても次の衆議院選挙に立候補するかどうかわからず、もう役職には就かないとも発言しており、小沢遺伝子を持った議員が、現状の政治状況をよく理解して高度してもらいたいものです。
ただ、菅財務大臣が次の民主党の党首となりますと日本は惨憺たる状況になる可能性が大きくなります。本来ならばこのような人材が今の状況で総理になるのには反対です。
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