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北ミサイル「発射情報」に一時緊迫、政府が誤発表【読売】
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090404-OYS1T00606.htm
「打ち上げ準備を完了した。まもなく発射する」――。「
人工衛星」と称した北朝鮮のミサイル発射を、朝鮮中央通信が間近に迫ったと報じた4日、関係省庁は一気に緊迫した。
不測の事態に備え、防衛省や警察庁などが厳戒態勢を取る中、同通信の報道から2時間以上すぎた正午過ぎには、日本政府が誤ってミサイル発射の情報を流す事態も。
国土交通省が一時、日本海など危険海域を航行する船舶会社や、航空会社に注意を呼びかける警告を出すなど一部で混乱も見られた。
◆九州・山口、緊張感一瞬途切れる
政府が北朝鮮から飛翔体が発射されたと発表した直後、「誤探知だった」と訂正し、県職員らの緊張感は一瞬途切れた。
福岡県の緊急事態情報連絡班は午後0時17分頃、首相官邸から送られてきた「発射」情報を県内の全66市町村と25消防本部・局に一斉送信した。
約4分後、「誤探知だった」との2報が入り、同班は市町村などに再び一斉ファクスした。
連絡班の班長を務める中島浩消防防災課長は、「緊張が途切れてしまった。どうして誤探知が起きたのだろう。ミサイルの発射に失敗したのかも」といぶかり、「もう一度気を引き締めて警戒にあたらなくては」と話した。
大分県防災危機管理課にも発射情報が届き、県内18市町村へファクス。
ところが、誤探知との情報が入ったため、改めて市町村へファクス送信した。
山口県防災危機管理課は国の発射情報を受けて、県内20市町に伝達する準備を始めたが、4分後に誤探知の情報が入ったため、連絡を中止。
発射情報は市町に伝わらなかった。
◆米軍嘉手納基地、偵察機2機離陸
米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)では4日午前6時前と同8時前、弾道ミサイルの観測能力を持つ偵察機「RC135Sコブラボール」2機が、それぞれ空中給油機を伴って離陸した。
1機は東へ、もう1機は北へ向かったことから、発射に備えて太平洋と日本海の上空で待機しているとみられる。
(2009年4月4日 読売新聞)