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ヤマハ発、国内外で人員削減を2620人に拡大 http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/263.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100212-00000640-reu-bus_all [東京 12日 ロイター] ヤマハ発動機<7272.T>は12日、1000人の追加人員削減策などを骨子とした2012年12月期までの3カ年の中期経営計画を発表した。国内12工場を7工場、海外9工場を7工場に集約することで、人員削減幅を従来計画の1700人から2620人に拡大する。 ================================================== コメント 2008年のリーマンショック、いわゆるサブプライムショックによる危機で、日本の製造業に多大な経営危機を呼び起こしたようです。 世界的な金融市場の暴落から世界の主要国の中央政府は、金融安定に向け莫大な資金を投入し、瀕死の金融機関を救済しました。 しかし、金融機関が助かったその時を境にして実体経済に多大なる負の影響を与えたようです。 その象徴的な現れが、トヨタであり、自動車関連産業だったのかもしれません。 自動車関連産業に多くの非正社員である偽装請負社員が就労しており、派遣という職業形態に変わったとしても結局は会社都合による解雇を強制的にさせられ派遣切りなどという言葉がマスコミにひろがり、年末には、年越し派遣村なるものができ、マスコミをにぎわしました。 米国発の金融危機であるから米国などのビッグ3の自動車メーカーに多大な影響をあたえたのですが、日本のトヨタ、上記記事のヤマハ発動機などのメーカーがなぜ同時期に危機に直面したのでしょうか。 今回の危機による影響は、他産業も大きな影響を受けていますが、業績の落とし方のレベルは、どの自動車業界の会社も手ひどい被害を受けているということになるのかもしれません。 自動車は現在生活必需品のようなものであり、特に地方で生活している国民には、車がないとなかなか生活ができません。私のようなプータロー生活者にしても都内周辺に住んでいますが車がないと非常に困ります。 自動車にしても1000万円を超える車もあれば、100万円程度の車もありますが、国民労働者の収入が順調であれば買い替えなども気が楽にできるのですが、国内は、低待遇な非正社員労働者があふれ新車など買えない労働者が増加し、国内販売は増加気配すらみえず、最大消費国米国の消費不振による実態経済が影響を受けると真っ先に自動車の買い控えが起きます。 米国の経済学者によると自動車の短期所得弾力性は、テレビ、家具、旅行、外食よりも大きいといわれています。 つまりは、実質GDPがマイナス6%で減少すると、その需要が自動車の場合短期所得弾力性が5.5であっるからして、その5.5倍のマイナス33%というものすごいレベルで需要が減少するともいわれていました。 実質、トヨタの販売が落ち込んだ数字とほぼ同じです。 つまりは、経済理論通り減少したということです。 短期があれば長期所得弾力性もあるわけで、株式市場と同じように調整がすめばどのような状況に自動車業界が変わってくるのでしょうか。 トヨタ自動車が世界的に品質問題でクレームにあっています。トヨタだけがターゲットにさらされているのでしょうか。 日本の製造業の製造現場の能力は、著しく劣ってきているようです。トヨタもいろいろ聞いていますと同様のような状況であったともきいておりその原因が、日本の労働形態にあるのではないかとも感じられています。 偽装請負労働裁判で戦っている労働者も、最終的にどのような解決が妥当なのかわかりませんが、米国議会でトヨタの品質問題が取り上げられるようですから、議会に日本の労働状況を説明したらどうでしょうか。私ならうまく関連つけさせるようにしますが。 株式市場の方は、金曜日の上昇で何とか日経平均10000円を回復しましたが、中国の追加金融引き締め報道でnyダウは下落となり、日本政府の予算委員会では、日本経済の現状を無視して、政治家の金の問題で紛糾しております。 与謝野元大臣にしても、先物業者から西松建設疑惑のような献金問題がとりざたされており、検察がなぜこの事件を本格的調査しないのかというネット情報などもあり、今回の検察の動きが、日本経済を沈没させていくかのような状況です。 検察を批判したくはないのですが、今回の民主党に対する動きは、日本経済の動きに大きくマイナスに働いたならばどう責任を追及されるのでしょうか。 また、小沢幹事長の疑惑にマルサが動くかの報道がでていますが、納税者のプライベイトな情報をしる税務署職員に対しては、その事務に関してしることができた情報を漏らし又は盗用した時は、2年以下の懲役もしくは罰金という守秘義務も課せられており、それを無視したおかしなリークによる報道がされるのでしょうか。 自民党にしても民主党に襲いかかる材料が、次は自民党議員にまで問題が波及するかもしれず、大手マスコミの中でどのマスコミが従来の路線からはずれるかわかりません。 今のような自民党では、政権に返り咲けばまた従来の保守的政治に戻るだけであり、多くの国民は、拒否反応を起こすとも感じます。 小沢、鳩山問題などは、もう司法にまかせ次の日本をどうするのかという観点で予算委員会で論議してもらいたいものです。 民主党の税務関係の有識者にしても消費税増税派の有識者で占めていると言われており、ある意味ヨーロッパ的考えで消費税を増税するならばいいのですか、日本の場合は、根本的な税の論議をしてから今の複雑怪奇な税のしくみそのものを変えていくことの方が先だろうとも感じます。
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