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アフガニスタン情勢:焦点はNATO撤退後へ / アフガン・遠い安定
http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/636.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2010 年 1 月 28 日 15:40:11: 6nR1V99SGL7yY
 

(回答先: NATO曰く「タリバンの戦闘員だけを殺害」:では映像に映る二人の子供は何なのか:四日連続の抗議デモ 投稿者 妹之山商店街 日時 2010 年 1 月 28 日 11:40:10)

カルザイ大統領も米軍司令官も国連も“タリバンとの対話”という明確なシグナルを発している。
もはや軍事的勝利は断念したことの“別の表現”として
軍事的には半分、白旗を掲げるのに等しいのではないか。
オバマ大統領は増派と同時に撤退も明言した。
米軍撤退が“名誉ある撤退”になるのか“名誉なき撤退”になるのかは、どうでもよいことだ。
焦点は最早、<NATO撤退後のアフガニスタン>に移っている。

<NATO撤退後のアフガニスタンの二大勢力>は、

・タリバンと
・旧北部同盟だ。

それぞれの背後には、
・タリバン‐パキスタン軍部
・北部同盟‐ロシア

第三の勢力として唯一のシーア派のハザラ人と、一貫して支援してきたシーア派のイランがある。
ハザラ人勢力は反タリバンという一致点から一応は北部同盟勢力内なのであろう。
だから上記の・北部同盟‐ロシアは、・北部同盟‐ロシア・イランとなる。

この二大勢力が、NATO撤退後を見据え、そのために
<現時点でできること>つまり、
<実効支配地域を広げること>

どちらがどれだけ<実効支配地域を広げている>かが、
NATO撤退後のアフガニスタンの勢力地図を決定するからだ。

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「金ではだまされない」タリバンが国際会議を牽制
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100123/asi1001230908001-n1.htm

アフガン大統領「タリバンの制裁解除を」トルコで3首脳が会談
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100126/asi1001261129001-n1.htm

タリバン戦闘員に社会復帰支援、金銭援助も アフガニスタン大統領
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2685526/5214716

国連 タリバン幹部の制裁解除
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015245051000.html
http://megalodon.jp/2010-0128-1425-54/www3.nhk.or.jp/news/k10015245051000.html
mms://a1837.v90562.c9056.g.vm.akamaistream.net/5/1837/9056/4b60129d/1a1a1ad74ec5f82d5bc9319cca39abd943b3e250b52c9f/K10052450511_1001271907_1001271914_mh.wmv

国連 カルザイ政権を後押しへ
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015271351000.html
http://megalodon.jp/2010-0128-1428-16/www3.nhk.or.jp/news/k10015271351000.html
mms://a488.v9056e.c9056.g.vm.akamaistream.net/5/488/9056/4b6101a5/1a1a1ad74ec5f82d5bc9319cca39abd943b3e250b52c9f/K10052713511_1001281110_1001281213_mh.wmv
パン事務総長は、タリバンも含めた幅広い勢力との協力を進める
カルザイ大統領の方針を、国連としても強く後押しする考えを示しました。

US commander signals peace talks with Taliban
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/8478076.stm

アフガン支援、NATOがカザフ輸送ルートを利用へ
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100127/erp1001272339005-n1.htm

アフガン・遠い安定:パキスタンのタブー/上 クエッタ タリバン指導部の「潜伏地」
http://mainichi.jp/select/world/news/20100126ddm007030007000c.html
http://megalodon.jp/2010-0128-1346-30/mainichi.jp/select/world/news/20100126ddm007030007000c.html

「アフガニスタン国境までの安全保証料として、武装組織に1日約40万ルピー(約48万円)を払っている」
1月上旬。切り立つ岩峰に囲まれたパキスタン南西部バルチスタン州の州都クエッタ。
アフガン駐留の北大西洋条約機構(NATO)軍から物資の輸送を受託している運送会社幹部が打ち明けた。
200メートル当たり200ルピー(約240円)の「保証料」を支払わなければ、運転手が殺される恐れが高まる。
支払い拒否が原因とみられる同州での襲撃は半年間で10件に上った。
同州を通過する輸送車両は1日約50台。
業者は「保証料」を通常の輸送費に上乗せして荷主に請求しており、
NATO軍側から1日数千万円以上の大金がタリバン側に渡っている計算になる。

アフガン・遠い安定:パキスタンのタブー/中 難民の生活拠点・カラチ
http://mainichi.jp/select/world/news/20100127ddm007030048000c.html
http://megalodon.jp/2010-0128-1349-16/mainichi.jp/select/world/news/20100127ddm007030048000c.html

アフガン・遠い安定:パキスタンのタブー/下 「米追随でテロ急増」国民不満
http://mainichi.jp/select/world/news/20100128ddm007030077000c.html
http://megalodon.jp/2010-0128-1348-17/mainichi.jp/select/world/news/20100128ddm007030077000c.html

中国台頭への期待感
北部カシミール。首都イスラマバード郊外から中国へ抜ける幹線道路「カラコルム・ハイウエー」
の拡幅工事が昨年以降、中国人技術者の指導の下、急ピッチで進む。
中国貿易に携わるジャミールさん(43)は、
「これで貿易量は3倍に増える。パキスタンで今、唯一の明るい話題だ」と言った。
南西部バルチスタン州。アラビア海に面した戦略的要所のグワダルには07年、
中国の支援で大規模な港湾施設が完成した。
中東などからの原油・天然ガスを中国に陸送するため、グワダルと新疆ウイグル自治区を結ぶ鉄道整備計画も進む。
さらに州政府は昨年12月、ユダヤ人が幹部を務めるオーストラリア拠点の
合弁企業との資源開発契約を打ち切り、中国企業との契約を決定。
駐パキスタン米国大使が「懸念」を表明する騒動に発展した。
パキスタンの親中政策は元来、インドをけん制する文脈にあった。
しかし、中国が急速に国力を増すなか、米中間の「パワーゲーム」をにらんだものへと変質しつつある。

「知ってほしいアフガニスタン 戦禍はなぜ止まないか」レシャード・カレッド著
http://mainichi.jp/enta/book/hondana/news/20100124ddm015070011000c.html
http://megalodon.jp/2010-0127-1521-33/mainichi.jp/enta/book/hondana/news/20100124ddm015070011000c.html
日本在住の医師が伝える祖国の現状

アフガン人に迷惑な、「ヘリから急襲する米兵たち」
http://wiredvision.jp/news/201001/2010011820.html

カルザイの人事と軍
http://ameblo.jp/pwjafghanistan/entry-10431770578.html
BBCの行ったアフガニスタンでの世論調査が今日11日に放送されていて、
それによると、70%のアフガニスタン国民が事情は好転していると考えている、という結果だったが、
母集団が1,500人というのも気になるし、春の攻勢を前にした現時点で、
BBCが掘り起こした世論に、そのまま現実が映し出されているとも思えない。

非常に短絡的な理想主義的発想をするなら、カルザイに協力したドスタム将軍への政治的配慮は、
カルザイに協力したワハダットなどの他の軍閥関係者と同様に、極力避けるべきだ、ということになる。
軍閥は、”清廉潔白な徳者の集団”では勿論ないが、同時に”極悪人のみからなる集団”というわけでもない。
地方の州の発展に貢献できるような有為の人材は、それなりの影響力を持った集団に属していることが多い。
サリプルの場合、優秀な人材の多くには、何らかの形でジュンベシに関わってる者が多い。
この間まで続いていた戦国時代の中で、軍閥から完全に中立な有力者でいることができるのは、稀であろう。  

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