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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo05/day-20090716.html
2009-07-16
改めてなぜそんなに豊洲新市場に移転したい?7月14・15日の東京都の築地仲卸への説明会
7月14日、15日に、東京都から築地の鮮魚仲卸(東卸組合)に、豊洲新市場への移転問題説明会が開催されました。
もともとの5月21日からの開催予定が(国政調査権を民主党川内議員が行使したところ、なぜかお東京都様が「外部の人間がいる」などとキレて)会がドタキャンされた、というこれまでの経緯(http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10265614311.html )などがありました。
すでに4月末に青果部の仲卸(ほとんどが移転反対です)に説明がありましたが、その場での出席者や消費者を小馬鹿にしたタチの悪さは想像を絶するものでした。
その際の音声書き起こしたエントリーは以下の2つの通りです。
2009-04-30
4月24日の築地青果部説明会で、東京都が豊洲問題報道をするメディアに逆ギレ抗議表明
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10251708389.html
2009-05-02
『4月24日の築地青果部説明会の報告(続き)・質疑応答で東京都の開き直り、極まれり』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10252894256.html
たしかに、都議選の自民の壊滅的な惨敗のため、もはやイシハラ都政も市場移転=官製地上げをフリーハンドで行うことはできなくなっています。
そのため、一旦、強硬な案は止まるかもしれません。
また、物事は一気呵成に変わるわけではないかもしれません。
ただ、それにしても、選挙を経て全てが解決したわけでなく、そもそもが「わざわざ汚染地域に移転」を持ち出した者たちのあざといもくろみは今も変わらず残っています。
今回のこの2日間の説明会の内容からも、現状がうかがい知れると思いますので、事実関係を簡単に記します。
■1
7月14日(火)の説明会で特筆すべきこと
移転賛成派(現在の組合理事長側)の若手が、会場の後方に陣取って、移転反対の質問をしようとする方々に向かってヤジを飛ばしていたとのことです。
ヤジの中身も、まるでお上のオウム返し、判断停止状態を表しています。
彼らは、危険性を問う質問に対して、「疑問解消BOOKを読んでいないのか!」と叫んだのだそうです。
お東京都様でもないのに!!
そういった人たちは、自身の理事長での「体制」を守ることと、自らの顧客である消費者の健康(食の安全安心)を天秤にかけて、前者を取ったということなのでしょうか?
食肉偽装業者を批判できないのではないかと思います。
他社の言説を言葉の暴力で封じ込めすのは、自ら議論の台上に乗ることのできない、後ろ暗い点があるからかと疑いたくなります。
なお、疑問解消BOOKの疑問超炸裂ぶりは以下に記した通りです。
2009-05-08
お東京都様の豊洲移転洗脳資料・疑問解消BOOKの「誰がどう見ても疑問炸裂」な点(1)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10256772921.html
2009-05-11
お東京都様の豊洲移転洗脳資料・疑問解消BOOKの「誰がどう見ても疑問炸裂」な点(2)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10258741788.html
2009-05-14
お東京都様の豊洲移転洗脳資料、疑問解消BOOKの「誰がどう見ても疑問炸裂」な点(3)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10260534793.html
2009-06-03
お東京都様の豊洲移転洗脳資料、疑問解消BOOKの「誰がどう見ても疑問炸裂」な点(4)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10273085922.html
■2
7月14日のTV番組に推進派の東卸組合理事長が出演し仰天発言
わたしは視聴することができませんでしたが、20;45からのNHK首都圏ニュースに、その賛成派伊藤理事長が出演して、次のようなことを語ったそうです(趣旨)。
「大変厳しい状況にある。築地ではもう難しい」(何がどう難しいのでしょう?!)
「だから業界人として粛々と移転計画を進める」(消費者を欺く態度は変わらずですね!)
ニュアンスあるいは行間を読むならば、やはり、流通の・流通による・流通のための民営化(私物化)市場を作ることが、この理事長の第一のミッションなのだと考えざるを得ません。
こうなるとまったく一体、何のための組合理事長なのか,理解に苦しむばかりです。
また、もしも、上掲14日の若手の恫喝(疑問解消BOOKなど)が上からの指示でないとするなら、若手のそうした「行政べったりの下品なヤジ」には、賛否を別として、理事長自らが苦言を呈していただくべきです。
■3
7月15日(水)の説明会で特筆すべきこと
お東京都様に、地質と汚染の模型を持ち込むことを諮った仲卸の方がいらっしゃいました。
にも関わらず、「この日は、土壌汚染対策の話なので(つまり、汚染前の状態は見せてはならないということでしょうか)と、持ち込むことが拒否されたようです。
また、この模型で示している「地下水を介した汚染の広がり」を示す環境省データについて、「こういった話をしないで欲しい」とも言われたそうです。
とてもじゃないけれど、こうした議論でしらを切ることができない、と名状しているように思えます。
移転推進派の方も、「前日見せていないからダメだ」と都への援護射撃のように拒否したと聞いています。
15日の会議中では、前日のような内部で恫喝をする人物はいなかったので、愚劣なヤジが飛ぶことはなかったそうですが、しかし、依然、お東京都様は、土壌と地下水汚染を「完全に除去する」(東京都主催の技術会議でも専門家会議でも、汚染は残ることを前提に議論されていたにもかかわらず)という、まさにトンデモない主張をし続けているそうです。
それに、脆弱さを指摘されている「格子状固化」が阪神淡路大震災でも液状化に実績あり、などとしたり、400〜600℃の中温加熱による土壌汚染対策では除去できない物質があるので、「中途半端に税を使って汚染を残すのなら意味がない」という会場からの指摘に対しては。「全てきれいにする」という一点張りの答弁があったそうです。
いっぽうで、この日の会の趣旨としては、単に「既定路線だから」開催したという意味の職員の言葉があったり、一人の管理職が、予算は、今年度の調査分は確保できているが、次年度以降は分からない、と正直なところを語ったりしたそうです。
ただしつい、この発言には裏の意図があるのではと、考えてしまいます。
以上がひとまずの簡単なご報告でした。
なお、今日7/16にはは比留間栄人市場長が港湾委員会に異動し、新市場長には、新銀行東京の執行役である前田至氏が就任します。
2009-06-29
東京都の次期中央卸売市場長は新銀行東京執行役(さらに港湾局絡み)という不可解さ
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10288926120.html
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6.27東京大行進II7.3 都議選告示日の朝の築地四丁目交差点