http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/618.html
Tweet |
(回答先: 進化を求める私(その24)・誰か素粒子を見たとでも言うのか 投稿者 元伊勢80社 日時 2011 年 5 月 20 日 07:14:49)
いつまでバカなことを書き続けるんだコイツは。誰か止めてやれ。
原子軌道上の電子というものは、粒の形で見出だされるものではない。その形は、無限時間積分した結果として、原子の周りを動きまわった跡がどういう形かということが分かる。正確にかけば、そういう軌道であれば説明がつくと言い得る相互作用があって、その相互作用を観測してはじめて、電子がどういう状態かを「推定」することができる。そういう相互作用は、統計量であるから、電子はあくまでも、空間上の存在確率としてしか認識されない。
これが、量子力学(粒としてでも、波としてでも認識できず、ある測定「量」によってのみその「量」子の状態が特定される)の基本的概念である。エンタングルメントとかごちゃごちゃ書くつもりはないが、物質のスケールが大きくなっていくにつれて、量子としての性質が影に隠れて、別の性質がその物質の状態を特徴づけるようになってくる。しかし、電子以下のスケールの物質になると、量子としての振る舞いが顕著になってくる。だから電子以下のスケールの物質を「見た」ことのある者はいないのだ。
アストラル体だろうがなんだろうが、物質以外の測定系であったとしても、そういう観点で見た電子なんぞに、意味がないだろうね。結局、なんのためにその物質があるのかという答えは、周りの物質やその他のものにどう影響を及ぼすかが問題になる。量子力学において既に、ある程度説明が付けられるから、物理を学べば、それで電子の世界を見ることができる。なんせ、そういう性質なのだから。それで十分な情報が得られていると言えるだろう。
もっと小さな素粒子にしても(現代物理では物質を構成する元素より小さい素粒子という古典的なイメージではなく、上述した量子としての性質によって状態が記述される物質を構成する粒子を指している)、それが単独で安定して存在している時間が極端に短いものだから、そいつが一人ぼっちでいる間に、なんらかの相互作用を及ぼして観測しなければならないから難しいのである。そのため、相対性理論の結果を利用して、寿命を延ばし、その間に観測するという、加速機というものが用いられるのだ。(こうなってくると、加速機の黎明期ならいざしらず、いまでは金を注ぎ込んで大きな加速機を作ったほうが勝ちという感じになってしまい、「バカのための物理学」になってくるね。)
ま、いずれにせよ、そういうことを一通り理解した上で、うだうだ書いて頂きたいものだ。そもそもの不理解が推定されるし、その不理解に輪をかけて、内容がくだらない。読んでいるこちらまで恥ずかしくなっちゃうね。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ59掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。