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米ゴールドマン、新本社で生まれた社内格差 【ウォール・ストリート・ジャーナル日本版】 http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/880.html
(回答先: FRBが通貨スワップ協定再締結、信頼感回復のためECBと協調 【ウォール・ストリート・ジャーナル日本版】 投稿者 愚民党 日時 2010 年 5 月 11 日 19:46:58)
2010年 4月 16日 19:32 JST 【ニューヨーク】ゴールドマン・サックスは、最近マンハッタン南端に本社を移転した。21億ドルを投じたガラス張りビルは43階建て。巨大な壁画、オペラ劇場並みの高い天井、充実したフィットネスクラスのあるジムなど、ウォール街の覇者の拠点にふさわしい、数々の設備を備えている。 だがそこには、「持てる者」と「持たざる者」の格差が生まれた。窓側の個室に入れるのは、300人超の選び抜かれたパートナーだけ。その下のポジションであるマネージング・ディレクターの個室は、たいてい窓のないフロアの中央部だ。 「こんな机は高校のとき以来だ」。 匿名希望のある従業員はこう語る。 個室を持つマネージング・ディレクターからも、窓がないことへの不満の声が聞こえてくる。 だがゴールドマンの従業員は、新しい本社にがっかりしているわけではないようだ。前の本社は狭苦しいうえ、窓からの眺望も良好とはいえなかった。今回のウェスト・ストリート200番地は、ハドソン川からも程近く、ニューヨーク港も一望できる。 このところのウォール街叩きを意識してか、ゴールドマンは本社移転の発表はしていない。現時点で7500人の従業員のうち、6500人が引っ越しを済ませた。会長兼最高経営責任者(CEO)のロイド・ブランクファイン氏も数週間前に移ってきた。 1869年の創立以来、ゴールドマンは常にニューヨークのダウンタウンを拠点としていたが、04年にブロードストリートの本社からの移転を決定。01年の世界貿易センター(WTC)へのテロ攻撃に動揺し、ダウンタウンから事務所を移す金融機関が相次いでいた時期だ。05年、ゴールドマンはビル新築のために2億ドル強の税額控除や補助金を受けた。そして建ったのが、WTCの跡地、グラウンドゼロの向かいにある現在の本社ビルだ。 工事は難航した。07年には、高さ740フィートから7トンの鉄骨が落下し、地上にいた建築士がけがを負う事故が発生している。 引っ越しが始まったのは昨年の11月。ビルの総面積は210万平方フィートで、そのうち6階分を広大なトレーディングフロアが占める。各階はフットボール場よりも広く、モニターが至る所に備え付けられている。 11階のスカイロビーは、このビルの自慢のひとつだ。会議室、カフェテリア、ジムなどを備えた巨大ホールのようなこの空間は、ガラスの天井から注ぐ光であふれ、ビルの建築を統括した著名建築家のヘンリ−・コブ氏は、「リビングルーム」と呼んだ。 「GSウェルネス・エクスチェンジ」と呼ばれる54000平方フィートのジムでは、早朝5時45分から午後7時50分までフィットネスクラスが開かれている。男女別のサウナルームも設置されたが、従業員の感想は賛否両論だ。密室で同僚と裸で過ごすことに違和感を覚える人もいる一方、慣れればそうでもないという意見もある。 そして読書ラウンジに並んだゴールドマン公認の書籍の中には、同社のCEOから米財務長官に転身したヘンリー・ポールソン氏のベストセラー「オン・ザ・ブリンク(瀬戸際)」もある。
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