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(回答先: (中村俊輔に)まだまだゲーム中にピッチの上にソファーを持ち出し座り込むような選手になってほしくない。イビチャ・オシム 投稿者 TORA 日時 2010 年 6 月 20 日 12:18:40)
>日本では空き地などでは草野球は見かけるが草サッカーはほとんど見かけない。主に学校などの部活などであるので社会人になるとサッカーをしなくなってしまう。
普通にやるでしょ。なに言ってるの。
>日本人にはあまりにも単純なスポーツなので馴染みにくいのだろう。野球や相撲などにはさまざまな技や戦術が駆使されるが、サッカーは走り回るだけのスポーツだ。
偏見酷すぎw
むしろ「保守的で」日本人「という響きに根拠の無いこだわりがある阿呆」には理解できない奥の深さがあるのです。相撲なんかは、ルールだけを見れば驚くほど単純なものですがね。
リアルタイムで攻守双方が早いテンポで動きまわるし、ボールはコントロールが難しいから、戦術が必要になる。騎馬民族が強いのはそのためです。日本は温厚な農耕民族で、戦いといえば、基本は一対一。適切な訓練がなければチームプレーが苦手で、戦術ではなく精神論を振り回し、個人プレーが目立つことはサッカーに限らず昔からよく指摘されていたことです。証拠に、団体競技ではなかなか勝てないんです。日本が強いのは、水泳、スピードスケート、新体操、マラソン、、、、全部個人競技。最近になってようやくモダンな指導が定着して、団体競技でも強くなってきた。
おなじことは、メーカーにも当て嵌まります。町工場みたいな「個人競技」ではやたら強いんです、日本は。個人プレーの積み重ねでやっていけるニッチな市場でも強い。でも、プロジェクトとなると途端に弱くなる。コストでも企画力でも品質でも海外に劣る。みんなやっていることがバラバラで、実質的に仕事をしていないやつらばかりの「ゲーム中にピッチの上にソファーを持ち出し座り込むような」輩が増えてしまう。
これは、その個人が悪いのではなく、プロジェクトの進め方を知らないからなんです。素人向けに言えば、戦術を知らない(ちなみに私は、戦術至上主義ではありませんが)。
たとえば、日本の品質工学では、自主性ややる気(モチベーション)を強調する。一方、欧米では、ツールやシステマティックな手続きを重んじます。結果として、世界のあちこちでバカでも品質面での改善ができるようになっているのに、品質工学の大家を生み出した日本は30年前からほとんど進歩していない。不況になって金も時間も無くなり、モチベーションもさがるとすぐにがたがたになります。
「コンプレックスを持ちすぎている。心配なのは、それが決定的な場面で出てきてしまうことだ」という言葉はそのままメーカーにも当て嵌まります。
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