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(回答先: 【自壊する帝国】今度は人の死(命)の証券化 “懲りない”ウォール街(ベリタ) 投稿者 スットン教 日時 2009 年 10 月 03 日 10:25:42)
別に新しい話ではないですよ。
目くじら立てるようなものではないです。
ただこの商品は、別名が戦争、天災デフォルト商品といいまして大災害で想定よりも沢山人が死ぬようなことがあるとサブ・プライム商品化します。
日本でも命を担保にする金融取引は沢山おこなわれています。いい例としては住宅ローンの借入時に加入する団体信用生命保険があります。
住宅ローンは、その加入者が突然に死んでもローンが残らないように普通は生命保険に加入します。そしてその生命保険は銀行の担保になっています。
気がつかない人もいますが、ほとんどの住宅ローンでは支払をしている人が生命保険がいっしょにセットになっています。
この商品の話は実は数年前からあります。キャッチフレーズは究極の証券化商品。
その理由は世界の経済が連動していて、不動産や金、株式などの価格も結局はすべて連動していて、独立した動きとはならない。つまりリスクヘッジができない。
ところが人間の死亡率は景気変動や金余りと関係がない。
だから原債権である生命保険契約を年齢・男女の構成を工夫してスライス・ミックスして、証券化する事で景気の変動等は全く関係なくキャッシュ・フローを生む商品ができる。
ただスグに気が付くと思いますが、大地震などの自然災害が起こると・・・・
サブプラ問題と同じ結果になります。
そこのところをどういう手法でクリアするか。(騙しているか ? )
あまり気分の良い商品ではありませんが・・・・
背景には低成長、低金利が継続し生命保険会社の経営が楽でない等の問題があります。