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再掲:ブレジンスキーが必死につぶした「第2の911→イラン戦争」
http://www.asyura2.com/09/wara9/msg/460.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2009 年 6 月 22 日 07:43:11: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: ブッシュとブレアが「民間機が米国本土攻撃」の911事変そっくりの自作自演手口でイラク侵略戦争を開始する謀議をしていた! 投稿者 passenger 日時 2009 年 6 月 22 日 02:38:31)

上のpassengerさんのご投稿に関連し、現今のイラン情勢も踏まえて、次の拙稿を再掲いたします。

イランに対する全面戦争の危険を察したブレジンスキーは、必死にそれを押しとどめ、オバマの後見人となって、お得意の政権転覆工作によるイランつぶしを実行しているようです。要は「力でつぶすか、だましてつぶすか」という目クソ鼻クソの違いでしかありませんが。

http://www.asyura2.com/07/war88/msg/525.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2007 年 2 月 06 日 06:35:57
【全訳】なぜメディアはブレジンスキーの警告(ブッシュ政権による新たな9/11でっち上げの可能性)に沈黙するのか?

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【全訳】なぜメディアはブレジンスキーの警告(ブッシュ政権による新たな9/11でっち上げの可能性)に沈黙するのか?


次の阿修羅投稿の続きです。
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http://www.asyura2.com/07/war88/msg/499.html
ズビグニュー・ブレジンスキーが爆弾証言(『世界社会党ウエブサイト』英文より)
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World Socialist Web Site(世界社会党ウエブサイト)は、上のさすればさんのご紹介にあるA political bombshell from Zbigniew Brzezinski
http://www.wsws.org/articles/2007/feb2007/brze-f02.shtml
に引き続いて、

Why is the US press silent on Brzezinski’s warnings of war against Iran?
「なぜ米国の新聞は対イラン戦争に関するブレジンスキーの警告に沈黙するのか?」
と題する記事を掲載しています。

たしかにブレジンスキーは、イラン攻撃の口実としてイラクか米国内でのテロ攻撃をでっち上げる可能性を語っていますが、同時にまた、暗に9・11が米国政権による内部犯行であったことも示唆しているように見えます。先日、彼が仕えたジミー・カーター元大統領がイスラエルのアパルトヘイト政策を非難する内容の本を出版してシオニスト団体から激しい攻撃の的になっているのですが、
(参照)
http://www.simonsays.com/content/book.cfm?tab=1&pid=522298
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=06/11/30/1452225
http://www.israelshamir.net/English/Eng9.htm

カーターとブレジンスキーのコンビは一体なぜ今このような「バラしていく」発言を行っているのでしょうか。今のところ明言は避けておきます。いずれにせよ、このWorld Socialist Web Siteの記事を全訳します。

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http://www.wsws.org/articles/2007/feb2007/brze-f03.shtml

なぜ米国の新聞は対イラン戦争に関するブレジンスキーの警告に沈黙するのか?

バリー・グレイ著 ワシントンDCにて
2007年2月3日


大手の新聞とほとんどの放送局は、木曜日の上院外交問題委員会におけるズビグニュー・ブレジンスキー元国家政治顧問の驚くべき証言を報道することすらしなかった。

ジミー・カーター大統領の国家安全保障顧問であったブレジンスキーは、米国の外交指導部の中で最も優れた者の一人である。彼はイラクでの戦争をこき下ろす批判を行い、ブッシュ政権の政策が、米国の帝国主義に対して破滅的な結果をもたらすであろうイランとの軍事衝突を避けがたく導きつつあると警告した。

ブレジンスキーが示唆する最も明らかで不穏なものは、ブッシュ政権がイランへの軍事攻撃を正当化する言い訳となることを捏造するかもしれないということであった。ブレジンスキーが「イランとの軍事衝突のためのまことしやかなシナリオ」と呼んでいるのだが、彼は次のような一連の事柄を採り上げた。「イラクでの失敗がその基点となる。続いてそれをイランのせいにして非難し、次に何らかの挑発行為をイラクで行うかまたは米国内で起こるテロ活動をイランのせいにする。そしてついには、言うところの『防衛的な』米国のイランに対する軍事行動を起こすことになる・・・。」

こうしてブレジンスキーは米軍によるイラン攻撃が、あたかもイランの挑発とされるものへの防衛的な反応であるかのように紹介されながら、極めて攻撃的な行動となるであろうという見解を述べた。そして、さほど明白な言い方ではなかったのだが、ホワイトハウスは戦争への口実を与える米国内でのテロ攻撃を捏造する、あるいはわざとやらせる能力があることを指し示しながら言葉を結んだ。

このような証言が公開の議会の場で、米国の外交政策指導部で何十年もの経験を積みしかも軍事や諜報の機関と最も緊密なつながりを持つ者の口から聞こえるというのは、単に報道の価値があるばかりではなく最も重大で深刻な情報であることは自明の理である。客観的で意識の高い新聞やニュース・チャンネルならば必ず、このような展開を公衆に伝達することを義務であると見なすはずなのだ。

ところがである。ニューヨーク・タイムズもワシントン・ポストも、金曜日の版でブレジンスキーの証言を記事の片隅にすら掲載しなかったのだ。USAトゥデイやウォールストリート・ジャーナルにも無かった。もちろんだが、これらの新聞は全部、ワシントンの閣僚のお歴々や議会の公聴会ではおなじみの連中、特にイラクでの戦争についての派手な政治的質問をやらかすような連中については記事を載せている。

彼らがこの話をもみつぶす決定をしたことについては説明するのも馬鹿馬鹿しいことだ。木曜日のワシントン・ポストは、その前日に上院委員会の前に姿を表したヘンリー・キッシンジャーの大きな2段のコラムと写真を掲載した。このリチャード・ニクソンの下で国務長官を務めた男は、ブッシュ政権の戦争政策に対する一般的な支持を証言したのである。

さらにワシントン・ポストのウエッブ版は、アソシエイテッド・プレスのブレジンスキーに関する記事を掲載した。その記事は、イランとの戦争に向かう道のブレジンスキーによる注目すべきシナリオに少しだが明白な変化をつけていた。そしてそれは、ブッシュ政権に対するブレジンスキーの批判の重要性と緊急性を覆い隠す効果を持つものだった。それは戦争正当化となるべき「米国内の」テロ攻撃を示唆する部分を省略したものだったのだ。そしてまた、イランに対する「防衛的な」戦争に関するブレジンスキーの疑問符を取り除いたものであった。

World Socialist Web siteは金曜日にニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ウォールストリート・ジャーナル、USAトゥデイに電話をかけて、このブレジンスキー証言の記事を書かなかったことに対する説明を求めた。どの新聞も我々の質問には答えなかったのだ。

TVニュース放映に関しては、PBSの「News Hour with Jim Lehrer」が上院委員会でブレジンスキーが戦争のシナリオを整理して説明する場面のクリップを全く解説抜きで流した。「NBC Nightly News」はその話自体を完全に無視した。

このイラク戦争、ブッシュ政権の謀略的なやり口、そして中東での戦争拡大策謀に対する厳しい批判に対する抑圧は、米国マスメディアの腐敗と反動性をまた一つ見せ付けるものである。それは、支配者側のメディアがもう一度、イラクへ侵略に先立ってやったのと同様に、政府の戦争プロパガンダと嘘の宣伝係として仕える準備をしていることを示しているのだ。

次をご参照いただきたい。
『ズビグニュー・ブレジンスキーからの政治的爆弾:元国家安全保障補佐官はブッシュがイラン攻撃の口実を探していると警告する』
http://www.wsws.org/articles/2007/feb2007/brze-f02.shtml

[2007年2月2日]

【翻訳終り】

 

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