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(回答先: 100年気球 メトロポリス 1 プロローグ 投稿者 愚民党 日時 2011 年 5 月 02 日 21:38:33)
100年気球 メトロポリス 2 プロローグ
1997年8月パルテノン多摩
手記 2011年5月3日
季節は5月になった。
311の東北関東大地震大津波の被災はあまりにも大きい。
船が人家の屋根の乗る被災後の写真をみて、わたしは沈黙した。
福島原発第一は10年、100年と長い時間がかかるだろう。
かつて日本が経験したことがない「核戦争的」事態が進行している。
中心地周辺は人が入れない危険地帯となるだろう。
「そして誰もいなくなった」
これまで廃墟は演劇においても暗黒舞踏においても主要なテーマだった。
現実は想像力を打ち砕き出現した。311畏怖の衝撃である。
わたしは身体も精神も心も恐怖に震えている。
虚脱の精神の病にある。希望はあるのか?
14年前の大野外劇「100年気球 メトロポリス」をアップロードした理由は
わたしが過去のエネルギーに満ちた舞台との接続を求めているからである。
明日はあるのか?
日本文明の「全的滅亡」が近づいているのか?
今後、いかなる妄想力によって生き延びることができるのか?
デットロックなのか? 盲目書簡はいまだ届かない。
自閉された暗黒の部屋で、寺山修司演劇論集を読むしかない。
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