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(回答先: ミサイルと衛星どう区別する?周波数不明 確認は困難(弾頭無しなのは明らかだが。) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2009 年 3 月 30 日 03:23:35)
地方紙は、幾分過激でも本質を書きぬける。マスコミとして体制に一部荷担している反省は無しだが。
「万万が一」を数十万倍に見せて煽れると証明して見せてしまったのは誰か。落ちて本当に恐いのは、年数件落ちている米戦闘機の方だ。
===============(引用ここから)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009032802000117.html
スコープ 初の平時『防衛出動』 自衛隊有事意識高まり期待
2009年3月28日 紙面から
北朝鮮が「人工衛星」として打ち上げる長距離弾道ミサイルに対し、政府が二十七日、日本への落下も想定して破壊措置命令を下したことで、自衛隊は国外の脅威から日本を守るために初めて動員された。建前は平時の措置だが、ミサイル防衛(MD)を担う部隊はあくまで実戦態勢。MDがもたらした「ミニ有事」に、国民への教育効果の狙いもうかがえる。 (三浦耕喜)
わが国への落下が確認された弾道ミサイル等の破壊措置を実施せよ−。浜田靖一防衛相が署名した命令書には、MDを指揮する航空総隊司令官への命令が記されていた。命令を受け、MD部隊は二十七日夜に展開を開始。都内でも自衛隊の大型トレーラーが走った。
ミサイルが上空を通過する秋田、岩手両県では、発射情報の速報のため首相官邸と自治体を一分以内で結ぶ緊急情報網「エムネット」の整備を急ぐ。自衛隊幹部も地元で説明を始めた。
こうした緊迫ムードでも、日本の安全保障政策では「平時」に分類される。自衛隊法にはMDの発動について、防衛出動下の有事としての発動のほか、平時でも発動できる回路が組み込まれているためだ。
日本が攻撃対象にされない平時でも、自衛隊法八二条の二の第一項に基づけば、偶発的な原因などでミサイルが日本に飛来する恐れがある場合に閣議決定を経てMDを発動できる。同第三項では、飛来の恐れがなくても、万一に備えて閣議決定なしでの発動が可能だ。
今回は「日本への落下は考えにくい」(官房長官コメント)にもかかわらず、この三項を使って「万万が一に備え」(同)MDを発動させた。MDを橋渡しにすれば、平時でも有事に準じた対応ができると実証されたのだ。
平時に「有事」を出現させた効用は、防衛省・自衛隊にとって高い。約七千億円を投じたMDには費用対効果への疑問もあるが、今回のMD発動は、頼りになる装備だと国民に印象付ける好機になるかもしれない。緊急連絡網が整うなど、地方自治体の危機管理意識も掘り起こした。
「住民の避難や連絡態勢は、実際に何か起こらないと整わない。今回は学ぶことが多い」と話す自衛隊幹部。北朝鮮がミサイルを飛ばすたび、国民は有事の手ほどきを受けることになりそうだ。
==================(引用ここまで)