★阿修羅♪ > 戦争b2 > 645.html ★阿修羅♪ |
|
英のイラク戦争調査委 ブレア前首相は「9.11でリスク評価一変」と証言(産経新聞) http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/645.html
(回答先: ブレア氏 イラク参戦正当化(東京新聞) 投稿者 JAXVN 日時 2010 年 1 月 30 日 08:33:05)
「英のイラク調査委 ブレア前首相が「9・11でリスク評価一変」と証言 【ロンドン=木村正人】2003年3月、ブッシュ前米大統領と二人三脚でイラク戦争を遂行したブレア前英首相が29日、英国参戦の是非を検証している独立調査委員会(チルコット委員長)で証言した。前首相は「2001年の米中枢同時テロでイラクの大量破壊兵器疑惑をめぐるリスク評価は一変した」と述べ、武装解除のためにはフセイン元大統領の打倒が必要と考えたと参戦の正当性を改めて強調した。 イラク戦争ではフセイン政権打倒には成功したものの、その後の占領政策は混乱を極め、激しい宗派対立でおびただしいイラク国民の命が奪われた。英兵の死者は179人にのぼった。 過去にもイラク戦争をめぐる4つの調査委が設けられたが、ブレア氏が公開で喚問に答えるのは初めて。英兵の遺族40人が傍聴したこの日の喚問で、ブレア氏は「米中枢同時テロでそれまでの対イラク政策は一変した。リスクは一切許容できない。制裁を突きつけてイラクに大量破壊兵器を破棄させる国連の封じ込め政策を支持し続けるわけにはいかなくなった」と参戦を決断した経緯を説明した。 ■イラク戦争は違法 調査委は昨年11月以降、当時の閣僚、外交官、情報機関幹部、ブレア氏元側近ら68人から計150時間にわたって聴取。その中でイラク戦争の合法性に重大な懸念が示されていたことが明らかになった。 法務長官だったゴールドスミス氏は参戦の6週間前まで、イラクに大量破壊兵器の廃棄を求めた国連の安保理決議だけではイラク戦争を正当化できないと考えていたと証言。元外務省法務部門幹部のマイケル・ウッド氏は、新たな安保理決議が得られなければ武力行使は「国際法違反」と考え、ストロー外相(当時)に伝えたと打ち明けた。 ■盟友関係 最初は慎重だった英国が参戦にカジを切った背景にはブッシュ、ブレア両氏の緊密な関係が指摘される。 駐米大使だったクリストファー・メイヤー氏は「2002年に米テキサス州クロフォードで行われた会談で両首脳はフセイン政権を武装解除するために必要なすべての手段を行使する誓いを交わしたのかもしれない」と発言。ブレア氏元側近で首相府報道局長を務めたアリスター・キャンベル氏によると、ブレア氏は同年にブッシュ氏に、イラクが安保理決議に従わない場合には軍事行動を共にする考えを書簡で伝えていた。 ブレア氏は02年9月、イラク軍が「生物・化学兵器を45分以内で配備できる」とする報告書を公表したが、その後、虚偽情報だった疑惑が浮上し、キャンベル氏は辞任。この疑惑をめぐっては元国防省顧問のデビッド・ケリー氏が自殺している。」 http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100129/erp1001291952008-n1.htm 「『9.11』が無ければイラク攻撃も無かった」という事を、当事者の一人が認めた事は重要な事であるように思えます。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 戦争b2掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |