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仏「核なき世界」に不快感 大統領府覚書をフィガロが暴露
【パリ10日共同】フランス紙フィガロ(電子版)は10日、オバマ米大統領がプラハで行った核兵器全廃を目指す包括構想の演説について、フランス大統領府がサルコジ大統領に対し「教訓をくみ取ることはない」と否定的な覚書をまとめていた、と報じた。
フランスは米国の核全廃構想について公式には「敬意を表する」(外務省声明)と前向きの姿勢を示しているが、実際には不快感を覚えていることが暴露された。総論としての核軍縮には賛成する一方で、国際社会で核保有国として享受している特権的な地位を失うことへの警戒感が示されているとみられる。
大統領府は報道について、コメントを避けている。
同紙によると、覚書を起草したのは大統領府の外交問題担当官。包括的核実験禁止条約(CTBT)の未発効が、米議会による同条約への批准拒否に起因していることなどを挙げた上で、オバマ大統領の演説は米国によるこれまでの核軍縮の遅延を巧みに隠ぺいしている、と指摘。
2009/04/10 20:44 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041001000952.html